第12回 エミン・ユルマズさん「2021年マーケットのポイントを総点検。今後の世界はどうなるのか?」 [今注目のCFDをトコトン大解剖!]
2021/03/22(月) 12:17

CFDコラムに再びエミンユルマズさんが登場です。2021年も3か月がすぎ、世界中の政治、マーケットも絶え間なく動き続けています。
そこでエミンユルマズさんに、「2021年のマーケットのポイントを総点検」と題して、今後の世界について説明してもらいます。




2021年は衝撃的な出来事で幕を開けました。1月6日に昨年11月に行われた米大統領選挙での不正を訴えるトランプ前大統領の支持者が米議会に乱入するという大事件が起きました。議会はこの日に各州の選挙人の投票結果を認定し、バイデン大統領の就任を正式に発表する予定でした。
議会占拠する際に起きた暴動によって5人が命を失うことになり全米に衝撃が走りました。一方で、米議会が攻撃を受けたのは1814年の英米戦争以来の出来事で、歴史的には大事件であるのにも関わらず相場への影響は限定的でした。

2月に入ったら今度はミャンマーでクーデターが発生し、国軍はアウンサンスーチー率いる国民民主連盟(NLD)政権を倒して、軍事政権を樹立しました。この事件も非常に大事で新冷戦における米中の覇権争いの一環ですが、こちらも相場への影響は限定的でした。
株式市場はワクチンによるパンデミックの早期収束、大型財政出動と金融緩和継続への期待から投機ムードが高まり、これが若い個人投資家の価値観とも合致したのがリスク資産の大幅上昇をもたらしました。

米国の今の投機ブームは社会的な大義名分があるという点で過去のバブルとは異なります。例えば、個人投資家が大好きなテスラは脱炭素社会の象徴だし、ビットコインは中央銀行による通貨発行独占と政府による金融統制に反旗を翻すという意味を持つシンボル的な資産です。1月末に起きたゲームストップ事件の背景にも「悪徳空売りファンドを潰そう」という若い個人投資家の思惑があります。

米国の投機ブームはいつまで続くのか?

株高がいつまで続くのかピッタリ予想するのは難しいですが、2月後半から相場の雲行きが怪しくなってきました。その原因は米国の長期金利の上昇です。インフレ期待で米国の10年債と30年債の利回りが大きく反発しました。

金利上昇の傾向が続くとFRBは予想より早く金融引き締めに移行せざるを得なくなりますし、今まで相場を引っ張って来た高成長株の割高な株価を正当化できなくなります。日本株は米株に比べ割高感は少ないですが、米株が大きく調整すれば日本株にもシワ寄せが来るでしょう。一方で、日本株の下げは米株より少なくなり、次の調整でダウと日経平均は逆転すると予想しています。



2021年の世界のマーケットのポイントを学んだら投資へ!世界中の様々な指数や商品に投資ができる、GMOクリック証券のCFD

第11回 ラテまっちゃさん「CFD取引で活用する銘柄、商品」 [今注目のCFDをトコトン大解剖!]
2021/03/05(金) 15:15




ラテまっちゃさんのコラム3回目です。前回までは「どのようなシーンでCFDを使うか」という活用法を中心にご紹介しましたが、今回は具体的にどのような商品や銘柄をどのようなケースで取引しているかを紹介してもらいます。

 

こんにちは。デザートで抹茶アイスを頼むと「やっぱりな」といつも突っ込まれるので、最近抹茶アイスを控えているラテまっちゃです。
前回は株式投資をしている中での、私なりのヘッジを入れるポイントを一部ご紹介しました。
そこで今回は、私が活用しているGMOクリック証券のCFDの銘柄についてお伝えしていきます。

日本225(日経225)
まずは私がヘッジに使うことが多い日本225(日経225)についてです。日本225(日経225)は日経平均株価に近い値動きをしてくれるので、日本株のヘッジとして扱いやすい銘柄です。日本株のヘッジには、「1357 日経ダブルインバースETF」を使われるケースをよく見ますが、「1357 日経ダブルインバースETF」は減価していく性質があることに加え、日本市場が開いている時間のみの取引となることから、私の場合はヘッジにCFDの日本225(日経225)を活用します。ヘッジを入れるポイントについては、前回の記事で簡単にご紹介しています。



原油
原油は2020年は過去にない凄まじい値動きをしました。4月20日に原油先物価格が史上初のマイナスになるという異常なことが起きましたが、現在は60ドル付近まで上昇しています。私が原油を扱う時は、このような異常なことが起きた時や、産油国へのハリケーン接近やテロ等で原油価格が急騰した場合のショート(売り)を狙うことが多いです。



外国株CFD
GMOクリック証券のCFDでは、様々な外国株を扱えるところも重宝しています。さらに買いだけではなく、外国株についても売りから入ることができます。2020年の例ではコロナショック後にどの銘柄も大きく下落しましたが、コロナにより恩恵を受けるようなAmazonやアリババはすぐに急上昇し、現在ではAmazonについてはコロナショック時の2倍ほどまで上昇しています。また、コロナワクチンを開発したファイザーは11月から12月にかけて一時20%以上上昇していました。ただ、一時的な材料だということもあり、その後大きく下落していますので、上昇後の売りで狙うこともできました。さらにテスラについてはEV相場が始まった11月から現在までで90%ほど上昇しています。このように2020年は狙いやすい外国株CFDの銘柄がいくつもありました。


外国株CFDのこれからの狙いとしては、デルタ航空やボーイング等のアフターコロナ関連の銘柄は面白いのではないかと思っています。

今回は私が活用しているGMOクリック証券のCFDの銘柄から、いま注目している銘柄、商品についてご紹介しました。これでコラムは終了となりますが、またどこかでお会いしましょう。最後までご覧頂いてありがとうございました。



日本225(日経225)、原油、外国株もGMOクリック証券のCFD。詳しくはこちらをクリック!

第10回 ラテまっちゃさん「CFDはこういう局面で使う その2」 [今注目のCFDをトコトン大解剖!]
2021/02/17(水) 22:56




より実践的にCFDトレードを知ろう!ということで、有名トレーダーのラテまっちゃさんに「CFDの使い方」を解説していただいています。前回は「CFDでヘッジをする」活用を説明してもらいましたが、今回はさらに「ヘッジを入れるポイント」について紹介していただきます。

こんにちは。ラテなのに何でアイコンが空き缶なのか、最近よく突っ込まれるラテまっちゃです。
前回は株式投資をしている中でのCFDの活用方法として、ヘッジとしての活用方法についてご紹介しました。
そこで今回は、ヘッジを入れる私なりのポイントについてご紹介します。


機関投資家の先物手口
日経先物の手口とTOPIX先物の手口を確認し、主に直近の値動きを判断するための目安に使います。
先物手口については、JPX(日本取引所グループ)などのサイトで確認することができます。
特に私が注目している手口は以下の3つになります。

①     海外勢全体の手口(買い越し、売り越しを確認)
②     ゴールドマンサックスの手口(買い越し、売り越しを確認)
③     クレディスイスの手口(大きな手口を入れた場合は注目)

①の海外勢全体と②のゴールドマンサックスの手口については、先物を買い越しか、売り越しか確認し、買い越しなら上昇目線、売り越しなら下落目線の目安(ヘッジを入れる目安)とします。
※買い越しとは、全体の売買数量のうち、売り数量よりも買い数量の方が多いこと
また、③のクレディスイスの手口については、過去と比較して大きな手口を入れた場合は、相場が上か下どちらかに大きく動く傾向があるので、クレディスイスの手口についても注目します。


日経平均とTOPIXの高値日のずれ
日経平均とTOPIXの高値日のずれとは、日経平均は高値を更新しても、TOPIXは高値を更新できなかったなど、どちらか一方だけが高値を更新した場合のことです。この場合を弱気のダイバージェンスと言い、下落の目安(ヘッジを入れる目安)としています


機関投資家のオプション手口
日経225オプションの手口確認し、主に日経平均の上値と下値を判断するための目安に使いますが、オプションについては少し難しい内容になるため、ポイントのみお伝えします。
機関投資家の思惑を以下のように目安としています。

