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番組審議会

株式会社日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)では放送法に基づく番組審議機関として番組審議会を設置しています。
番組審議会は各界の有識者で構成し、原則として毎月1回、放送番組向上のため会議を開いています。

番組審議会委員のご紹介(敬称略、50音順)
竹内 香苗(フリーアナウンサー)
谷垣 浩司(野村ホールディングス 執行役員)
仲宇佐ゆり(フリーランスライター)
山口 英彰(日本中央競馬会 常務理事)
山﨑 浩志(日本経済新聞社 常務編集局長)
山下 康介(作曲家・編曲家)

第323回放送番組審議会

2014年6月11日に開催された第323回放送番組審議会の概要をお知らせします。

開催日時

2014年6月11日

出席者(番組審議会委員)

近藤委員長、井出委員、海原委員、池田委員、藤沢委員

出席者(会社側)

鈴木健司代表取締役社長、海老沢勲編成制作局長兼放送番組審議会事務局長、大宮杜喜子アナウンサー、高山英久番組審議会事務局

この日の番組審議会では、「日野原重明の輝く顔と輝く心」を試聴し、意見を聴きました。

委員からは、

・日野原さんに非常に調査力があって新しい情報を仕入れていらっしゃるのが分かった。また、聞き手の大宮さんが日野原さんの人柄をうまく引き出しているのもこの番組の良さにつながっているのだと思う。内科学会の部分は、日野原さんでないと分からない内科の発展についての話しで興味深く聴いた。

・100歳を超えて第一線で活躍されている日野原さんから何か健康の秘訣などを教えてもらえるのかと思って聴いたが、この2回の放送分ではそれがなかったので、やや拍子抜けした。この番組を聴いているのはどんな人たちなのか、また何に焦点を当てている番組なのかが分からなかったという印象だった。

・私も最初は"何で内科学会のことなのかなぁ"と思ったが、聴いてみて"あぁ、これは成熟した精神を持っている大人同士の会話なんだなぁ"と感じ入った。教科書で学んだような時代をリアルタイムで生きてきた人で、言葉の向こうにある雰囲気を感じることができるようだった。

 ・ 自分の目的が明確な時にテレビを見たりラジオを聴いたり本を読んだりするものだが、この番組は日野原さんの存在が非常に大きく、経験も豊かな方で、何となく目的を持って歩いていた時に思いがけず良い場面に出会えたような感じがする番組だった。それだけ日野原さんの持っている大きさというのが感じられて、何か目的を持って聴くのではなく、肩の力を抜いて聴くべき番組だと思った。

 ・ 放送1回1回がレジェンドだと思った。中味というよりは1年54回続けていること自体が奇跡で、私が想像していたよりも日野原さんは記憶力がすごくて、頭の回転も非常に速く、しかも滑舌も良く、それに大宮さんの絶妙な進行が相まって、これは非常に伝説的な番組になるのではないかと思った。