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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第333回放送番組審議会

2015年6月17日に開催された第333回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2015年6月17日

出席者(番組審議会委員)

近藤委員長、石川委員、池田委員、井出委員、海原委員

出席者(会社側)

鈴木健司代表取締役社長、海老沢勲編成制作局長兼放送番組審議会事務局長、坂巻公平番組プロデューサー、高山英久番組審議会事務局

この日の番組審議会で試聴したのは、米国の雇用統計が発表される時間に合わせて、外国為替市場の動きをライブでお届けするFX(外国為替証拠金取引)情報番組「夜トレ!」の6月5日放送分。専門家をゲストに招き、パーソナリティの叶内文子アナが今後の為替動向などについて伺っています。無料動画のUストリームとコラボし、画像配信によるグラフ等のデータを駆使することで、分かりやすい番組にしています。ご意見を聞きました。

委員からは、

・4人でのトークは少し聴きづらいと感じました。内容自体については結構面白かった。投資に詳しい者でなくても面白い話題だったと思います。
・私は投資はやらないので、聴いていて分からない部分がありました。
・モデルの女性を出すよりは、ボケとツッコミができる男性のほうが面白いのではないかと感じました。
・雇用統計という無機質的なものをイベント的に捉えて楽しんでしまうというのは、私は非常に面白い切り口だと思いました。また、指標が発表された前後の時間帯で生放送するというライブ感がとても良いと思います。あとは、番組の最初などで、新規投資家やリスナーのための前置きの時間があっても良かったのではないかと思いました。
・投資家向けには大変面白い番組だと思います。専門的知識を持っている人が聴くと"何匹もクジラがいるんですよね"などという話は味わい深いものなのでしょう。この番組は投資に役立てるというよりむしろ、FXに興味のあるリスナーが集まって語る場所という位置付けでもいいように感じました。株式投資もそうですが、投資家は基本的に孤独です。そんな中でFX投資をしている人たちがどんな思いや考え方で投資に取り組んでいるのかということに触れることができる場所になっているというのは、ある種、投資家の癒しにもなっている番組だということです。そうした意味でも面白い番組だと思います。また、叶内文子アナの金融知識は相当なものだということが分かります。2人の専門家の話にしっかりついていけて、為替相場の生の動きに瞬時に対応して話題を振っていくというのは感心しました。