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夏競馬も残り2週。夏最大のイベントである札幌記念が終わると、どこか気が抜ける感じになっちゃいがちですが。今年はそうはいきません。
ワールドオールスタージョッキーズが、3年ぶりに帰ってきます!


いまだコロナ禍続くとはいえ、海を超えての人の往来はここ2年よりはハードルが下がっています。コロナ禍当初は、ダミアン・レーン騎手が来日後に自主隔離してから騎乗した、なんてこともありましたよね。JRAの海外渡航騎手も、帰国後の隔離が必要でした。国のルールがそうだったから仕方ないんですけどね。
坂井瑠星騎手がこの夏に、ヨーロッパと日本を行き来しながら休みなく騎乗する姿を見て、ああルールが戻ったのだな、通常に近づいたのだなと実感します。そして今回、海外からの招待騎手も、迎えることができました。しかも顔触れはフレッシュです。


テオ・バシュロ騎手(フランス)は、去年フランスで162勝をマークしリーディング3位に躍進。今年もここまで86勝でリーディング5位につけています。4位以上はスミヨン、ギュイヨン、バルザローナ、C.デムーロですから、錚々たる顔触れに食い込んでいます。


デヴィッド・イーガン騎手(イギリス)は、ご存知ミシュリフの主戦騎手。サウジカップでの勝利、そして続くドバイシーマクラシックでクロノジェネシス、ラヴズオンリーユーを下した手綱捌きは見事でした。


ジェームズ・グラハム騎手(アメリカ)は1979年生まれということはアタシと同い年! 親近感。1999年デビューで、エクイベースによると通算勝利は2900あまり。年間勝利数キャリアハイは2014年の238勝。
で、主な騎乗馬の欄にHot Cha Chaとある。ん、どこかできいたことあるな。カクタスリッジ産駒ということは、エタリオウの母だ! グラハム騎手はホットチャチャに騎乗して、2009年のクイーンエリザベス2世チャレンジカップS(キーンランド芝9F)を勝っています。


コラリー・パコー騎手(フランス)は2019年に、ミカエル・ミシェル騎手が持つフランス女性騎手年間勝利数記録(当時)にあと1と迫る71勝をマークし、仏リーディング13位にランクインしました。
ちなみに海外の女性騎手がJRAで短期免許を取得する際の要件は、フランスの場合「過去2シーズンのうちいずれかで女性リーディング1位、かつリーディング50位以内」なので、去年や一昨年であれば短期免許を取得できる要件をクリアしていたことになります(近2年の仏女性騎手トップはマリー・ヴェロン騎手)。


以上4人が初来日。また、現在短期免許で騎乗しているチャクイウ・ホー騎手(香港)はシリーズ初参加。もう一人はおなじみクレイグ・ウィリアムズ騎手(オーストラリア)で、ワールドスーパージョッキーズシリーズ時代を含め10度目の参加です。2007年に優勝しているので、今回優勝すれば最多タイの2回目の優勝となります。
ちなみに、海外招待騎手の最多出場はマイケル・キネーン騎手で13回。確かに90年代は毎年暮れに来日して、エキストラで阪神3歳牝馬Sにも騎乗して活躍しているイメージがあります(ヤマカツスズランで勝利、エアグルーヴで2着)。ウィリアムズ騎手は今回10回目で、9回で並んでいたランス・オサリバン騎手を抜いて海外招待騎手としては出場数単独2位になります。


日本人騎手は、もちろん武豊騎手が最多出場。なんと今回で26回目! 2位のキネーン騎手とダブルスコア。3位の岩田康誠騎手(11回)、4位の藤田伸二騎手(10回)、福永祐一騎手(今回10回目)との差がすごい。ほか、今回出場のJRA所属騎手では横山武史騎手と松山弘平騎手が初出場。ルメール騎手は7回目、川田将雅騎手は5回目。そして現役最年長、黄綬褒章受賞の柴田善臣騎手は10年ぶり9回目の出場です。
そして地方所属騎手は今回、愛知の岡部誠騎手が初出場。これまで地方騎手の優勝は4回ありますが、2005年の岩田康誠騎手(兵庫)を最後に優勝からは遠ざかっています。騎乗馬のラインナップからは、17年ぶりの地方騎手優勝も十分可能性アリ、です。


1987年に始まったワールドスーパージョッキーズシリーズ。2020年と2021年は開催されなかったのでこれまで33回行われてきました。最多勝は、これまたもちろん武豊騎手で9勝。外国招待騎手の最多勝はダグラス・ホワイト騎手の5勝。地方騎手は石崎隆之、川原正一、鮫島克也、吉原寛人の各騎手の2勝が最多です。
女性騎手は1990年、ジュリー・クローン騎手が初参戦(JRA通算2勝もWSJSでは未勝利)。WASJになってからは女性騎手が必ず招待されています。第一人者ヘイリー・ターナー騎手がウインフェニックスで勝ったレースはよく覚えているし(←実況してた)、ミシェル騎手がスワーヴアラミスで勝って、引き揚げ際に両手でハートマークを作ったシーンは、満面の笑顔とともに目に焼き付いています(←映像越しですが)。パコー騎手はシリーズ女性騎手3勝目なるでしょうか。


はー、早口でまくし立てるみたいに文章打ってたら息切れしてきた。喋ってないのに。
WASJを楽しみにしている気持ち、伝わりましたでしょうか!? タイトなレースでギッチギチの激しく見応えのある追い比べが楽しみであるのはもちろん、馬券的な妙味もあるのが騎手招待シリーズですからね~。ホントいえば実況したかったですけど。3年ぶりの開催、外から楽しませてもらいます!


では、8月 27日(土) の出演予定です。
【PCやスマホで楽しめます。 radiko.jp へ!】
「夏の2歳単勝」 9月4日(日)までの全ての2歳戦は、単勝の払戻金が5パーセントアップ!


[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
松本智志(競馬ブック)
能勢俊介
沢田美紀(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
林茂徳(競馬ブック)5R-8R
田村明宏(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:00頃 「週間ニューストピックス」
10:30頃 「レース展望」
11:45頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:00頃 「札幌競馬コーナー(1)」出演:丹羽崇彰(競馬ブック)
12:50頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:20頃 「土曜メインレース展望」
13:50頃 「札幌競馬コーナー(2)」出演:内海裕介(サンケイスポーツ)
14:30頃 「今週の注目数字」
15:40頃、15:55頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」


新潟実況:山本直也(1R-6R)佐藤泉(7R-12R)
進行:小島友実、小林雅巳、藤原菜々花
パドック進行:木和田篤、小島友実
札幌実況:米田元気(1R-6R)三浦拓実(7R-12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
米満浩生(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
松浪大樹(大阪スポーツ)1R-6R
船津裕司(研究ニュース)7R-12R


<主なコーナー>
9:45頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:35頃 「土曜メインレース展望」
11:05頃 「週の中間の話題から」
11:25頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「札幌競馬コーナー」(ラジオNIKKEI第1と同時放送)
12:25頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:30頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
12:55頃 「解説者 今日の狙い目」
14:05頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:00頃 「明日のメインレースの見どころ」


小倉実況:檜川彰人(1R-6R)中野雷太(7R-12R)
進行:山本直、加藤弘晃
パドック進行:岡田麻紗巳


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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