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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第336回放送番組審議会

2015年10月21日に開催された第336回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2015年10月21日

出席者(番組審議会委員)

近藤委員長、石川委員、池田委員、海原委員、藤沢委員、井出委員

出席者(会社側)

鈴木健司代表取締役社長、石井桂子執行役員編成制作担当兼放送番組審議会事務局長、高山英久番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、9月22日((国民の休日)に放送された、ニッポン放送とのコラボレーション企画番組「元気イキイキウォーキングラジオ!」。パーソナリティは荘口彰久、廣田みゆき。中継アナウンサーはラジオNIKKEIの米田元気。両局で同時生放送しました。ご意見を聞きました。

委員からは:
・ちょっと断片的な感じがしました。もしかしたら今日の試聴用に編集したのかもしれませんが、東京の散歩道を紹介していたと思ったら突然伊勢・志摩の話に移ったり、もう少し分かりやすく内容を組んでいったほうが良かったと思います。内容が分散してしまって、リスナーに何をどう伝えたかったのかが分かりづらい作りになっていたと感じます。もっと散歩の楽しみについてスポットを当てたほうがウォーキングの魅力が伝わったのではないでしょうか。
・まず他社とのコラボというのが良かったと思います。ニッポン放送とコラボしているということで、ラジオNIKKEIはオープンな局だというイメージ、ブランディングができたのではないかと思います。
・内容について、これはお年寄りをターゲットにしたいのか、若い人を狙っているのか、それとも散歩好きな人に聞いてもらいたいのか、よく分かりませんでした。また、Twitterの活用の仕方も、中継地点や紹介した土地にいるリスナーにコメントや現場写真の投稿を呼びかけるとか、逆に投稿してもらった場所に中継アナが行ってみるとか、もっとネットとの連携、活用がうまくできていれば臨場感ある中継ができたのではないでしょうか。
・私もウォーキング中継をラジオでやるのは難しかったかなと感じました。ある街を知らない人にラジオで教えるというのは、なかなかイメージが湧きにくくて大変だと思います。
・ 私は退屈せずに面白く聴くことができました。ただ、散歩・ウォーキングの良さの紹介がメインで、街をただ歩いて紹介する番組ではないと思っていたのに、実は街を紹介する散歩番組になっていたように思えます。ですので「ちょっと違ったなぁ」とは思ったのですが、内容自体は面白かったです。例えば北品川の昔ながらの様子や夕日の話など、散歩することで得られるメリットが織り交ぜられていたのは良かったと思います。
・散歩、ウォーキングは高齢化社会の現在、とてもコアなテーマだと思います。ですので、ラジオNIKKEI単独でも取り上げることのできるテーマでもあります。また、番組の作りようによっては、ウォーカーが散歩をしながらラジオを聴くという習慣や時間が取れるのではないでしょうか。ウォーキングとラジオという組み合わせを今後真剣に考えてもいいのではないかと思います。