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今年の日本ダービーは17頭立て。もともと2週前の登録段階でフルゲートピッタリの18頭、そこからダノンザキッドが無念の回避。1986年以来となる、日本ダービーのフルゲート割れということになりました。
ダノンザキッドに騎乗予定だった川田将雅騎手はヨーホーレイクにスライド。前走川田騎手が乗ったシャフリヤールは福永祐一騎手に手綱が戻り、同じくレッドジェネシスは横山典弘騎手と初コンビ。ラーゴムは北村友一騎手の戦線離脱により浜中俊騎手に、バジオウは戸崎圭太騎手がグレートマジシャン騎乗のため大野拓弥騎手に...と、今回のダービーは乗り替わりや初コンビが多いんです。

　キャリア全戦に同じ騎手が騎乗→エフフォーリア、サトノレイナス、ワンダフルタウン
前走と同じ騎手が騎乗→ヴィクティファルス、ステラヴェローチェ、タイトルホルダー、バスラットレオン
騎乗経験のある騎手に乗り替わり→シャフリヤール、ディープモンスター
初コンビ→アドマイヤハダル、グラティアス、グレートマジシャン、タイムトゥヘヴン、バジオウ、ヨーホーレイク、ラーゴム、レッドジェネシス

実に17頭のうち8頭が「今回が初コンビ」という騎手が騎乗するのです。
いわゆる「テン乗り」で日本ダービーを勝ったのは67年前、1954年のゴールデンウエーブが最後。そろそろジンクスが破られてもいい頃とも言えなくもないですが...データ的には不利。前走と違う騎手が乗っての日本ダービー勝利もシリウスシンボリまで遡ります。36年前。

　以前の日本ダービーはこんなに乗り替わりは多くなかったんじゃないのかなあ、ということでざっくり調べてみました。10年前、20年前、そして日本ダービーのフルゲートが18頭になった29年前はどうだったのか。

10年前（2011年）
キャリア全戦に同じ騎手が騎乗→オルフェーヴル、ナカヤマナイト、フェイトフルウォー
前走と同じ騎手が騎乗→ウインバリアシオン、サダムパテック、オールアズワン、トーセンレーヴ、トーセンラー、コティリオン
騎乗経験のある騎手に乗り替わり→クレスコグランド、ユニバーサルバンク
初コンビ→ベルシャザール、ショウナンパルフェ、デボネア、ロッカヴェラーノ、エーシンジャッカル、ノーザンリバー、リベルタス

20年前（2001年）
キャリア全戦に同じ騎手が騎乗→ビッグゴールド、ルゼル、キタサンチャンネル
前走と同じ騎手が騎乗→ジャングルポケット、ダンシングカラー、クロフネ、ダービーレグノ、プレシャスソング、ダイイチダンヒル、シンコウカリド、スキャンボーイ、テイエムサウスポー
騎乗経験のある騎手に乗り替わり→ダンツフレーム、テンザンセイザ
初コンビ→ボーンキング、トラストファイヤー、マイネルライツ、カチドキリュウ

　
29年前（1992年）
キャリア全戦に同じ騎手が騎乗→ミホノブルボン、スタントマン、サクラセカイオー
前走と同じ騎手が騎乗→ライスシャワー、マヤノペトリュース、マチカネタンホイザ、ナリタタイセイ、マーメイドタバン、セキテイリュウオー、ゴールデンゼウス、ホクセツギンガ、ブレイジングレッド、オースミコマンド
騎乗経験のある騎手に乗り替わり→ヤマニンミラクル、アストロゲート、ゴッドマウンテン
初コンビ→カミノエルフ、ウィッシュドリーム

近年は乗り替わりや「初騎乗の騎手と日本ダービー参戦」が多くなってきているよう。これまで少なかったから結果に結びつかなかっただけで、乗り替わりが普通になれば上記ジンクスも破られるんでしょうかね。ちなみに1986年以降の日本ダービーで、1番人気馬が前走から乗り替わりだったのはロングシンホニー（5着）とサートゥルナーリア（4着）の2回だけです。
それとも継続騎乗が優勝の条件であると、日本ダービーの"聖域"として残り続けるのか。今年の1番人気、2番人気はきっとデビューからコンビを組み続けている人馬でしょうし。個人的に注目しているところです。

では、5月 29日（土） の放送予定です。
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3歳重賞＋リステッド馬連 5月29日（土）までの3歳重賞・Lは「馬連」5%アップ！

[ラジオNIKKEI第1]

＜解説＞
赤塚俊彦（競馬ブック）
能勢俊介
久保木正則（日刊競馬）

＜パドック解説＞
加藤剛史（馬サブロー）1R～4R
住川陸（勝馬）5R～8R
安中貴史（競馬ブック）9R～12R

＜主なコーナー＞
9:35頃 「パドック解説者 きょうのおすすめレース」
10:00頃 「週間ニューストピックス」
10:30頃 「レース展望」
11:50頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:50頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:25頃 「土曜メインレース展望」
13:50頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演：野元賢一（日本経済新聞）
16:30頃 「あすの重賞展望」

東京実況：小塚歩（1R～6R）米田元気（7R～12R）
進行：稲葉弥生、木和田篤、佐藤泉
パドック進行：藤原菜々花、稲葉弥生


[ラジオNIKKEI第2]

＜解説＞
永井晴二（競馬評論家）
関根慶太郎（日本経済新聞）

＜パドック解説＞
岡崎翔（大阪スポーツ）1R～5R
荒木敏宏（競馬評論家）6R～12R

＜主なコーナー＞
9:50頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:15頃 「週の中間の話題から」
10:45頃 「土曜メインレース展望」
11:35頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報！」
12:35頃 「大穴一発！一攫千金を狙え！」出演：棟広良隆（競馬アナリスト）
13:40頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:05頃 「明日のメインレースの見どころ」

中京実況：山本直也（1R～6R）小林雅巳（7R～12R）
進行：小屋敷彰吾、檜川彰人
パドック進行：小林雅巳、髙田洋子

※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります