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先週土曜日、モニターに映し出される中山競馬の様子に目を疑いました。いま3月だよね...?? モニターの中は嵐。台風シーズンだったっけ...
この日のメインレースは中山牝馬ステークス。去年はレース中に強めの雪が降り、小林アナがゴール後に思わず「邪魔な雪です!」と実況したことでお馴染み(?)のレースです。今年も中山牝馬Sの担当は小林アナで、2年連続でえらい天気になってしまったというわけです。
いやホント、タマモキャペリンが勝った8Rなんかは実況するのが難しいほどの雨の強さと暗がりになっていましたものね。我々双眼鏡で馬群を追いかけながら実況するんですけど、双眼鏡で判別が難しくてもモニターには割ときれいに映っていることがあるので困ったらモニター見ます。でもモニターの映像もあれではお手上げですわね。


さて、そんな雨の中おこなわれた中山牝馬ステークスは武豊騎手騎乗のランブリングアレーが勝利。翌日の某スポーツ紙にはこんな一文が載りました(会社の新聞スクラップを見ただけなのでうろ覚えです)。
「武豊騎手はこの勝利で、現役最多の不良馬場の重賞●勝目」
さすがレジェンド武豊騎手、こういう記録でもトップに立つとは。でもこういう書き方をしているということは、この勝利まではトップタイだった騎手がいるはずですよね。そこで1986年から先週まで「不良馬場で行われた重賞レース騎乗成績」を調べてみました(芝ダート、平地障害問わず)。


武豊(8.7.4.32)
横山典弘(7.4.4.42)
岩田康誠(5.1.5.11)
福永祐一(5.0.2.26)
岡部幸雄(4.5.4.18)
※数字は着度数

 
先週ランブリングアレーが勝つまで、「不良馬場の重賞最多勝」は武豊騎手と横山典弘騎手が分け合っていたんですね。
武豊騎手の8勝のうち半分の4勝はこの3年半のうちに挙げられたものです。17年10月の富士S(エアスピネル)、同天皇賞秋(キタサンブラック)、18年7月プロキオンS(マテラスカイ)、そして先週のランブリングアレー。過去の成績を遡ると、そうかそうか。あのメジロマックイーンの天皇賞秋、幻の勝利も不良馬場だったのか。
横山典弘騎手はロジユニヴァースの日本ダービーがなんといっても思い出されます。あの日も滝のような雨で馬場はドロドロ、しかもジョーカプチーノがかっ飛ばして馬場を考慮すると超ハイペースの消耗戦でした。キャリア初期の代表的お手馬メジロライアンが勝った弥生賞や、直近では去年のサウジアラビアRCステラヴェローチェが横山典弘騎手を背に不良馬場で勝ちました。


ふと思い出した。
スーパーファミコンの頃のダビスタ、南井克巳騎手がモデルだった「南見騎手」は「道悪のレースで勝負根性アップ」みたいな効果が設定されていたはず。南井騎手の道悪の成績は? 前記、重賞レースに限った不良馬場での騎乗成績は(3.0.2.7)で、10クラ以上騎乗した騎手の中では勝率トップの25%であります。なるほど。
道悪血統で馬券を買うことはあっても、道悪につよい騎手で馬券を買うことはあまりないかも。せっかくなので、過去5年の重・不良馬場での騎手別成績を調べてみました(重賞に限らず全レースで)。もちろんルメール騎手が(母数も多いので)重不良でも勝ち星や勝率などでトップに来るのですが、ちょっと注目したい騎手がいます。
平沢健治騎手は過去5年、重馬場と不良馬場のレースに24回騎乗して(6.1.3.14)の好成績。勝率25パーセント、複勝率41.7パーセントは現役の障害騎手ではトップです。これからは道悪の障害レースで平沢騎手を積極的に買ってみよう!と思います。


では、3月 20日(春分の日) の放送予定です。
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[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
松本智志(競馬ブック)
能勢俊介
郡和之(日刊競馬)


<パドック解説>
小林正明(デイリースポーツ)1R~4R
吉岡哲哉(競馬ブック)5R~8R
吉田幹太(競馬ブック)9R~12R


<主なコーナー>
9:35頃 「パドック解説者 きょうのおすすめレース」
9:55頃 「週間ニューストピックス」
10:25頃 「レース展望」
11:45頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
11:55頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:45頃 「野元賢一の『競馬のツボ』」
13:20頃 「土曜メインレース展望」
13:50頃 「今週の注目数字」
14:30頃、16:15頃 「トレセンレポート」出演:野元賢一(日本経済新聞)
16:30頃 「あすの重賞展望」


中山実況:中野雷太(1R~6R)大関隼(7R~12R)
進行:小島友実、小屋敷彰吾、山本直也
パドック進行:藤原菜々花、小島友実


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
永井晴二(競馬評論家)
関根慶太郎(日本経済新聞)


<パドック解説>
岡崎翔(大阪スポーツ)1R~5R
竹中昇(研究ニュース)6R~12R


<主なコーナー>
10:20頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:50頃 「週の中間の話題から」
11:20頃 「土曜メインレース展望」
11:35頃 「日曜重賞レース展望」
12:00頃 「JRAホッと耳より情報!」
12:40頃 「大穴一発!一攫千金を狙え!」出演:棟広良隆(競馬アナリスト)
13:45頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃 「パドック解説者 メインレースの狙い」
14:55頃 「メインレース展望」
16:05頃 「明日のメインレースの見どころ」


阪神実況:檜川彰人(1R~6R)小塚歩(7R~12R)
進行:山本直、加藤弘晃
パドック進行:髙田洋子
中京実況:佐藤泉(1R~6R)米田元気(7R~12R)


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります

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