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1月31日の名古屋競馬で珍しい?コンビが生まれました。名古屋競馬さんのツイートをお借りします。

全国の競走馬で現役最年長、18歳のヒカルアヤノヒメに17歳の塚本征吾騎手が騎乗しました。ヒカルアヤノヒメは2004年4月10日生まれ、塚本征吾騎手は2004年2月20日生まれなので満年齢では騎手のほうが年長ですが、競走馬は1月1日に歳を重ねるのでヒカルアヤノヒメのほうが年齢表記としては上になったということ。珍しいですよね。


ヒカルアヤノヒメは父メイショウオウドウ、母ゴールデンタッソー。2006年11月にJRAの加藤和宏厩舎からデビューし、一度3着はあったものの中央6戦未勝利。2004年生まれといえば、ウオッカとダイワスカーレットの世代ですね。地方では船橋の雄フリオーソと同期です。
地方転出後は名古屋→大井→名古屋で295戦。1月31日のレースが通算301戦目でした。これまで16勝を挙げています。18歳ともなれば孫の世代が走っているような年齢ですが、ヒカルアヤノヒメはコンスタントに月2~3走のローテーションで競走を続けています。色んな意見はありそうですが、アタシ個人的にはこういう馬生も悪くないのではと思います。オーナーや関係者から愛されているのだなと感じます。


JRAでは18歳どころか、10歳でレースに出走する馬もまれです。今現在のJRA現役最年長がオジュウチョウサン、シベリアンタイガー、テイエムコンドル、パリカラノテガミの4頭です。この4頭は明けて11歳になってからいずれも未出走。ヒカルアヤノヒメ-塚本征吾騎手のコンビに近い例は、JRAで探すとどうなるか。競走馬と騎手の年齢が近いパターンを探してみます。
1986年以降、10歳以上でJRAのレースに出走したのは186頭、693走しています。12歳以上で出走したのが12頭、直近ではマックスドリームが2019年に12歳で障害レースを3走しました。勝ったのはご存知カラジ、豪州の名ジャンパーが2007年に12歳で中山グランドジャンプを勝ちました。
最年長出走は懐かしのミスタートウジンで14歳(2000年にガーネットSと銀嶺Sに出走)、13歳で出走したのはほかにナインピンズ、サンエムキング、マキハタスパート、スプリングゲントがいます。


トータル693走のうち、若手騎手が騎乗したケースはいくつあるか? 騎乗時の年齢を計算するのは難しいので、減量騎手騎乗というケースを拾ってみます。すると、10歳以上馬に減量騎手が乗ったケースが33例みつかりました。
このうち、10代のうちに10歳以上馬に騎乗した騎手が5人みつかりました(目視なので漏れがあったらごめんなさい)。大江原圭騎手(メイショウタロー、スペシャルストック、トウカイエール)、横山和生騎手(メルシーエイタイム)、山崎亮誠騎手(メルシーエイタイム)、三津谷隼人騎手(スズカブリザード)、そして直近では一昨年11月28日に10歳馬スワンボーイに小林脩斗騎手が騎乗しました。このとき19歳20日。10歳以上馬に騎乗した騎手としては、1986年以降で最年少記録だと思われます。
11歳馬に10代で騎乗したのは山崎亮誠騎手だけ。ヒカルアヤノヒメ-塚本征吾騎手にJRAで一番近いのはメルシーエイタイム-山崎亮誠騎手のコンビかもしれません。メルシーエイタイムは障害GIのひと叩きに平地を使うことが多く、このときに減量騎手を多く乗せていました。


キャリア豊富なベテラン馬に若手騎手が騎乗すると、なんか「馬が人を育てる」を地で行く感じがしませんか? 城島健司捕手を育てた工藤公康投手のような、年齢差バッテリーの感もあります。明日の出走馬で「高齢馬に若手騎手が騎乗」を探すと、中京10Rアルーフクライ(8歳)に団野大成騎手、小倉10Rブラックデビル(7歳)に秋山稔樹、というコンビが見つかりました。7歳8歳じゃベテランとは言えないかもしれませんが...注目してみたいと思います。

 では、2月 6日(日) の出演予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
吉田幹太(競馬ブック)
能勢俊介
小木曽大祐(日刊競馬)


<パドック解説>
藤本貴久(日刊競馬)1R-4R
安中貴史(競馬ブック)5R-8R
京増真臣(研究ニュース)9R-12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 レース展望」
10:30頃 「メインレース展望」
11:50頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
13:20頃 「日曜メインレース展望」
13:50頃 「今日のコラム」出演:坂本達洋(スポーツ報知)
14:30頃 「パドック解説者 レース展望」
16:15頃 「来週の重賞展望」


東京実況:佐藤泉(1R-6R)小林雅巳(7R-12R)
進行:藤原菜々花、米田元気、小屋敷彰吾
パドック進行:石原李夏


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
寺下厚司(スポーツニッポン)
永井晴二(競馬評論家)


<パドック解説>
竹原伸介(馬サブロー)1R-6R
吉田順一(馬サブロー)7R-12R


<主なコーナー>
9:55頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:25頃 「一般レースの狙い」
10:55頃 「メインレース展望」
11:40頃 「藤村和彦の射(シャッ)!!」出演:藤村和彦(競馬文筆家)
11:50頃 「JRAホッと耳より情報!」
13:15頃 「解説者 今日の狙い目」
13:40頃 「小倉競馬レース展望」出演:坂井直樹(競馬ブック)
14:20頃、14:55頃 「日曜メインレース展望」
16:05頃 「来週のメインレースの見どころ」


中京実況:山本直(1R-6R)小塚歩(7R-12R)
進行:檜川彰人、加藤弘晃
パドック進行:小塚歩、岡田麻紗巳
小倉実況:中野雷太(1R-6R)大関隼(7R-12R)


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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