お知らせ:

中央競馬実況中継

番組へのお便りはこちら

各事業所の営業最新情報
イベント情報はこちらから→ 第2回・第3回新潟競馬 第4回小倉競馬 第2回札幌競馬


先週のブログでご紹介した、札幌→小倉の連闘を敢行して勝利したピースキーパーをご紹介した際にもちょっとだけ触れましたが...、そのひとつまえのレースで、ヤマニンウルスが大差勝ちで新馬戦を勝ちました。

ヤマニンウルスの鞍上はルーキー今村聖奈騎手。今村騎手といえば、CBC賞をテイエムスパーダで逃げ切って勝った際に芝1200mの日本レコードを樹立しました。記憶に新しい、どころか、何年経っても忘れることのない鮮烈さでしたよね。
ということで、今村騎手にとっては2度目のレコード更新。新人騎手が2度もレコード勝ちするなんて珍しいのでは、と思ったのです。


例によって調べてみたところ、1986年以降のサラブレッド系平地のレースで、JRA-VANのデータででレコードタイムが更新されたと記録されているレース(新潟は左回りコース)が1425レース見つかりました。なおこの数字はコース改修時にマークされる基準タイムを作ったり上回ったりしたものも含まれますのでご承知おきください。1425レースのうち、騎手で最多は武豊騎手、馬で最多はビワハヤヒデでした。
で、JRAの免許取得初年度でレコード更新というレースは45レースありました。ただこれには、地方や海外から中央に移籍した騎手が含まれます。これらを除外すると32レースです。


なんと、ルーキーイヤーにレコードタイムを3度マークした騎手がいました! 国分恭介騎手です。
2009年にデビューし、23勝を挙げた国分恭介騎手。9月19日の新潟2R2歳未勝利で、ヒットメーカーに騎乗して7馬身差の圧勝。芝1800mの2歳レコードを塗り替えました。11月7日の京都7Rではエーシンホワイティで2歳500万下を勝ち、芝1200mで2歳レコード更新。翌8日の京都3Rではアグネスワルツで芝内回り1600mの2歳レコードを更新して勝利しました。
ほかに複数回レコード勝ちは武英智騎手(現調教師)で、マイスッピンガールで小倉芝1000mの2歳レコードと、小倉ダート1000mの古馬のレコードを更新しました。ということで、今村騎手と含めて、ルーキーイヤーに複数回レコード勝利をマークしたのは3人ということになります。


レコード記録レースの記録をあれこれ調べました。女性騎手でレコード勝利はこれまで4回。今村騎手のほかはリサ・クロップ騎手と増沢由貴子騎手(基準タイムマーク)が1回ずつです。
1着同着でレコードタイム更新というレースがひとつだけありました。2003年7月19日に行われた日向特別、インターコウキとエリモアスリートが1着同着。ダート1700メートル、1分43秒8でレコード更新。この後しばらくは、小倉ダート1700mの「レコードタイム」の欄は細かい字で2頭が併記されていたんでしょうね。
若手騎手戦でのレコード更新も1回だけ、2005年10月8日の東京8Rでマイティスプリングがダート1300mのレコードを更新。大庭和弥騎手が騎乗していました。


誕生日当日のレコード(基準タイム)更新というのが2例、ひとりは武豊騎手。1992年3月15日、23歳の誕生日に中京競馬場で代替された阪神大賞典をメジロマックイーンで勝ちました。これがコース改修後最初の阪神芝3000メートルということで、勝ちタイムの3分13秒5は基準タイムでした。
もうひとりは内田博幸騎手。2009年7月26日、39歳の誕生日当日に新潟で麒麟山特別をトランセンドで勝利し、ダート1800mのレコードタイム更新。誕生日勝利だけでも難しいのにレコードでとなるとこれはレアケースですね。ちなみに、1986年以降の障害レースで最もレコード勝ちが多い騎手は熊沢重文騎手でした。さすが障害最多勝。


では、8月 28日(日) の出演予定です。
【PCやスマホで楽しめます。 radiko.jp へ!】
「夏の2歳単勝」 9月4日(日)までの全ての2歳戦は、単勝の払戻金が5パーセントアップ!


[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
松本智志(競馬ブック)
能勢俊介
小木曽大祐(日刊競馬)


<パドック解説>
山口瞬(日刊競馬)1R-4R
永楽裕樹(研究ニュース)5R-8R
住川陸(勝馬)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:40頃 「メインレース展望」
11:55頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:10頃 「札幌競馬コーナー(1)」出演:唐島有輝(競馬ブック)
13:30頃 「日曜メインレース展望」
13:55頃 「札幌競馬コーナー(2)」出演:内海裕介(サンケイスポーツ)
14:30頃 「パドック解説者 レース展望」
16:25頃 「来週の重賞展望」


新潟実況:小林雅巳(1R-6R)山本直也(7R-12R)
進行:藤原菜々花、木和田篤、佐藤泉
パドック進行:小島友実
札幌実況:三浦拓実(1R-6R)米田元気(7R-12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
寺下厚司(スポーツニッポン)
森本昭夫(競馬評論家)


<パドック解説>
浜口和也(馬サブロー)1R-6R
吉田順一(馬サブロー)7R-12R


<主なコーナー>
9:45頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:15頃 「一般レースの狙い」
10:45頃 「メインレース展望」
11:35頃 「藤村和彦の射(シャッ)!!」出演:藤村和彦(競馬文筆家)
11:45頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:10頃 「札幌競馬コーナー」(ラジオNIKKEI第1と同時放送)
13:05頃 「解説者 今日の狙い目」
13:35頃 「日曜メインレース展望」
16:00頃 「来週のメインレースの見どころ」


小倉実況:山本直(1R-6R)檜川彰人(7R-12R)
進行:中野雷太、岡田麻紗巳
パドック進行:加藤弘晃


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

お知らせ

お知らせ一覧