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先日ご厚意にあずかり、大相撲初場所を観戦させていただきました。相撲の本場所は大阪時代に一度いまのエディオンアリーナで観たことがあるんですが、両国では初めて。国技館でプロレスは何度か観たんですけどね。あの伝説の正規軍vsTEAM2000のシングル10対10。あれからもう20年も経つんですなあ。
横綱2人の休場は残念でしたけど、特に後半に面白い取組が多かった。中でも楽しみにしていたのは幕内最小兵の炎鵬。この日は高安との対戦で、序盤劣勢ながらも左下手を取り、横に食いついてからの下手投げ。さすがの人気で場内割れんばかりの拍手大歓声でありました。いまこのブログ書くためにもう一度この相撲を動画で見直したんですが、いい相撲だし歓声がすごかった。改めて。


日本相撲協会の公式サイトによると、炎鵬は身長168センチ、体重99キロ。身長はもうひとり160センチ台に照強(169センチ)がいますが、体重では2番目に軽い石浦が110キロですからかなりの軽量。幕内最重量は魁聖の201キロですから炎鵬の2倍を超えてます。
このブログを書いている金曜日(十三日目)には、自分の1.5倍ほどの体重(152キロ)の阿炎を足取りで持ち上げるという勝利。タイミングが絶妙なんでしょうね。じゃなければ152キロを片足だけ掬って持ち上げられませんから。この勝利で炎鵬は勝ち越しを決めました。
近年の力士は大型化著しいと云われます。炎鵬自身は小柄でも、大きな相手に乗っかられたら怪我の可能性もあります。同じ小兵・舞の海も小錦に膝に乗られて大怪我をしてしまいましたから...。とにかく怪我のないように、これからも土俵を沸かせてもらいたいものです。


競馬の世界では、当代きっての小兵といえばメロディーレーン。先週の日経新春杯は残念でしたが、自己条件の適鞍なら改めて期待できるのではないでしょうか。
力士は大型化、さてサラブレッドは? 去年2019年と、30年前の1989年で、1年間の全出走馬の馬体重をなんとなく調べてみました。

 <2019年>
総出走頭数47,345頭
399キロ以下 0.78%
540キロ以上 1.17%


<1989年>
総出走頭数37,877頭
399キロ以下 1.41%
540キロ以上 0.62%

 ちなみに2019年は、20キロずつのレンジで最も出走頭数が多かったのが460キロから479キロのゾーン。一方、1989年は440キロ~459キロが最も出走頭数が多くなりました。やはりちょっとずつ大きくなってるんですかね。
軽量牝馬はメロディーレーンが活躍し、JRA最小馬体重勝利記録も塗り替えました。実は重い方でも、去年暮れに新記録が生まれています。
12月8日に中山で新馬戦を勝ったミュアウッズの馬体重は586キロ。これまでの記録(コンテナの578キロ)を塗り替える2歳最高馬体重勝利記録となりました。ちなみにミュアウッズは牝馬であります。2歳牝馬の従来の記録はルイジアナスワンの548キロなので大幅更新。というか、2歳牝馬の最高体重出走がミヤノイエローの570キロなので、ミュアウッズさんブッチギリです。
古馬を含めた牝馬の最高体重出走記録はメジロエサンの590キロ、勝利記録は同じくメジロエサンの588キロ。ミュアウッズさんは次走以降この記録に挑む...ことになるのかしら。


メロディーレーンの最小体重出走記録は330キロ。グランローズと並んでのタイ記録です。なんと地方競馬には、もっと小さな馬がいます。
バジガクモミジ(大井・久保田信之厩舎)
ウェブハロンの高橋華代子さんのコラムによると、少なくとも2005年以降では最軽量になるのだとか。なんとデビュー戦の馬体重、315キロ! 前走、1月20日の大井戦では320キロでした。ここまでは苦しい戦いが続いているようですが、一歩でも前進してもらいたいものです。


競馬の世界は飼養管理技術が、相撲では栄養学なんかが進んだおかげでの大型化なのかなと。一方で小兵でも調教技術、トレーニング方法の進化によって五分に戦えるという、両面での進歩が感じられますね。
炎鵬やメロディーレーンのように、大型化する競技にあって小柄ながら奮闘する。実に日本人が好きな構図ではあります。実際アタシも好きですものね。小よく大を制す、山椒は小粒でもぴりりと辛いを地で行く彼らにエールを贈りたくなるのであります。


では、1月 26日(日) の放送予定です。
【PCやスマホで楽しめます。 radiko.jp へ!】


[ラジオNIKKEI第1]


<解説>
飯田正美(日刊競馬)
能勢俊介
小木曽大祐(日刊競馬)


<パドック解説>
丸山一樹(日刊競馬)1R~5R
宮崎秀一(日刊競馬)6R~8R
京増真臣(研究ニュース)9R~12R


<主なコーナー>
9:35頃 「宮崎秀一の展望コーナー」
10:00頃 「パドック解説者 メインレース予想」
10:30頃 「パドック解説者 レース展望」
11:00頃 「メインレース展望」
12:20頃 「能勢俊介の今日の勝負どころ」
13:20頃 「日曜メインレース展望」
13:50頃 「今日のコラム」出演:水島晴之(日刊スポーツ)
14:30頃 「パドック解説者 レース展望」
16:30頃 「来週の重賞展望」


中山実況:小屋敷彰吾(1R~6R)山本直也(7R~12R)
進行:木和田篤、米田元気
パドック進行:石原李夏


[ラジオNIKKEI第2]


<解説>
菱田誠(スポーツニッポン)
森本昭夫(競馬評論家)


<パドック解説>
竹原伸介(馬サブロー)1R~5R
吉田順一(馬サブロー)6R~12R


<主なコーナー>
9:55頃 「一般レースの狙い」
10:25頃 「パドック解説者 狙いのレース」
10:55頃 「メインレース展望」
11:40頃 「藤村和彦の射(シャッ)!!」出演:藤村和彦(競馬文筆家)
12:45頃 「特別レース展望」
13:45頃 「解説者 今日の狙い目」
14:20頃、14:55頃 「メインレース展望」
16:05頃 「来週の重賞レースの見どころ」


京都実況:佐藤泉(1R~6R)大関隼(7R~12R)
進行:山本直、加藤弘晃、佐藤泉
パドック進行:岡田麻紗巳
小倉実況:小塚歩(1R~6R)檜川彰人(7R~12R)


※出演者、各コーナーの放送時間、放送内容などは変更となる場合があります。

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