・プット買い+コール売り⇒上昇は限定的で大きく下落してほしいと思っている
・コール買い+プット売り⇒下落は限定的で大きく上昇してほしいと思っている
・プット買い+コール買い⇒どちらかに大きく動いてほしいと思っている
・プット売り+コール売り⇒あまり動かないでほしいと思っている


この思惑をもとに、主にABNアムロやJPモルガンの手口を追っていき、弱気の手口になった場合はヘッジを入れる目安としています。
今回は私が目安としているヘッジを入れるポイントを一部ご紹介しました。次回はヘッジに使っているCFDの銘柄についてお伝えします。本日は以上になります。ありがとうございました。


ラテまっちゃさんのCFDを使った具体的なトレードテクニックを試したい方は、こちらをクリック!

第9回 ラテまっちゃさん「CFDはこういう局面で使う その1」 [今注目のCFDをトコトン大解剖!]
2021/02/10(水) 20:38





これまでマーケットのスペシャリストに、それぞれの得意分野の2021年の見通しを中心に解説してもらいましが、今回からはトレーダー目線で「CFDはこういうトレードに向いている」「こういう時にCFDを活用する」をテーマに、実践的なCFDトレードのアイディアを紹介します。


こんにちは。投資が好きなタダのお茶のラテまっちゃです。
Twitterでは、最近のEV相場の影響なのか、アイコンをお茶ではなく、バッテリーのイラストと間違えられることが増えてきました。また、テーマ銘柄をまとめるタダのbotと思われることもありますが、一応botではありません。お茶です。
私は株式(個別株)を中心に投資をしていますが、今回は株式投資をしている中での、CFDの活用方法について簡単にご紹介します。


ヘッジとしての活用
株式投資では、空売りという手段もありますが、私の場合は買いポジションの割合がどうしても増えてしまう傾向です。そのため、市場全体が急落した場面では、大きく影響を受けてしまいます。
そこで、急落した場面でも損失を軽減するために、ヘッジとしてCFDを活用しています。
ヘッジとは、株式投資で株式(買いポジション)を多く保有している場合に、CFDにより日経平均に連動する銘柄等をショート(売り)することで、急落した際に損失を軽減することが目的となります。
ヘッジでCFDを活用している理由としては、以下になります。

①     ほぼ24時間取引ができる

②     ショート(売り)から入ることができる

③     祝日でも取引ができる

日本の株式市場は、9時~15時までが取引時間になりますので、夜間に悪材料等が出た場合においてもCFDなら取引ができるという点も大きなメリットと思っております

ヘッジの罠
それなら常にヘッジを入れておけばいいのか?というわけではありません。常にヘッジを入れておくという手段もありますが、私の場合は主に機関投資家の手口を確認してヘッジを入れています。常にヘッジを入れていると、いつ暴落が来ても損失は軽減できるかもしれませんが、逆に上昇が続いている相場では、ヘッジの影響で利益もかなり軽減してしまうことや、さらには日経平均が大きく上昇しているのにも関わらず、個別株全体はそれほど上昇していない相場では、損失を出してしまうケースもあります。

機関投資家の手口の確認方法
機関投資家の手口については、JPX(日本取引所グループ)のサイトで確認することができます。私が確認している項目は主に以下の3つになります。

①     日経平均及びTOPIX先物の手口

②     日経オプションの手口

③     投資部門別売買状況

先物、オプションの手口については、JPXの「取引参加者別取引高(手口上位一覧)」及び「取引参加者別建玉残高一覧」のページで確認することができます。
本日は以上になりますが、次回以降に機関投資家の手口がどのように動いたら、ヘッジを入れているのか、私なりのポイントについてお伝えしていきます。最後までご覧頂いてありがとうございました。



株式投資のヘッジとしてCFD を活用するという手も。CFD取引に興味のある方はこちらをクリック!

第8回 江守哲さん「2021年米国株をどう見るべきか?」 [今注目のCFDをトコトン大解剖!]
2021/02/02(火) 16:59





相変わらず強い相場が続き、史上最高値を更新し続ける米国株価市場。この強さは2021年も続くのか?バイデン新政権の政策や長引くコロナ禍は市場にどう影響を与えるのか?

