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先日、弊社のとある番組にこんな投稿がありました。
「五輪期間中の競馬開催はせん馬が活躍するという俗説は、本当なのでしょうか？？」
いやいやｗ
そんな俗説初めて聞きましたけどｗ
この方によると「金メダルを取る」→「金を取る」→「金○を取る」→「去勢したせん馬」ということらしいのですが...。同じ番組に出演していた木和田アナも「聞いたことないなあ」と。どのへんで噂されている話なのでしょうね？
そんな投稿を紹介したすぐ後に、7歳せん馬アフリカンゴールドが京都記念を逃げ切り勝ち。12番人気、単勝51.5倍という人気薄でした。この"俗説"を信じて勝った人は大儲け、ということになりますわな。...ホントなの？
上記投稿の続きでも「これが本当かどうか、過去の五輪期間中の開催データを分析していただけたら幸いです」とのこと。ふむ。では調べてみましょう。
現在開催中の北京は今月2日に開幕し、あさって20日に閉幕します。今週末の結果は当然まだわかりませんので、2月5日、6日、12日、13日に中央競馬で出走したせん馬の成績を調べてみました。
出走100（8-8-12-72） 勝率8.0％ 連対率16.0％ 複勝率28.0％
この数字が高いのか低いのか、去年1年間を通じてのせん馬の成績と比較します。
出走2658（152-148-183-2175） 勝率5.7％ 連対率11.3％ 複勝率18.2％
おお。年間通じての数字より、勝率も連対率も複勝率も上回っている。ベラボーに来てる、ということもありませんけど、それでも複勝率はほぼ10ポイントも数字がいい。これは、せん馬の成績がいいと言ってもいい、かも？
あれ、そういえば去年もでかいスポーツイベントがあったじゃないですか東京で。たくさん金取りましたしね。大会期間は去年7月23日から8月8日まで、中央競馬の開催日だと7月24日、25日、31日、8月1日、7日、8日が該当します。
出走106（7-3-8-88） 勝率6.6％ 連対率9.4％ 複勝率17.0％
連対率複勝率は去年1年トータルを下回っている。期間中にロジペルレストが、12番人気で勝利。単勝88倍という高配当は飛び出たんですけどね（UHB杯）。
先述の投稿者さんは、どうやら4年前の平昌の時期にせん馬が活躍したことが念頭にあったようなのです。たしかに2018年の2月はフェイムゲーム（ダイヤモンドS）→トリオンフ（小倉大賞典）→ノンコノユメ（フェブラリーS）とせん馬が重賞3連勝していました。
平昌の開催期間は2月9日から25日まで。中央競馬の開催日は雪による中止などもあり2月10日、11日、12日、13日（小倉のみ）、17日、18日、24日、25日にレースが行われました。2018年の年間トータルと比較します。
平昌期間 出走 142（ 14- 11- 7-110） 勝率9.9％ 連対率17.6％ 複勝率22.5％
トータル 出走2114（140-129-134-1711） 勝率6.6％ 連対率12.7％ 複勝率19.1％
重賞勝利が立て続けに、しかもGIを勝った馬もいたということでインパクトは強かったのでしょうが、数字としても年間トータルを上回っています。季節的なもの？もしかしたら冬のほうが夏よりもせん馬の活躍が多いのかな？と思ったのですが、2021年トータルの成績だと1月～4月、5月～8月、9月～12月のそれぞれで、せん馬の成績に大きな違いはありませんでした。
ということで、データを調べた結論としては「大きな差ではないけれど、特に冬の大会では、○を取った馬たちが普段より頑張る」ということは言えるかもしれません。
今週末のせん馬の出走は土曜37頭、日曜26頭が出走予定です。ダイヤモンドSにはアドマイヤアルバ、グレンガリー、ゴースト、ランフォザローゼスが、小倉大賞典にはスーパーフェザーが、そしてフェブラリーSにはダイワキャグニーがそれぞれ出走。オリンピアン達の頑張りに呼応するように、せん馬たちもビッグな金メダルを取ることができるかどうか！注目。
ちなみに「パラリンピックだって金取るよね」ということで、去年の東京パラリンピック期間中の成績を調べましたところ、
出走113（8-8-7-90） 勝率7.1％ 連対率14.2％ 複勝率20.4％ と、これまた平均を僅かですが上回っていました。北京もこれから3月4日～13日の日程でパラリンピックが行われます。ここでも日本選手団の活躍、ならびにせん馬の活躍に期待します！
では、2月 19日（土） の出演予定です。
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「3歳重賞+リステッドワイド」 5/28までの3歳重賞&3歳リステッドはワイドが5%上乗せ
[ラジオNIKKEI第1]
＜解説＞
吉田幹太（競馬ブック）
能勢俊介
飯田正美（日刊競馬）
＜パドック解説＞
加藤剛史（馬サブロー）1R-4R
住川陸（勝馬）5R-8R
唐島有輝（競馬ブック）9R-12R
＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:00頃 「週間ニューストピックス」
10:30頃 「レース展望」
11:50頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:55頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:25頃 「土曜メインレース展望」
13:55頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演：野元賢一（日本経済新聞）
16:30頃 「あすの重賞展望」
東京実況：大関隼（1R-6R）中野雷太（7R-12R）
進行：石原李夏、木和田篤、三浦拓実、佐藤泉
パドック進行：佐藤泉、石原李夏
[ラジオNIKKEI第2]
＜解説＞
米満浩生（競馬ブック）
関根慶太郎（日本経済新聞）
＜パドック解説＞
芝井淳司（大阪スポーツ）1R-6R
中西弘行（研究ニュース）7R-12R
＜主なコーナー＞
9:55頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:25頃 「一般レースの狙い」
10:55頃 「週の中間の話題から」
11:40頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:10頃 「土曜メインレース展望」
12:50頃 「大穴一発！一攫千金を狙え！」出演：棟広良隆（競馬アナリスト）
13:20頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:05頃 「明日のメインレースの見どころ」
阪神実況：山本直也（1R-6R）小林雅巳（7R-12R）
進行：檜川彰人、加藤弘晃
パドック進行：小林雅巳、髙田洋子
小倉実況：山本直（1R-6R）米田元気（7R-12R）
※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります
