お知らせ:

中央競馬実況中継

番組へのお便りはこちら

各事業所の営業最新情報
イベント情報はこちらから→ 第2回福島競馬 第3回小倉競馬 第1回函館競馬


先週土曜、東京ジャンプステークスを実況しました。

そうなんです。2008年6月の東京ハイジャンプ以来。当時の東京のジャンプ重賞は春にハイジャンプ、秋にオータムジャンプが行われていました。2009年から東京ハイジャンプが秋に移り、東京オータムジャンプは東京ジャンプステークスと名を変えて春に。開催時期はまるっとひっくり返った形ですね


実はその2008年東京ハイジャンプ、小塚が初めて実況した重賞レースなんです。菊地昇吾騎手のテイエムエースが勝ったんですよ。先週はそれ以来の「東京の障害重賞実況」だったという。
いまレーシングビュアーで見直したら、テイエムトッパズレが逃げたことしか思い出せなかった。コウエイトライとかキングジョイとか出てたのか! 当時はかなり緊張して喋ったはずですが、14年も経つとね...。でもテイエムエースが強い競馬で圧勝したのはよーく覚えてます。
このときは、6月の勤務表が配布されて、自分の実況予定を番組表と照らし合わせたら「あれ、重賞の日に担当がついてる」となってびっくりした記憶があります。初めて担当してもらうから、とかそういう通達(言葉での)はなかったような気がする。なので、ひとりでワクワクしてひとりで緊張してた。


今はあまりジャンプ重賞を担当する機会がありませんのでね、久しぶりということもあって先週は楽しかったです。上野翔騎手がデビュー19年目で初めて重賞を勝ったというのもおめでたい。この実況は記憶に深く刻まれそうです。そういえば菊地昇吾騎手もテイエムエースの東京ハイジャンプがJRA重賞初制覇でした。「小塚の東京障害重賞実況=騎手の初重賞」の図式? 次回があれば証明されるかな。


さて、タイトルの国内初というのは。

競走馬のゼッケンにセンサーを仕込んで、GPSを利用して走行位置をモニター表示するというもの。アメリカではかなり一般的になってます。今年ケンタッキーダービーの資料作りのためにいくつかレース映像を観ましたけど、ある程度の規模の競馬場ならほとんど導入されていたんじゃないかな。
これが日本でも導入されるという。海外で使われている既存のシステムの導入ではなく、新しくシステムを構築するようですね。


東西トレセンのウッドチップ自動計測が始まり、次は競馬場かなーと個人的に思っていたところ。上記施策は「レース中の各場の走行位置関係をグラフィック表示」するものですが、ゆくゆくはハロンタイムのより正確な計測ってのも視野に入ってきます。
ハロンタイムの自動計測は諸外国では一般的、全出走馬の1ハロンごとや2ハロンごとのタイムが計測されます。例えば、先日シャフリヤールが出走したプリンスオブウェールズステークスのセクショナルタイムがこちらで公開されています。これをみると、ロードノースがスタートのアクシデントを挽回するため、スタート後2ハロン目から6ハロン目まで出走馬で一番速く走っていたことがわかります。
実はこの自動計測、システムによって精度はまちまちのよう。以前ドバイワールドカップを実況していて、逃げたサンダースノーの前半1000メートルの通過が1分3秒と場内モニターに映りました。思わずその数字を実況中に言ったんですけど、いやそんなはずはないよなあ。そんなペースになるはずないし、スローには見えなかったし。このタイムは確かあとで修正されたはずです。


日本独自のシステムなら精度は確かでしょうね。個人的にはこのシステム導入に大賛成。早く入れてほしい。道中の通過タイム表示は以前よりも多くなりましたが、基幹距離である2000メートル戦で前半1000メートルのタイムが表示されないケースが多かったりしますのでね。あと千直の1ハロンごとのタイムが自動的に画面の端に表示されたら、観ていてさらに楽しめるかも。全面導入はかなり先だと思いますけど、想像は膨らむ。楽しみにしています。


では、7月 2日(土) の出演予定です。
【PCやスマホで楽しめます。 radiko.jp へ!】
「夏の2歳単勝」 9月4日(日)までの全ての2歳戦は、単勝の払戻金が5パーセントアップ!


[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
吉岡哲哉(競馬ブック)
能勢俊介
沢田美紀(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
唐島有輝(競馬ブック)5R-8R
林茂徳(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「週間ニューストピックス」
10:00頃 「パドック解説者 レース展望」
10:35頃 「レース展望」
11:55頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:15頃 「函館競馬コーナー(1)」出演:丹羽崇彰(競馬ブック)
12:55頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:25頃 「土曜メインレース展望」
13:55頃 「函館競馬コーナー(2)」出演:松田直樹(日刊スポーツ)
14:25頃 「今週の注目数字」
15:40頃、15:55頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:25頃 「あすの重賞展望」


福島実況:米田元気(1R-6R)中野雷太(7R-12R)
進行:小島友実、佐藤泉、小塚歩、大関隼
パドック進行:中野雷太、小島友実
函館実況:小林雅巳(1R-6R)山本直也(7R-12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
米満浩生(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
西谷哲生(大阪スポーツ)1R-6R
小宮邦裕(研究ニュース)7R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 狙いのレース」
9:40頃 「第3回小倉競馬 馬場情報」(インタビュー)
9:50頃 「一般レースの狙い」
10:25頃 「土曜メインレース展望」
11:25頃 「週の中間の話題から」
11:45頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:15頃 「函館競馬コーナー」(ラジオNIKKEI第1と同時放送)
12:50頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:10頃 「明日のメインレースの見どころ」


小倉実況:山本直(1R-6R)檜川彰人(7R-12R)
進行:三浦拓実、加藤弘晃
パドック進行:岡田麻紗巳


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

お知らせ

お知らせ一覧