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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第400回放送番組審議会

第400回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2022年3月16日(水)11時30分から
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンライン形式で、ラジオNIKKEI第2スタジオを拠点にリモート会議を開催。

番組審議会委員

井口委員長、池田委員、仲宇佐委員、本川委員、山下委員

会社側

吉田京太 代表取締役社長、川畑直央 放送戦略局次長兼編成部長兼広報お客様センター長兼放送番組審議会事務局長、本多麻記子 報道制作局次長 兼 制作部長

今回は1月25日(火)16時45分から放送した「日経スペシャル コロナと経済 ~2022年オミクロンで日本はどうなる?!」を試聴しました。

委員の皆様から
 

●1月下旬放送ということで、オミクロンのことがいまほどわかっていない時点で医療面・経済面で知りたいことがいろいろ網羅されていて、聴く人の疑問に答える番組になっていたのではないかと思います。特におもしろかったのは、日経新聞の取材網を活かして、現地からのリポートがあったこと、とくにパリ支局の方とはその場でゲストとやり取りがあったので、ライブ感もあったところです。聴きやすさの点では、男性の出演者が多いので、声のトーンが割と低いというか、しずんだ感じになりがちだったので、女性アナの声が入っていたら聴きやすかったのかなと思いました。

●コロナと経済のみならず、行政・政治、とくにイスラエルとのデジタル比較についても切り口としては面白いと思いました。今回コロナ・オミクロンを通じて浮き彫りになった各国の特徴や日本の課題のようなものを、うまく現地のリポートを入れながら整理されたわかりやすい番組だなと思いました。放送時間が45分ということで、さらに深掘っていくのはなかなか難しいとは思うので、どこかのタイミングで浮き上がった課題を、専門家たちがどのように解決していくのかを検証すると、より深い番組になっていくのかと思いました。

●政府の対策会議メンバーにも入られている人の意見がうかがえたのと、海外のレポートも入っていて、なかなかレベルの高い番組だったと思います。正しい指摘をしていると思いました。最後の音楽が大きすぎて耳障りだったのは気になりました。

●限られた時間の中で、海外支局とのやり取りも交えながら、政府分科会の委員メンバーから分かりやすい説明が聞けて、とても啓発的な番組だと感じました。司会の方も海外支局の方も歯切れよく、また、両教授とパリ支局長との質疑応答も臨場感があって良かったと思います。全国の感染者数がまだ増加途上だった1月末の収録ですが、今後の課題として挙げた「コロナと共存するビジネスモデルの構築」と「ニューノーマルを踏まえた感染症に強い社会作り」はとても的確で、いずれ時期が来たら、ポストコロナに向けた第2弾の番組を期待したいと思います。

●全体のトーンとして、引き締まった語り口で情報が耳に入ってきます。まさに「現在(いま)」を意識した作りになっており、コロナと経済というテーマについても、独自の視点があって良いと思いました。冒頭の音楽は、MCに対して音量が少し大きいような気がします。言葉が聞き取れないわけではないですが、あと1デシベルでも下げた方がより聴きやすくなると思いました。

などのご意見がありました。