今回は CFDで米国および米国株に投資をするとしたらをテーマに、エモリファンドマネジメント代表取締役の江守哲さんに解説いただきます。

まずは長期サイクルを理解する
米国株に投資する際にまず理解しておきたいのは、「米国株は上がりだすと34年間上昇する」というサイクルである。より厳密にいえば、17年間の上昇を2回繰り返して一つのサイクルになる。現在の上昇サイクルは、金融危機後の2009年に始まっており、まずは17年後の2026年前後まで上昇が続くと考えられる。その後、1年から数年程度の休息を挟み、その後は再び上昇基調に入り、最終的に2042年ごろまで上昇すると考えられる。この米国株の長期サイクルを念頭に置いておけば、かなり心理的にも安心して投資することができるだろう。現在の米国株は、世界の投資マネーの集積所になっている。現在の世界経済をけん引するハイテク企業が数多く誕生しており、米国の証券取引所に上場されている。これらの企業はいまや米国企業というよりも、グローバル企業であり、世界の各国で収益を上げている。だからこそ、企業収益力が高く、投資家からも注目されやすいといえる。

これらの企業は今後も様々な戦略で成長を継続しようと努力し、結果を残すだろう。そのような企業に投資家が魅了される。だからこそ、投資マネーが集まってくるのである。現在の米国株式市場をけん引しているのは、いうまでもなくハイテク企業であり、その代表がgafamなどと呼ばれる主力企業である。グーグルの親会社であるアルファベット、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、アップル、マイクロソフトなどは、まさに世界の消費者が日常生活で手放せないサービスを提供している。まさに「なくてはならない存在」になっている。著名投資家のウォーレン・バフェット氏がアップル株を大量に保有しているのは、ハイテク株という側面よりも消費関連という側面を重視しているからであろう。バフェット氏が保有する銘柄には、消費者が毎日使うものを生産・販売している会社が多い。アップルもまさにその代表といえる。また、バフェット氏が、アマゾン株を安値で買いそびれたことを非常に悔しがっているのも、まさにその表れといえる。

米国株に投資するには、これらの代表的な銘柄を外すわけにはいかない。今後も買収等を繰り返し、さらに巨大化する可能性がある。米国の新大統領となったバイデン氏や、政権を担う民主党が、ハイテク株への締め付けを強化するなどの報道もあるが、そうすれば米国そのものが痛手を被ることになる。このような材料を懸念しても仕方がないだろう。それ以上に、彼らの成長力・収益力に賭けるほうが賢明である。テスラについても、賛否両論があるが、現実問題として投資家の買いが入り、株価が上昇している。2000年のドットコム・バブル崩壊後のハイテク企業の株価もそうだったが、いまとなっては10倍程度の上昇は大したことがないといえる。テスラもそのステージにあるとすれば、将来から見ればいまの株価はまだかなり割安だったということになる可能性は否定できない。このほかにも、まだ数多くの成長途上の銘柄が存在する。自分で探すのも楽しいだろう。

指数に投資をするという考え方も
このような銘柄を探す手間を省くのであれば、まずはナスダック100に投資するのがよい。ここには有望なハイテク企業などが含まれている。これにS&P500も少し加えてもよいだろう。そうすれば、米国企業の成長に乗ることができる。個別株がよいということであれば、上記のハイテク株は外せない。好みの銘柄を自分で選択すればよいだろう。それ以外にもネットフリックス、アドビ、石油株であればシェブロンがよいだろう。また、配当なども考慮すれば、ジョンソン・エンド・ジョンソン、at&t、ベライゾン、シスコシステムズ、などがある。金融株であれば、安全性を考慮すれば、やはりJPモルガン・チェースになる。これらの米国を代表する銘柄にも少しずつ投資するのも方法としては十分に検討に値しよう。最終的には、自分に合った投資戦略と好みの企業を組み合わせて判断することが重要である。また、主要株価指数が2割程度の下げに見舞われたときには、絶好の押し目買いの好機になる。今年もそのような場面は少なくとも1度か2度は来るだろう。そのときには、果敢に買い下がることが肝要である。そのうえで、長期的に保有し続ければ、相応の成果を得られるだろう。




今回解説いただいた、主要米国株、米国の指数はGMOクリック証券のCFDでもお取引いただけます!詳細はバナーをクリック!