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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第354回放送番組審議会

2017年7月5日に開催された第354回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2017年7月5日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、池田委員、仲宇佐委員、日髙委員、町田委員、道永委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、久保真人編成技術局長兼放送番組審議会事務局長、本多麻記子制作部長、滝澤崇央放送番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2017年5月28日放送 「シューカツHANGOUT!」。就職活動とインターンシップをメインテーマにした就活生応援番組で、番組名には就活の仲間に出会える"たまり場(HANGOUT)"になるようにとの思いが込められています。メインパーソナリティは、異色の経歴を持つお笑いタレント・石井てる美さんです。ご意見を聞きました。

委員の方からは:

・パーソナリティの石井てる美さん、明るくていいと思いますし、お話をされると気持ちが込められているように感じました。またコメンテーターの方も綺麗ごとだけでなく、リアルなコメントをされていたので、就職活動をしている方が聴いたら勇気づけられることもあるのではないかと思います。オープニングはもう少しコンパクトにしたほうがよいのではないでしょうか。コメンテーターの方が短い時間の中で難しい問題に対して本質的な回答をしていて、非常に良い番組だと感じました。

・ラジオNIKKEIは株式、競馬、医療の番組というイメージがあるのですが、これは若者をターゲットとした意欲的な番組という印象を非常に強く思っております。相談室コーナーの中であった、「最後は自分で決めなさい」というお話は大変感銘を受けました。

・内容的にはとても素晴らしいと思います。石井さんもとても明るく、ポイントを突いていて素晴らしいと思いました。ただ、1年間放送していくことを考えると、今後の企画が難しいのかなと思いました。

・私にも大学4年生の子どもがおり、番組冒頭の話の中で、売り手市場のように言われているが、実は違うんだというのがあり、私はそれが聞きたかったと思いました。報道と現実のギャップに悩んでいる学生さんにこれはこういう意味なんだよと教えてあげられるようなこともあるといいのかなと思いました。石井さんの立ち位置が、話題によって自分の立ち位置を微妙に変えて質問したりしているのがとても良いなと思いました。もっとこの番組を早く知っていればと思いました。

・やはり石井さんの魅力、受け答えとか明るさ、歯切れのよさとかが魅力でした。また杉浦さんも答えが的確で、お二人の魅力が際立っているなと思いました。こういう就活番組で聴きたいのは本音のところだと思うんですね。ほかのメディアに比べてラジオというのはそういう本音を言いやすいと思っていますので、すごくラジオに合っている番組だと思いました。

・皆さんおっしゃいましたが、非常にいい番組だと思います。石井さんの経歴をもっと生かしたコメントがあってもよいのではないでしょうか。就活の話は悩みを解決してあげる、悩み相談の時間がもっとあってもいいのではと思います。もう少しテーマを絞り、悩みに寄り添ったテーマ設定をするといいと思います。番組を長く続けていくのであれば尚更でしょう。