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タイキシャトルが亡くなりました。
動物に「亡」の字は使わないとされていますが、やはり思い入れがある馬には使ってしまいます。


タイキシャトルで思い出されるのはジャックルマロワ賞と、引退レースのスプリンターズSですね。
1998年のジャックルマロワ賞、日本最強マイラーが海を渡り海外G1挑戦、でしたが空気感としては「きっと勝つでしょ」だったと記憶しています。日本調教馬初の海外G1制覇はタイキシャトルだ! という期待を背負って。実際には1週間前にシーキングザパールがモーリスドゲスト賞を制して海外G1制覇を果たすのですが。
思えば、最近でこそたまにある"勝って当然という雰囲気の海外G1"はこれが初めてだったような気がします。そしてその期待感や雰囲気の通り、あっさり勝ってしまうのです。何しろ、物見をしてしばらく横向きながら走っていたというんですから。


その映像はどこで見たんだろう? 当時大学一年生。当然生中継を観る術はなく、ラジオたんぱの中継を聴いていた記憶もない(エルコンドルパサーのレースは聴いていたけど、シーキングザパールとタイキシャトルは聴いた記憶がない)。翌週のスーパー競馬で見たんだろうか。とにかく、外ラチ沿いを首を横に向けながら走るタイキシャトルの姿を鮮明に覚えてるんです。
先日行われた今年のジャックルマロワ賞、スタートしてすぐに外ラチ沿いにつけたバスラットレオンの姿が、24年前のタイキシャトルと重なりました。後輩の挑戦を見届けてから旅立った、というところでしょうか。


タイキシャトルの引退レース当日は中山競馬場にいました。ファンとしてではなく、馬場内子供向けアトラクションのスタッフとして。
バイト中はレースを見られないことになっていて、実際レースは見ていなかったんですが、場内のえもいわれぬどよめきで結果を察したような記憶があります。世界のトップマイラーの引退レース、しかも史上始めて、レース直後に引退式が行われる予定になっていました。タイキシャトルが負けるはずはないと誰もが思っていたのです。


タイキシャトルの同期の日本ダービー馬はサニーブライアン。先日、週刊競馬ブック「おもひでの名勝負」で書かせていただいた1997年クラシック組です。競馬ファンになりたての頃、初めてデビュー当初から追いかけた世代。思い入れの深い世代であります。

そしてタイキシャトルといえばこの実況です。広瀬伸一アナの「これが世界の脚だ!」。
広瀬アナの実況は冷静沈着、正確無比、質実剛健。そんななかで珍しく"飾る言葉"が飛び出したのがこのレース。タイキシャトルの圧巻の走りが、広瀬アナをしてこう言わしめたのだと思っています。


あすの各場メインレースは「タイキシャトル追悼競走」として行われます。小倉は芝1200mの別府S、ここにタイキシャトル産駒オルダージュが出走。またタイキシャトルの血を引く馬たちは、メイショウボーラー産駒があす3場で6頭出走、母の父タイキシャトルという馬が3場で7頭出走します。
また日曜は北九州記念にテイエムスパーダ(父レッドスパーダ)が出走。既に史上初の芝1200m1分05秒台という日本レコード樹立で、タイキシャトルの血が歴史に残った感もありますが、まだまだこれから。父系を伸ばし広げるためにもさらなる活躍に期待です。


では、8月 20日(土) の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
松本智志(競馬ブック)
能勢俊介
久保木正則(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
吉岡哲哉(競馬ブック)5R-8R
松永篤(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「週間ニューストピックス」
10:00頃 「パドック解説者 レース展望」
10:35頃 「レース展望」
11:55頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:15頃 「札幌競馬コーナー(1)」出演:丹羽崇彰(競馬ブック)
12:55頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:25頃 「土曜メインレース展望」
13:55頃 「札幌競馬コーナー(2)」出演:小林正明(デイリースポーツ)
14:25頃 「今週の注目数字」
15:40頃、15:55頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」


新潟実況:米田元気(1R-6R)中野雷太(7R-12R)
進行:石原李夏、佐藤泉、藤原菜々花
パドック進行:藤原菜々花、石原李夏
札幌実況:大関隼(1R-6R)三浦拓実(7R-12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
坂井直樹(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
西谷哲生(大阪スポーツ)1R-6R
船津裕司(研究ニュース)7R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 狙いのレース」
9:55頃 「一般レースの狙い」
10:25頃 「土曜メインレース展望」
11:25頃 「週の中間の話題から」
11:45頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:15頃 「札幌競馬コーナー」(ラジオNIKKEI第1と同時放送)
12:50頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:10頃 「明日のメインレースの見どころ」


小倉実況:山本直(1R-6R)檜川彰人(7R-12R)
進行:山本直也、髙田洋子
パドック進行:木和田篤


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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