お知らせ:

中央競馬実況中継

番組へのお便りはこちら

各事業所の営業最新情報
イベント情報はこちらから→ 第3回東京競馬 第3回・第4回中京競馬


みなさま日本ダービーお疲れ様でした。
今年は6万人余りの来場者を数え、ファンの皆さんの熱気を感じたのはもちろん。久しぶりにダービー週の追い切り取材で美浦トレセンに行きましてね。各陣営のダービーへ向けての究極仕上げと想いを耳にして、ああやっぱり日本ダービーって違うんだなと改めて感じた次第。そんな、取材で感じた"熱"も身に纏って仕事できたかなと今では思ってます。
レース後に皐月賞馬ジオグリフ、そしてマテンロウレオの骨折が判明。イクイノックスも腱にダメージが見られたとのこと。当日の馬場うんぬんではなく、それだけ各馬が死力を尽くしたということではないかと。特にイクイノックスは、木村哲也調教師が言う「成長待ち」という段階でこれだけ走ったわけですから、能力と裏返しのダメージなのかなとも思いますし。各馬しっかりと傷を癒やして、次にまた元気な姿を見せてもらいたいと思います。


さてあすからは来年のクラシックへ向けた戦いがスタート。ここから1年かけてクラシックホースを見つける長い旅が始まるわけですが、始まっちゃえばホント早い。
現3歳が初年度だった新種牡馬は、ドレフォンがジオグリフを出し、キタサンブラックがイクイノックスを出しました。ダービー出走馬でいうとドレフォンはもう1頭デシエルトが出走、アメリカンペイトリオットがビーアストニッシド、シルバーステートがセイウンハーデス。初年度から三冠牝馬を出したエピファネイアや、複数の重賞勝ち馬を出したキズナとまではいかずとも、かなりの好成績だったように思います。


さあ、今年の2歳新種牡馬はどうか。血統登録された産駒の多い順にご紹介しますと...
香港ヴァーズで初G1制覇を果たし、宝塚記念も勝った中距離の活躍馬サトノクラウン(123頭)
自身も全妹ラヴズオンリーユーも海外G1を制し、世界的名血となったリアルスティール(110頭)
ドバイゴールデンシャヒーンを連覇した短距離ダートの追い込み馬マインドユアビスケッツ(103頭)


初年度100頭超えは以上3頭のみ。現3歳の新種牡馬の登録産駒数トップはコパノリッキーの138頭、ドレフォン(127頭)、ザファクター(117頭)ですから、今年は頭数控えめですね。活躍馬を多数出す種牡馬が増え、新種牡馬は様子見というところなのでしょうか。
上記3頭に続くのはベストウォーリア(93頭)、サトノダイヤモンド(91頭)、デクラレーションオブウォー(88頭)、ビーチパトロール(87頭)、レッドファルクス(80頭)。このあとはタリスマニックシャンハイボビーと続くので、やはり一時に比べると輸入種牡馬の産駒が多くなった印象。今年は久しぶりに輸入種牡馬からクラシックホースが出ましたし、流れもあるのかな。


ちなみに一足早く地方競馬では2歳戦が始まっていて、浦和ではイタリアダービー馬マクマホンの産駒サムタイムアゴーが2戦2勝。有馬記念を勝ったゴールドアクターはホッカイドウ競馬で2頭が勝ち上がり、南関東でも2着2回と好発進です。ほかサトノクラウン、リアルスティール、マインドユアビスケッツ、タリスマニック、そしてプレティオラスの産駒が勝ち上がっています。
プレティオラスは2012年の東京ダービー馬。祖母オルレアンが交流重賞で2着3回、遡ればアローエクスプレスの母ソーダストリームに辿り着くという、これぞサンシャイン牧場というべき血統。こういう血統でしっかり勝ち上がらせるのだから、さすがと唸らされます。


今週は東京と中京で新馬戦が。土曜は中京5Rにサトノダイヤモンド産駒とレッドファルクス産駒が出走予定。東京5Rにはサトノダイヤモンド、ビーチパトロール、マクマホン、ヤマカツエース、リアルスティールと5頭の2歳新種牡馬の産駒がデビューします。
日曜は中京5Rにマインドユアビスケッツ産駒とミッキーロケット産駒。東京5Rにリアルスティール産駒。東京6Rにサトノクラウン、デクラレーションオブウォー、リアルスティールの産駒がそれぞれデビュー予定です。


去年の"新馬戦開幕週"に産駒がデビューした2歳新種牡馬は、アメリカンペイトリオット、イスラボニータ、ザファクター、シルバーステート、ドレフォン、ロゴタイプ。今年はいきなり10頭の2歳新種牡馬が産駒デビューとなるんですね。調べてないけど珍しいんじゃないかな。
毎年のことですが後のGI馬が多数、6月開催でデビューしています。現3歳のGI馬もジオグリフやダノンスコーピオンが6月にデビュー勝ち。特に今年の日本ダービーは重賞ウイナーでも抽選対象となるなど、早めに賞金加算することが今後さらに大事になってくるかもしれません。来年のオークス馬、ダービー馬探しは、もう今週から始まっているのです!!


では、6月 4日(土) の出演予定です。
【PCやスマホで楽しめます。 radiko.jp へ!】
「夏の2歳単勝」 9月4日(日)までの全ての2歳戦は、単勝の払戻金が5パーセントアップ!


[ラジオNIKKEI第1]


<ゲスト>
東幹久(俳優)


<解説>
安中貴史(競馬ブック)
能勢俊介
飯田正美(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R-4R
唐島有輝(競馬ブック)5R-8R
松本智志(競馬ブック)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:00頃ほか随時 東幹久さんが日本ダービーほか、上半期の印象深いシーンを語る!
10:35頃 「レース展望」
11:50頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:50頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:20頃 「土曜メインレース展望」
13:50頃 「今週の注目数字」
14:30頃、15:55頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:30頃 「あすの重賞展望」


東京実況:中野雷太(1R-6R)三浦拓実(7R-12R)
進行:小島友実、木和田篤、米田元気
パドック進行:藤原菜々花、小島友実


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
米満浩生(競馬ブック)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
松浪大樹(大阪スポーツ)1R-6R
小宮邦裕(研究ニュース)7R-12R


<主なコーナー>
9:40頃 「第4回中京競馬 馬場情報」
9:45頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:15頃 「土曜メインレース展望」
11:15頃 「週の中間の話題から」
11:35頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:35頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:05頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:05頃 「明日のメインレースの見どころ」


中京実況:山本直也(1R-6R)山本直(7R-12R)
進行:大関隼、佐藤泉
パドック進行:髙田洋子


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

お知らせ

お知らせ一覧