会社案内

メニュー表示

番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第337回放送番組審議会

2015年11月11日に開催された第337回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2015年11月11日

出席者(番組審議会委員)

近藤委員長、石川委員、池田委員、海原委員、藤沢委員、井出委員

出席者(会社側)

鈴木健司代表取締役社長、石井桂子執行役員編成制作担当兼放送番組審議会事務局長、高山英久番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、10月4日に放送された、「藤島大の楕円球にみる夢」ジャパン、世界を動かす~南アフリカ戦取材レポート。日本があの歴史的勝利を挙げたラグビーワールドカップ対南アフリカ戦を番組パーソナリティの藤島大さんが現地へ飛んで取材、そのレポートを中心に構成した番組です。ご意見を聞きました。

委員からは:
・私はサッカーをやっていたのですが、次に生まれ変わったらラグビーをやりたいと思っています。番組も臨場感があって非常に良かったと思います。
・私は改めて南アフリカ戦を見たくなりました。試合分析やラグビーのプチ情報が入っていて、しかもあのドラマを近くで目撃したのですから、雰囲気もよく伝わってきました。ただ、ラグビーを良く知らない人にはちょっと難しかったかとも思いました。
・草食系男子が多いと言われる中、このような人たちを取り上げる番組が欲しかったです。この番組のスポンサーはラグビー女子日本代表を応援している企業ということですが、ラグビーを応援する姿勢は番組もスポンサーも合致していてとてもいいと思います。ただ、辛口な意見を言わせていただければ、今回これだけラグビーが注目を集めたのだから、ラグビーファンだけでなく広くラグビーに関心を持った人たちにアピールしたら良かったのではないでしょうか。もったいないです。この番組をPRする良いチャンスだし、ラジオNIKKEIをアピールするチャンスでもあったと思います。
・私はラグビーの強い高校にいました。臨場感があって私のようなスポーツ好きには大変良い番組でした。パーソナリティの藤島さん自身がラグビーをやっていたので、ポイントがよく分かっていて、なぜ日本代表が南アフリカ代表に勝ったのか、とても参考になる 解説があって良かったです。たいへん聴きやすい番組でした。
・藤島さんはとても面白い方であり、ラグビーだけ伝えたいのではないということも伝わってくる人ですね。メッセージ性もあり、私はスポーツに疎い人でも楽しめたのではないかと思います。ラグビーは頭を使うスポーツという側面がうまく出ていて、ラグビーファンという内々だけが聴いているのはもったいないと感じました。
・とても良い番組でした。藤島さんをパーソナリティに起用したのは成功だと思います。藤島さんのキャラクターもいいし声質もいいと感じます。話す中身も冗漫なところがなく、藤島さんの伝えたいことがリスナーにきちんと伝わるようなものでした。また、今ではラグビー日本代表の活躍はテレビや新聞などでも何度も大きく取り上げられて誰もがよく知っていることですが、まだ放送した10月4日の時点にこの番組を聴いていたとしたら、もっと新鮮な印象で聴くことができたでしょう。そして、この番組をさらに良いものとしているのが、日本代表戦だけでなく一橋大の勝利や函館ラサールの試合などにも足を運んでコーチや監督、選手などの声を拾っているところです。これがこの番組の付加価値を高める役割を果たしています。