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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第365回放送番組審議会

2018年9月12日に開催された第365回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2018年9月12日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、池田委員、仲宇佐委員、日髙委員、町田委員、山下委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、土肥穂高報道制作局長兼放送番組審議会事務局長、川畑直央番組プロデューサー、本多麻記子番組プロデューサー、滝澤崇央放送番組審議会事務局

 この日の番組審議会では、はじめに、先ごろ、ラジオNIKKEI 第2「RN2」の音楽番組で発生したリスナー投票の不正操作について、ラジオNIKKEI 代表取締役社社長の井元成吾が報告・謝罪いたしました。続いて、7月5日に放送された「私を競馬につれてって」を委員の皆さんに聴いていただき、意見を伺いました。

 「RN2の音楽番組で発生したリスナー投票の不正操作」とは、毎週月曜日から金曜日の正午から1時間放送していた「クリック・デ・オンエア」に於いて発覚したものです。この番組では、毎回、あらかじめ番組サイト上で公表した30曲を対象に、リスナーが聴きたい曲にパソコンの画面をクリックして投票するという仕組みを取り入れ、投票数を参考にしながら放送する曲を決めていました。

 ところが、番組制作を担当していた制作会社のディレクターの一人は、「連打アプリ」と呼ばれる特殊なソフトを使用して自分が放送したい曲の得票数を水増しするという不正行為を、およそ1年半にわたり繰り返していました。ラジオNIKKEIは事態を重視し、9/6の不正発覚後、この番組を直ちに打ち切りました。事実関係を調査した後、9/12にリリースを公表し、リスナーの皆さんと関係する全ての方々に報告し、謝罪しました。

 不祥事の報告を受けて、審議会の席上、長谷部剛(はせべ・つよし)委員長より「遺憾の意」が表明され、次回10月10日の開催時に、詳しい原因分析と再発防止策を報告するよう、指示がありました。

   続いて、「私を競馬につれてって」の試聴を行いました。

  「私を競馬につれてって」は、ラジオNIKKEI第1で、毎週木曜日19時から30分間放送している、競馬ビギナー向けのトーク番組で、パーソナリティーに元AKB48メンバーで女優の藤江れいな さんを起用し、競馬実況アナウンサーとのコンビでお送りしています。

   番組を聴いて頂いたあと、委員の皆さんから、

 ・ビギナー層、若い方、女性層に着目して、特に福島のトークショーを取り上げていただいたことを大変ありがたいなと思います。

 ・キャスティングはいいと思いましたが、競馬初心者と言いながら調べないとわからない言葉を使っており、誰にでもわかるようにフォローしたほうがいいと思いました。

 ・一緒に出演している実況アナウンサーが競馬の専門家で、割と早口でいつものペースで喋っていたのが、全く知らないものとしては置いて行かれるペースの速さを感じました。

 ・藤江れいな さんをもっと前面に出して、女子が聞いて興味を持つ番組にしてしまった方が、もっと面白んじゃないかと思いました。

 ・基本的には好印象で、藤江さんが話すテンションも気持ちいいです。

 ・「藤江れいなさんのファッション実況」が良かったです。「競馬場にどういう格好で行くの?なるほどね」とか、そういうものをもっと出した方が、リスナーを競馬につれて行くにはいいと思いました。

 ・・・・などの意見がありました。