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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第360回放送番組審議会

2018年3月14日に開催された第360回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2018年3月14日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、池田委員、仲宇佐委員、町田委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、久保真人編成技術局長兼放送番組審議会事務局長、本多麻記子制作部長、滝澤崇央放送番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2017年12月31日放送された「私の書いたポエム」。この番組は、「詩と音楽」をお届けする放送43年目の長寿番組です。リスナーの「ポエム」を朗読で紹介し、メールやお手紙に込められた気持ちや言葉を受けて、語り継いでいきたい「こころ」について考えます。ご意見を聞きました。

委員の方からは:

・パーソナリティのお二人の息があい、人柄があらわれている番組だと思いました。今回は公開録音ということでファンの方々もいらっしゃいましたが、人柄のよい皆さんがお聴きになっている番組だなという実感ができました。最初ポエムというと和歌や俳句のようなものをイメージしていたところ、聴いてみてポエムとはこういうものだったなとわかり、文字数や形式などにとらわれず、さらに、特に女性の読み手の読み方も含めて、ポエムというものは人の心に伝わってくるというような魅力を初めて知ったという印象です。ポエムというものもあまり難しくとらえず、誰でもストレートに表現ができる手段として改めて認識しました。

・言葉とBGMで、聴いていて色々なことが考えられる、想像が広がっていくという意味では、とてもラジオに向いているテーマだと感じました。千葉住職のお話が番組にとって一つの要になっているのではないかと思います。ポエムを批評したりすると、リスナーの皆さんは萎縮してしまって投稿できなかったりするかもしれないのですが、それがなく、良いところを褒めるというところもとてもよいと思いました。

・質が高い番組だと感じました。これを日曜日の夜に放送されているということですが、一週間が終わりまた一週間が始まるという、そのような色々な思いがある時に聴いて、紹介されたポエムにもあったような気持ちを、リスナーの皆さんもまさに持たれているのではないでしょうか。

・これだけ番組が続くということは、リスナーの信頼を得ているということだと思います。出演者3人での掛け合いも絶妙な感じでした。ご住職は落ち着いてゆっくりわかりやすくお話をされていて、ご住職のお話が生きていました。まだまだこの3人で続けていってほしい番組です。