あすは中京競馬場で秋華賞トライアルのローズステークスが行われます。今年の3歳牝馬路線はスターズオンアースが2冠を制し、骨折のため三冠が懸かる秋華賞にぶっつけで参戦。紫苑Sではオークス2着スタニングローズが秋初戦を好発進。サークルオブライフの故障はとてもとても残念ですが...、ローズSも秋のラスト一冠へ向けて楽しみが広がるレースを期待したいものです。

このローズステークス、通常の開催であれば阪神芝1800mで行われます。かつては牝馬三冠の最終戦が11月のエリザベス女王杯で、そのトライアルとして10月の京都で行われていました。その頃の成績を調べると「京都芝外回り2000メートル」とあります。

京都芝2000mの競走は全て内回りで行われますが、設定上は外回り2000mも残っています（参照→京都競馬場コース図）。ただし使用されたのは1993年のローズステークスが最後。1986年以降で調べると、1993年までのローズステークスと、1991年の大阪杯（阪神競馬場の代替）のみで使用されていました。
なぜローズステークスは外回りだったんだろう？ エリザベス女王杯が外回り2400メートルだったからかな。1コーナーまで距離が短く、フルゲートはAコースとBコースは16頭、CコースとDコースは14頭。外回り2000m当時のローズステークスはAコースで行われていましたが（1993年のみBコース）、15頭以上出走したケースはないようです。

1985年以前に、京都芝外回り2000mで行われた重賞を調べてみました。
ローズステークスは創設された1983年から、上記1993年まで外回り。京都新聞杯は1966年から1983年まで2000mで行われていて、成績表上では1972年以降のレースで「外回り」の表記があります（阪神と中京で代替された年を除く）。当時の競馬年鑑で京都競馬場のコース図を確認すると、昭和46（1971）年に芝外回り2000mの表示が初めて登場します。ですからそれ以前には内回りしか設定がなかったということになりますね。

1972年以降の重賞の成績表をみていくと、かつて芝2000mだった京都金杯に外回り表記はなし。大阪杯は、京都で代替された2回のうち上記1991年は芝外回り2000mで、1995年は内回り2000m。京都芝2000mで行われた1982年の小倉記念、しばらく2000mで行われていた京阪杯、2000m時代に京都で2回代替された阪神牝馬特別も外回り表記はありませんでした。

...ということで、まとめると。京都芝外回り2000mで行われた重賞は

・ローズステークス　1983年～1993年
・京都新聞杯　1972年～1983年
・大阪杯　1991年

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[ラジオNIKKEI第1]

＜解説＞
林茂徳（競馬ブック）
能勢俊介
小木曽大祐（日刊競馬）

＜パドック解説＞
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14:30頃 「パドック解説者 レース展望」
16:20頃 「あすの重賞展望」

中山実況：小塚歩（1R-6R）小林雅巳（7R-12R）
進行：藤原菜々花、木和田篤
パドック進行：稲葉弥生

[ラジオNIKKEI第2]

＜解説＞
米満浩生（競馬ブック）
永井晴二（競馬評論家）

＜パドック解説＞
吉田順一（馬サブロー）1R-6R
竹村浩行（馬サブロー）7R-12R

＜主なコーナー＞
9:45頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:10頃 「一般レースの狙い」
10:40頃 「メインレース展望」
11:30頃 「藤村和彦の射（シャッ）！！」出演：藤村和彦（競馬文筆家）
11:40頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:05頃 「解説者 今日の狙い目」
13:40頃 「日曜メインレース展望」
16:00頃 「あすのメインレースの見どころ」

中京実況：大関隼（1R-6R）山本直（7R-12R）
進行：山本直也、三浦拓実
パドック進行：岡田麻紗巳

※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります