会社案内

メニュー表示

番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第363回放送番組審議会

2018年6月13日に開催された第363回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2018年6月13日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、池田委員、仲宇佐委員、日委員、町田委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、土肥穂高報道制作局長兼放送番組審議会事務局長、幡野裕樹番組プロデューサー、滝澤崇央放送番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2018年3月19日に放送された「#とらメロ2 堀江瞬・市川太一の月7」。この番組は、人気の若手声優ふたりをパーソナリティーに起用したトーク番組です。ご意見を聞きました。

委員の方からは:

・ちゃんとした演じ分けのメリハリが全くないので、全部がダラーとした感じになっているところが、すごくこの番組が長く感じた原因じゃないかと思います。フリートークはバンバンしてもらって編集でキュッと縮めて、悩みの相談のところは、二人が一青年として、個人の意見で答えて、最後は声優なんだから、「がんばれ」とか叱咤激励をはっきりと伝えるべきだと思いました。

・10代・20代のファンが、この二人が出ていればそれでいいという割り切り方もあるんでしょうが、とにかく、トーク力が低い、二人とも。軸が、どっちかが引っ張れる人だったら違うんでしょうけど、二人とも同じような感じで、悩み相談も設定がわかりにくく、芝居なのかリアルなのか非常にわかりにくくて、ふざけた雰囲気だけが残ってしまう。

・20代の男の子なんで、それほどの経験もないし、こういう番組でターゲットとする女性の世代が癒されて、ラジオにあまり馴染まない世代に馴染んでもらうことに意味があるのかなと思いました。

・声優さんがラジオをやるというのはすごくいいと思いました。やっぱり声に表情があるし、企画によってはすごく面白いものになるんじゃないかと思って、「声優アワード」の裏話が聞けたりとかいうのはファンにとってたまらない情報だと思うんです。

・10代・20代の女性がターゲットということでスタートして、結果がこの似たようなキャラの二人を起用したというのは、人気はあるんでしょうけれども、キャステングに問題があったように思います。

・・・・などの意見がありました。