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先週日曜の新潟でプチ記録が生まれました。

9日の新潟6Rに出走したボンディングタイムは1年1ヶ月の長期休養明け、馬体重592キロで出走。休養前の前走(デビュー戦)は526キロでしたから、前走比プラス66キロでの出走となりました。これまで中央競馬での前走比プラス体重出走はプラス64キロが最大でしたから、記録更新となったのでした。
ちなみにボンディングタイムは今年(先週まで)中央競馬で出走した競走馬の最高馬体重でした。今年590キロ以上で出走したのはほかにグロンフォール(3月21日中山12R、590キロ)しかいません。メロディーレーンのおかげで馬体重の軽さに注目が集まりましたが、大型馬にも注目したいと思わされた次第です。

 レコードブックによると、これまでの記録はプラス64キロ。ケイユウレーサー、リトルミッシー、ガッドグッドバイの3頭が記録しています。このうちガッドグッドバイはデビュー戦442キロ→2戦目506キロの大幅増。442キロは小柄な部類、506キロはやや大型に分類されるでしょうか。見た目がどう変化したのか、映像があれば見てみたいですね。
1986年以降で調べると、前走比プラス60キロで出走したのは前記4頭を含めて7頭。50キロ増まで範囲を広げると該当馬は53頭にまで増えますが、ボンディングタイムの前は15年6月のラハイナルナ(+54キロ)、その前は12年パスオブトゥルー(+54キロ)と、2010年以降はわずか3頭。調教技術や、放牧先での運動の様子などが時代とともに変化してきたのでしょう。
プラス50キロ以上で馬券に絡んだのは06年10月のイケタイトル(50キロ増で3着)、98年7月のフェミニンタッチ(50キロ増で3着)、97年3月のトヨサンヒットマン(52キロ増で3着)、94年9月のキョウエイギンガ(56キロ増で2着)。86年以降ではこのキョウエイギンガが「最大プラス馬体重で馬券に絡んだ馬」の記録となるようです。


では勝った馬は? となると、19年11月にケイココサージュがプラス48キロで勝ったのが近年での最大のようです。
このほかプラス46キロで勝ったのが有名な2頭。1頭はマンハッタンカフェ、馬体重の増減がデビュー当初から大きい馬でしたが、3歳夏の富良野特別をプラス46キロで勝利。このあと菊花賞→有馬記念と制する名馬に成長するのはみなさんご存知のとおりです。もう1頭はテイエムドラゴン。3歳馬として37年ぶりに暮れの中山大障害を制した名障害馬の1頭です。07年の京都ハイジャンプ(当時11月施行)に1年7ヶ月の休養明け、プラス46キロで出走して勝利しました。この馬の場合は休養前の中山グランドジャンプが22キロ減だったので、それが戻った分もあったのでしょう。


そうです。プラス体重にはいろいろな理由があるのです! 減った体重が戻ったのもあるだろうし、成長分もあるだろうし。
かくいう小塚も、妻が出産に伴う里帰りのために一人暮らし、最初こそ頑張っていたもののだんだんだらしない食生活になり、プラス体重...。いやいや、これは、そう成長分! 成長分ですよ。不惑を過ぎてもまだ成長してるのです、腹が。そう言い聞かせています。


ちなみにマイナス体重での出走は、02年7月に出走したライトハンドのマイナス70キロというのが記録だそう。減るほうの記録はレアで、1986年以降でライトハンドに続くのは2010年5月のセレブレイション(-54キロ)で、50キロ以上の馬体減で出走したのは5頭しかいません。近年、大幅馬体減で勝った記録は05年7月のゴットザビート(-36キロ)、馬券に絡んだのは03年6月のシンボリブレイド(-40キロで3着)。40キロ以上の馬体減で3着以内はこの馬だけです。
増える方だけじゃなく、減る方にもいろんな理由があるんだろうなあ。そもそも、競走馬は毎レースごとに体重が発表されて大変だ。実況アナウンサーが実況日ごとに体重を量られて発表されることになったら...考えるのやめとこw


では、5月 15日(土) の放送予定です。
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3歳重賞+リステッド馬連 5月29日(土)までの3歳重賞・Lは「馬連」5%アップ!


[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
赤塚俊彦(競馬ブック)
能勢俊介
久保木正則(日刊競馬)


<パドック解説>
加藤剛史(馬サブロー)1R~4R
吉岡哲哉(競馬ブック)5R~8R
田村明宏(競馬ブック)9R~12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 きょうのおすすめレース」
9:55頃 「週間ニューストピックス」
10:25頃 「レース展望」
11:45頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:45頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:20頃 「土曜メインレース展望」
13:50頃 「今週の注目数字」
14:25頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:30頃 「あすの重賞展望」


東京実況:小林雅巳(1R~6R)中野雷太(7R~12R)
進行:小島友実、山本直也、小屋敷彰吾
パドック進行:藤原菜々花、小島友実
新潟実況:小塚歩(1R~6R)大関隼(7R~12R)


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
永井晴二(競馬評論家)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
鈴木邦宏(中京スポーツ)1R~5R
中西弘行(研究ニュース)6R~12R


<主なコーナー>
9:50頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:15頃 「週の中間の話題から」
10:45頃 「土曜メインレース展望」
11:35頃 「日曜重賞レース展望」
12:05頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:40頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:40頃 「解説者 今日の狙い目」
14:15頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
16:05頃 「明日のメインレースの見どころ」


中京実況:檜川彰人(1R~6R)山本直(7R~12R)
進行:木和田篤、加藤弘晃
パドック進行:山本直、髙田洋子


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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