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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第343回放送番組審議会

2016年6月22日に開催された第343回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2016年6月22日

出席者(番組審議会委員)

長谷部委員長、海原委員、藤沢委員

出席者(会社側)

鈴木健司代表取締役社長、石井桂子執行役員編成制作担当兼放送番組審議会事務局長、高山英久番組審議会事務局

この日番組審議会で試聴したのは、2016年5月8日の朝7時10分から放送された「ケンタッキーダービー実況中継」。ラジオNIKKEIでは海外競馬の中継に積極的に取り組んでいますが、今回は日本馬「ラニ」が出場したアメリカのG1レースの模様を現地と結んで放送しました。日本の放送局ではラジオNIKKEIだけが中継、Twitterなどでのつぶやきをはじめ、SNS上でも大変な盛り上がりをみせました。ご意見を聞きました。

委員からは:
・ラジオNIKKEIの競馬中継は、本当にいつも抜群に面白いと思います。番組を聴いているとどんどん引き込まれていって、現地と東京とのコンビネーションも非常にうまく行っていたと思います。また、レースが始まる前に浮かんでいた疑問があったのですが、その疑問に対して適切に解説していて本当にスッキリしました。予想やレース分析も確かだったと思います。欲しい情報がしっかり分かる良い番組でした。そのほか、海外競馬の馬券は買えないのにこれだけSNS上で賑わいを見せ、ラジオNIKKEIの競馬中継を聴いていたというのは驚きました。
・私も面白く聴かせていただきました。番組を聴いて情景が浮かんできましたし、ワクワクしてレースを待っている現地の盛り上がりもすごいのだろうと想像できてケンタッキーへ行ってみたくなりました。その上で2つ意見がありまして、1つ目は海外競馬なので、現地の人たちへの英語でのインタビューがあったら海外からの中継という雰囲気がもっと感じられたのではないかと思ったことと、2つ目は日本馬として21年ぶりに参戦したということですが、それならば前々から海外競馬などグローバルにチャレンジしている人や馬たちを取り上げて、それでこの日のケンタッキーダービーにつなげていくとか、競馬ファンでない人たちの関心も集まるような仕掛けをすればもっと競馬の裾野が広がるのではないかと感じました。アメリカやドバイなど海外へ挑戦する姿を取り上げたものがあっても面白いと思います。
・この番組はコメンテーターがとても歯切れがよく、解説や予想も的確でラニ号の説明も分かりやすいもので、そこが非常に感心しました。また、テレビの競馬中継のような盛り上げすぎの感もなく、比較的冷静に進行していたのも好感が持てました。番組全般に安定した放送でさすがラジオNIKKEIさんの得意分野だと思いました。ただ、放送を聴いてみて日本のリスナーはもっとラニの話が聴きたかったのではないかという気が若干しました。