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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第399回放送番組審議会

第399回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2022年2月

(新型コロナウイルスなど社会情勢を勘案し委員非参集で開催(2022年2月9日に委員に審議対象番組のCD・資料を送付。2月22日までの期間に自宅等で聴取し、意見を事務局に送付する形で実施)

番組審議会委員

井口委員長、池田委員、仲宇佐委員、本川委員、山下委員

会社側

吉田京太 代表取締役社長、川畑直央 放送戦略局次長兼編成部長兼広報お客様センター長兼放送番組審議会事務局長、幡野裕樹 放送戦略局兼報道制作局主任、滝澤崇央報道制作局 ニュース報道部兼放送番組審議会事務局

今回は2月7日(水)18時45分から放送した「私立恵比寿中学のマネ部!」を試聴しました。

委員の皆様から
 

・今年から高校の授業にも金融教育が採用されるため、身近なアイドルがこうした番組で投資初心者の学生にわかりやすく説明するという番組は意義深いと思います。ただ、タイトルコールから「私立恵比寿中学」のお二人の声が聞き取りづらく、進行とゲストのやり取りも今一つかみ合っていない印象で改善の余地があると思います。今回のゲストの東証の森元さんは程よく砕けていて、キャラクターとしては良いと思います。テーマとしてはタイムリーではありますが、投資初心者に取引所のイメージがわいているのかが疑問に思いました。「クラス替え」という説明の仕方はわかりやすかったですが、もう一段階手前の取引所と所属の考え方をもう少しかみ砕いて話をするとわかりやすいと思いました。

・先日、高校家庭科で資産形成が必修になるという記事を見て大変驚きました。一途にサラリーマンをやればそれなりの人生を送ることができた世代からみて、仕事や家庭の厄介ごとに加え資産運用への目配りもマストという孫世代は大変だと思いますが、そういう時代になってきたということなのでしょう。そのような若者世代に対し、同じ世代のタレントさんがマネー・投資の知識を分かりやすく伝える番組は時宜にかなったものだと思います。この2回は投資に関する基礎知識のようですが、今後に期待したいと思います。ただ、授業を模した設えにするために先生役が無理して「エッヘン」という演技をしているようですが、今の若者の先生観からは少しずれているように感じました。

・全体的に聴きやすいトーン&テンポ感で、内容が耳に入ってきました。15分の番組構成も程よいボリューム感で、解説もわかりやすいので、若い人にも興味を持ってもらえるように思いました。

・込み入った仕組みを音声だけで説明するのは難しいですが、学校のクラス替えにたとえたことでイメージを浮かべながら聞くことができました。ゲストの解説に対する真山さんの受けも理解の助けになりました。ただ、なぜ今改編するのか、理由があまり説明されていないのが残念でした。事業計画を立てることが目標という展望があるのが面白く、エビ中ファンが楽しめる番組になっています。

・私自身も駆け出し記者のころは、株式市場の仕組みや機能についてわかっているようで実はあまりわかっていませんでした。その意味で、こうした番組で基礎の基礎から経済や金融について知ることができるのは意義深いと感じました。アイドルグループをパーソナリティに起用したのは特に若年層に経済や金融を知ってもらいたいという狙いがあると推察します。こうした番組があることを若者に幅広くPRしていくことも大事ではないかと思いました。


などのご意見がありました。