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まずはこちらから。端的にいいますと、自慢です。どやあ。

ラジオNIKKEI賞、当てましたよ。◎ショウナンマグマが8番人気2着。勝ったフェーングロッテンも3着サトノヘリオスも△を打っていて、紙面上で推奨した3連複が当たりました。いやー、ラジオNIKKEI賞で馬券当たるなんていつ以来だろう? 少なくともハンデ戦になってから当たった記憶はない。いい仕事ができて嬉しいです。
この記事に映っている紙面では、アタシの予想は裏1面でした。先週函館出張だった小林アナによると、函館では1面だったとか! わあ、その紙面残ってたら欲しい。スポーツ紙の1面に自分の写真が載るなんて、後にも先にもないでしょ。


さて、先週の中央競馬。CBC賞で飛び出した快挙に、ラジオNIKKEI賞は霞んじゃったかもしれませんね。
テイエムスパーダが逃げ切り勝利。勝ちタイム1分05秒8は、去年のファストフォースの1分06秒0を上回る日本レコード。騎乗した今村聖奈騎手は重賞初騎乗初制覇。もう、恐れ入りましたとしか言葉が出てきませんでした。
重賞初騎乗初勝利は、グレード制導入後では菊沢隆仁、武幸四郎、池添謙一、宮崎北斗の各騎手に続く5人目。新人騎手の重賞勝ちは2008年の三浦皇成騎手以来で14年ぶり。女性騎手によるJRA重賞の勝利はロシェル・ロケット騎手と藤田菜七子騎手に続く3人目、平地芝の重賞は女性騎手初。


そして、負担重量48キロでの重賞勝利は史上3度目だったそう。01年カブトヤマ記念タフネススター、08年マーメイドSトーホウシャイン。ああ、あの雨でドボドボの馬場を抜け出したトーホウシャイン以来だったのか。なお重賞に限らず、JRAでの48キロ馬の勝利がこのとき以来だったそうです。
今村騎手は当初、自厩舎シホノレジーナでCBC賞に臨む予定でした。しかしテイエムスパーダのハンデが48キロに設定され、騎乗予定だった国分恭介騎手が騎乗できず、今村騎手に白羽の矢が立ったという経緯があります(シホノレジーナはハンデ49キロ、同じルーキー角田大河騎手が騎乗)。48キロで騎乗できる騎手がそもそも少ないですからね。


近年の「斤量48キロ馬」の成績を調べてみました。
去年(2021年)、48キロで出走した馬は9頭。騎乗したのは永島まなみ騎手、竹之下智昭騎手(2回)、小沢大仁騎手(2回)、川又賢治騎手(2回)、酒井学騎手、横山琉人騎手。
48キロといえば! というイメージもあるほど、軽い斤量でも騎乗できるのが酒井学騎手ですが負傷で休養中、川又賢治騎手も同様に怪我でお休み中。小沢大仁騎手はCBC賞でメイショウケイメイに騎乗。そもそも、当該週に「48キロ乗れる?」「乗れます!」ってなる騎手がどれだけいるのかって話ですよね。48キロで乗れはしても、時間をかけて減量しなければいけないって騎手もいるだろうし。


1986年以降、斤量48キロ以下で騎乗した経験がある騎手は131人。"以下"としたのは、藤田菜七子騎手が一度だけ47キロで騎乗したことがあるから。先週函館競馬場でデビューした白毛馬アオラキのお母さん、カスタディーヴァは南半球生まれだったので、諸々のアローワンスを重ねると47キロになったという。今はルールが変わり、オープン以外は最低49キロ、オープンクラスは48キロが最低負担重量となっています。
うち現役ではルーキーから大ベテランまで54人が48キロ以下で騎乗経験があります。では、48キロでの騎乗が最も多い騎手は誰でしょう?


チッチッチッ


正解は石神深一騎手。オジュウチョウサンとのコンビでおなじみですね。48キロでの騎乗数18回は、引退騎手も含めて1986年以降では最多です。ただ、着順的には4着が最高(13年ターコイズSマイネイディール、18年ルミエールADアーヒラ)。
現役2位は酒井学騎手で14回、前述タフネススターでカブトヤマ記念を勝ったのはこの人。去年のケフェウスSでは48キロのマリアエレーナで1番人気3着でした。ちなみに1986年以降、48キロ馬が1番人気に推されたのはこのときだけ。以下、竹之下智昭騎手(10回)伊藤工真騎手(5回)川又賢治騎手、藤田菜七子騎手、嶋田純次騎手(各4回)と続きます。
ハンデ戦以外にもかつてはアラブの平場オープンで、近年は南半球産馬への騎乗や古馬混合直後の3歳馬への騎乗で、▲(3キロ減)の騎手が48キロで騎乗したケースがあります。珍しいところでは、田中健騎手が△(2キロ減)で48キロで騎乗したケース。騎乗馬プリティゴールドは南半球生まれの牝馬でした。

 このあとハンデ48キロの出走馬が出現するとすれば、丹頂Sかルミエールオータムダッシュか。ルミエールADは秋の新潟だから今村騎手参戦の可能性もあるだろうし、ほかにも48キロで乗れる若手がいる可能性も大いにある。ちなみに、1986年以降で48キロ馬の勝利は8回ありますが、この斤量で2回以上勝利した騎手はいません。今村騎手が48キロで2勝目を挙げることが今後あれば、さらなる(?)大記録達成となりますね。


では、7月 9日(土) の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
能勢俊介
久保木正則(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
唐島有輝(競馬ブック)5R-8R
田村明宏(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「週間ニューストピックス」
10:00頃 「パドック解説者 レース展望」
10:35頃 「レース展望」
11:55頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:15頃 「函館競馬コーナー(1)」出演:丹羽崇彰(競馬ブック)
12:55頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:25頃 「土曜メインレース展望」
13:55頃 「函館競馬コーナー(2)」出演:刀根善郎(デイリースポーツ)
14:25頃 「今週の注目数字」
15:40頃、15:55頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」


福島実況:山本直也(1R-6R)小林雅巳(7R-12R)
進行:稲葉弥生、藤原菜々花、小塚歩
パドック進行:木和田篤、稲葉弥生
函館実況:米田元気(1R-6R)佐藤泉(7R-12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
坂井直樹(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
石川吉行(大阪スポーツ)1R-6R
小宮邦裕(研究ニュース)7R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 狙いのレース」
9:50頃 「一般レースの狙い」
10:25頃 「土曜メインレース展望」
11:25頃 「週の中間の話題から」
11:45頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:15頃 「函館競馬コーナー」(ラジオNIKKEI第1と同時放送)
12:50頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:10頃 「明日のメインレースの見どころ」


小倉実況:三浦拓実(1R-6R)山本直(7R-12R)
進行:檜川彰人、岡田麻紗巳
パドック進行:加藤弘晃


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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