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きょう行われた阪神牝馬ステークスはメイショウミモザが大金星。良血牝馬が多数出走するレースですが、この馬も母メイショウベルーガ、兄メイショウテンゲンが重賞ウイナーという良血。重賞のステージで花開きました。おめでとうございます！
そんななか、注目を集める1頭だったアカイトリノムスメは競走除外に。JRAの発表では右後肢跛行を発症したとのことでした。映像で見てましたが、右後ろ脚をかなり痛そうにしていました。大事に至らないことを願うばかりです。御存知のとおり、アカイトリノムスメの母は三冠牝馬アパパネです。4番仔で、初の牝馬。三冠牝馬の血を後世に残すという大事な役目もありますからね。

　あす行われる桜花賞で上位人気を集めるナミュールは、25年前の桜花賞馬の血を代々受け継いだ牝系の生まれです。
母サンブルエミューズ（その父ダイワメジャー）は2013年の桜花賞に出走し6着。6歳下の半妹マルシュロレーヌが去年、BCディスタフを制するという歴史的偉業を成し遂げました。祖母ヴィートマルシェ（同フレンチデピュティ）はダート1000mの未勝利戦を1勝。そして曾祖母キョウエイマーチ（同ダンシングブレーヴ）は1997年の桜花賞馬なのです。

興味深いツイートをご紹介します。サラブレッド血統センター平出さん、ご無沙汰しております。お借りしますm(_ _)m

1997年桜花賞
1着18番キョウエイマーチ
2着16番メジロドーベル(最優秀2歳牝馬)
3着8番ホーネットピアス(社台RH)

2022年桜花賞
18番ナミュール(曽祖母キョウエイマーチ)
16番サークルオブライフ(最優秀2歳牝馬)
8番スターズオンアース(社台RH)#桜花賞　#キョウエイマーチ　#ナミュール

— 平出貴昭 (@tpchiraide) April 7, 2022

ふむ...たしかに今年と共通点多し。キョウエイマーチとナミュールが同じ18番。メジロドーベルは前年暮れの阪神3歳牝馬Sを勝ち、JRA賞最優秀3歳（当時）牝馬を獲得した関東馬。サークルオブライフも同じく関東馬で、阪神JFを勝ち、同賞を獲得していますね。そしてサークルオブライフも16番に入ったと。ホーネットピアスも関東馬で、馬主は有限会社社台レースホース。今年の出走馬で社台RHは1頭、スターズオンアース。関東馬です。ホーネットピアスもスターズオンアースも、馬番は8番です。そして、スターズオンアースは前日最終オッズでは7番人気ですが、このブログを書いている21時12分現在では8番人気なのであります。

ただ、ナミュールとキョウエイマーチの桜花賞までの道のりは若干違います。父はどちらも欧州を代表する名馬ではありますけどね。
キョウエイマーチはダートでデビューし大差勝ち、2勝目もダート。その後エルフィンSで芝初勝利、続く4歳牝馬特別（現フィリーズレビュー）を7馬身差で圧勝し、桜花賞の有力候補となりました。当時はメジロドーベルを応援してました。新興勢力に負けるわけない！と思っていたんですが桜花賞で完敗。そのあとオークスで雪辱。吉田豊騎手のガッツポーズがカッコよかったんだよなあ～、って以前このブログにも書きましたね。
余談ですが、メジロドーベルはオークス後休養し、秋はオールカマーで古馬相手に完勝。秋華賞も有力と目されていました。キョウエイマーチは翌週のローズSを逃げ切り勝ち。これを報じた某競馬週刊誌のカラーグラビア、「ドーベル一強？ちょっとおマーチなさい」という見出しが今でも忘れられません。

　ナミュールはデビューから一貫して芝1600mに出走。2戦2勝で阪神JFでも1番人気となりましたがスタートで遅れたことも響いたか4着。その敗戦を除くと全て完勝であります。さてナミュールは、25年の時を超えて、曾祖母と同じゼッケン18番で桜の女王というシーンを再現するのか。一応、いちおう、念のため、18→16→8の3連単は押さえときましょうかね。

　では、4月 10日（日） の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]

＜解説＞
林茂徳（競馬ブック）
能勢俊介
久保木正則（日刊競馬）

＜パドック解説＞
山口瞬（日刊競馬）1R-4R
吉田幹太（競馬ブック）5R-8R
京増真臣（研究ニュース）9R-12R

＜主なコーナー＞
9:45頃 「パドック解説者 レース展望」
11:15頃 「メインレース展望」
11:45頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:05頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
13:35頃 「今日のコラム」出演：西山智昭（スポーツ報知）
14:05頃 「パドック解説者 レース展望」
14:40頃 「日曜メインレース展望」
16:15頃 「来週の重賞展望」

中山実況：山本直也（1R-6R）佐藤泉（7R-12R）
進行：三浦拓実、木和田篤
パドック進行：稲葉弥生


[ラジオNIKKEI第2]

＜解説＞
菱田誠（スポーツニッポン）
森本昭夫（競馬評論家）

＜パドック解説＞
浜口和也（馬サブロー）1R-6R
城谷豪（馬サブロー）7R-12R

＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 狙いのレース」
9:55頃 「一般レースの狙い」
10:25頃 「メインレース展望」
11:45頃 「藤村和彦の射（シャッ）！！」出演：藤村和彦（競馬文筆家）
11:55頃 「JRAホッと耳より情報！」
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
13:45頃 「日曜メインレース展望」
14:55頃 「パドック解説者 メインレース展望」
16:15頃 「来週のメインレースの見どころ」

阪神実況：檜川彰人（1R-6R）米田元気（7R-12R）
進行：山本直、髙田洋子
パドック進行：岡田麻紗巳

※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります