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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第346回放送番組審議会

2016年10月12日に開催された第346回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2016年10月12日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、海原委員、藤沢委員、池田委員

出席者(会社側)

井元成吾代表取締役社長、石井桂子執行役員編成制作担当兼放送番組審議会事務局長、土肥穂高編成制作局長、久保真人クロスメディア編成部長、滝澤崇央番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、2016年9月23日放送「マーケットプレス」。ラジオNIKKEIでは開局以来、変革を重ねながらマーケットワイド番組を放送していますが、今回はキャスターが4名交代。そのうちのお一人、田代昌之さんの日をお聴きいただきます。進行役は浜田節子さんです。ご意見を聞きました。

委員からは:
日中あんまりこういう番組を聴くことはなかったんで、非常に新鮮だったです。たぶんこの2時間半、所謂、場中ずっとやっている、長い時間番組作るって大変なんだろうなっていうことは大前提にあるんですけれど、ちょっと全体について、何と言いますか深みというか、深さといいますか、というのがあまり感じられない。これはキャスターの田代さんがあまり専門的なことを言わずに、という意識でこういうコメントをされているのかどうかちょっとわかりませんが、今回の日銀の政策に対してですね、もう少し、飛んだ解説みたいなものがあってもいいんじゃないかと思いました。Q&Aとか、ご意見とか、双方向でいろいろとやられようとしていることは非常にいいことだと思います。
・私は全然株とかわからないので、素人なんですけれども、まずは、このご意見コーナー、質問コーナーと、あと解説コーナーと分けてあるのは非常にわかりやすいし、流れが明確なんでいいんじゃないかなと、これはひとついいかなと思いました。それからずっと聴いていますと、すべてに対して、どういう意味を持つのかっていうところの解説が無いんですね。つまり現状の共有を解説しているだけで、この人自身が一体何をどういうふうに考えているかってところ、自分の意見を言ってくれないので。それで良いにしても悪いにしても、やっぱりこの人の意見っていうか、自分の意見をちょっと教えて欲しいなって気がしました。ある種リスクを持ちながら、自分の意見を主張していくっていくことが足りないために、聴いている人がフラストレーションを感じてしまう可能性もあるんじゃないかなって思いました。
・この方のバックグラウンドを見るとアナリスト的な存在であるにも関わらず、司会業に専念されている感じがしました。聴いている方からすると、まあ、聴いている人もいろいろいると思うんですけれど、背中押して欲しいから答えを必ず自分と違う意見でも言って欲しい人と、自分で考えるからネタだけ出して欲しい人とか、いろいろいるのかもしれないですが。この番組は本当に、日によって違いますし、なので毎日比較して聴いている人もいるし、長寿番組なので長く聴き続けている人もいらっしゃる。長く聴いている人は相変わらずFAXの人もいるかもしれないので、意見を聴くところに関してはFAXも取り入れて、長く聴いていらっしゃる方のご意見も取り入れていただいたらいいのかなって思いました。
・私は今、ここ最近聴かせていただいたものの中では、やっぱり一番安定感あるし、本業だなという感じがしました。キャスターとして使うんであればコメンテーターを、別なコメンテーターを引っ張り出してきて、このボラティリティインデックスのところで、取り上げていましたけれど、やっぱりリスナーが求めているのは、どう見たらいいのっていう受け止め方を知りたいと、それはいくつかあったほうが良いですね、リスナーは自分なりの考え、自分の考えをそれぞれ持っているんだけれど、違う意見を聴きたいというニーズがたぶんあるはずなので、これだけ長い時間やるんであれば、キャスターに専念してもらっていいので、しっかりしたコメンテーターを2~3人、引っ張り出してそのコメントを引き出すので良いと思いました。この番組に必要なのは、どう見たらいいのというふうなのを、きちんと示すということではないかなと思います。彼に言わせてもいいし、別なコメンテーターを引っ張り出しても良いし。そこがたぶんリスナーが求めているところというふうに思います。