2014年11月12日に開催された第327回放送番組審議会の概要をお知らせします。
開催日時
2014年11月12日
出席者(番組審議会委員)
近藤委員長、井出委員、石川委員、池田委員、海原委員
出席者(会社側)
鈴木健司代表取締役社長、海老沢勲編成制作局長兼放送番組審議会事務局長、久保真人番組プロデューサー、高山英久番組審議会事務局
この日の番組審議会では、10月からスタートした「スマホNO.1メディア」を試聴し、意見を聴きました。
委員からは、
・今後、いろいろなスマホが出てくると思うので、今回のスマホ新機種紹介や選び方についてはたいへん意味のあるものだと思った。私はiPhone利用者だが、機能の100分の1も活かしていないと思うので、今後は使い方などを取り上げていってほしいと思った。また、村田製作所などスマホ関連で活躍している企業などを紹介すると面白いのではないかと感じた。
・ 私はiPhoneとiPadが大好きで、新機種が発売されるとすぐに買いに行くくらいスマホには関心がある。ただ、気になったのは、ターゲットはスマホマニアなのか一般ユーザーなのか、あるいはビジネスユーザーなのかが良く分からなかったことだ。ターゲットをはっきりさせれば、何を伝えれば良いのかが見えてくると思うので、機能などをきちんと伝えることがこの番組を長く続けるのには必要なことだと思った。
・私はガラケーにこだわっているが、それはメールを打つのに便利だからだ。従ってガラケー利用者の私には、今日の話は正直分からなかった。しかし、そんな私もスマホの機能で、話しかけてそれに応える機能などには興味があるので、リスナーが気にかかっている機能を分かりやすく説明してくれたら、私もスマホに乗り換えようかという気分になるかもしれない。
・ この番組を聴いていて、取り上げられた機種が目に浮かぶくらいスマホマニアなので、私は楽しく聴けた。ただ、私は機種が目に浮かんだが、ほとんどのリスナーはそうではないと思うので、ラジオで分かりやすく説明することがとても重要になってくると思った。また、この番組を長く続けるためには、「今さら聞けない基本機能」など、多くのスマホ利用者が案外知らなかったりする便利機能などにも触れていくことも大切かなと感じた。
・ラジオで形やデザイン、大きさを表現するのは難しいことだと感じた。映像にすれば一発で理解できることがラジオだと難しい。制作者はそのハードルの高さをどうクリアするかについて知恵を絞る必要があると思うし、だからこそ今後に期待したいと思う。また番組の構成がスマホ情報の解説と特集となっているが、パーソナリティの石川さんは「日経トレンディ」の記者もやっていたので、敢えて雑誌的な構成にしたのかなと感じた。