7月10日放送「今日の1社」名古屋銀行(8522)の取材後記につきまして [「今日の1社」取材後記]
2013.07/10 今日の1社担当 記事URL
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 毎回「取材後記」をお読み下さいまして誠に有難うございます。

 今回、放送させて頂きました名古屋銀行様(東証/名証一部、8522)につきましては、金融機関でいらっしゃることから、「取材後記」の掲載を自粛させて頂きます。弊社も含め、金融機関は金商法、布令、ガイドライン、金融諸協会の諸規則等によるコンプライアンス事項の遵守が求められております。

 「取材後記」は私が取材を通して感じたことを、あくまでも私の主観として書いているもので、投資の勧誘を目的としたものではありません。また、私が書いたものをそのまま配信し、企業活動と齟齬があった場合のみ、その部分を訂正するという形で、企業様に事前に了解や校正を求めたこともありません。

 しかし、金融機関である企業様に対して、「取材後記」が、前述の法令等における「広告に関する規定」から導かれる「ソーシャルメディアにおける第三者による記載」に該当しているのではないかと当局等が判断し、企業様にご迷惑がかかってはいけないとの配慮から、金融機関である企業様については「取材後記」の掲載を自粛するものであります。

 これまでにご出演頂きました、マネーパートナーズ様、FPG様、東海東京フィナンシャル・ホールディングス様につきましても同じ判断から掲載を自粛して参りました。  井上哲男
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代表取締役頭取 中村昌弘さまと。
代表取締役社長 中村昌弘さまと。

7月3日放送「今日の1社」アールシーコア(7837)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2013.07/03 今日の1社担当 記事URL
 番組開始1周年となる7月3日放送分より、「アサザイ」は番組を5分拡張してお届けすることになりました。皆様、放送はお聴きいただけましたでしょうか? 今回の「今日の1社」では、アールシーコア(7837・JASDAQスタンダード) 常務取締役の谷秋子さまにお越しいただきました!
 同社は、自然派のログハウス「BESS」を中核事業とする、個性ある住宅メーカーです。「住む」より「楽しむ」ことをテーマに、全国の住宅展示場においてライフスタイル提案型の展開をされています♪
 
 昨年7月にも「今日の1社」に出演いただきまして、井上哲男も注目していた成長企業です。今回も井上哲男より渾身の取材後記が届きましたので、ぜひお読みくださいっ!

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取材後記

アールシーコア(7837)(ジャスダック・スタンダード)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は常務取締役の谷 秋子さま。

 

「"魔法の杖"を振らせない家」

 

▼"魔法の杖"があったとしても
 "魔法使い"がいたとする。

「この家も建ってから15年が経ちました。魔法の杖を振って新築の状態に戻してあげましょう」

 多くの人は大喜びするだろう。でも、アールシーコアの「BESSの家」の住民はきっと違う。

「なんてことを言うのですか、せっかくここまでしたのに」そう答えるに違いない。

 同業社の売る家とアールシーコアのBESSの家の違いを表すとしたら、この例え話だけで充分だと思う。

 
 その時はピンと来なくとも、随分と時間が経ってから理解できる言葉というものがある。

 私の好きなエッセイスト(本業は建築家)に宮脇檀(みやわき まゆみ)(男性)という人がいた。住宅が好きで、お金になる工業建築よりも家族と何度も面談を重ねる住宅を仕事として選ぶ人であった。曰く、「雑誌に出てくるような綺麗な家を作ったら、子供も夫もそれぞれの部屋に引きこもり、家族のふれあいや会話がなくなってしまったという実例がごまんとある。何のために家をつくるのかという基本的な思考が落ちていたからとしか言いようがない」死後に知ったのであるが、氏は男手一つでお嬢さんを育て上げたのだという。

 この言葉を受けて、同じく建築家の長谷川逸子女史が「とにかく光や風や自然がきちんと捉えられていて、内部は"積極的ながらんどう"がいい」と述べていた。

 高校生の頃は分からなかったこれらの言葉の意味が、歳を重ねて家族を持ち、アールシーコアを知って、きちんと自分の中での居場所を見つけたような気がする。

 
▼「暮らし」の場としての家

 "家を見に行くための場所"である通常の総合住宅展示場にBESSの家は無い。BESSの家は直営の、またはFCの展示場に何軒かまとめて建っており、さながら小さな街のようである。そして、その展示場はただ家を見に行く場所ではなく、「暮らしを体感する展示場」となっている。つまり、もしこの家に住んだらどのような暮らしになるかを体感して、子供たちが大きくなったらどうなるのかを想像しに行く場所なのである。

 

 他の絵を掛けたら釘の跡が目立ってしまうからという理由で、もう気に入らなくなった絵をずっと掛けている人がいる。BESSの家の住民の対極にいる人達である。

 木がふんだんに使われているBESSの家の室内は釘の打ち放題である。釘跡も風情。アールシーコアは言いたいのだ。「家は"心豊かな生活"をするための道具でしかない。家に気を遣ってどうするのか」と。

 そう、BESSの家は生活をするためのもの。別荘用と勘違いしている人がいるが、94%が自宅として使用されている。そして、この、エアコンが自分でフォルターの掃除をしてくれる時代に、BESSの家の5割以上では、メンテナンスも蒔割りも必要な蒔ストーブがオプションとして購入されている。そのBESSの家を購入する年代で一番多いのが30代のファミリー層。若い世代に、家族と心豊かな生活を送るために家を選ぶという感性があることを、嬉しく、そして頼もしく思う。

 
▼時が磨く、木造建築

 富士山の世界遺産登録に日本中が沸いているが、93年12月に初めて日本で世界遺産に登録された4ヶ所のうちの一つが法隆寺地域の仏像建造物。

 清家清(建築家。以前、乃村工藝社の取材後記に書いた旧本社ビルも同氏の作品。因みに息子は現慶応義塾長の清家篤氏)が法隆寺の管長から聞いた話を講演会でしているのを聴いたことがある。それによると、なぜ法隆寺が世界最古の木造建築でいられたかというと、それは貧乏寺で建て替える費用が無かったことと、愛情を持って修理修繕をどの寺よりもこまめにしたからだそうだ。世界遺産は、そのメンテナンスの努力に対するご褒美であった。

 BESSの家は「木」である。無論、定期的なメンテナンスが必要なことは言うまでもない。きちんとメンテナンスをした外壁、時間の経過とともに風合いが変わってきた内壁や床や階段の手摺り。それは、生活をした「証」である。それを魔法の杖の一振りで戻されてはたまったものではないのだ。

 

 同じ木造住宅であるのに、英国の平均使用年数が70年以上、米国でも60年以上なのに対して、日本は30年台であると聞いたことがある。法隆寺のある国としてはいささか悲しい数字だ。

また、壁紙の出荷用途も欧州では8割から9割が修繕用であるのに、日本では修繕用は1割にも満たなく、残りは新築用だという。これらは、中古住宅の査定の仕方も一因だ。米国では、不動産屋は中古住宅の鑑定数社に依頼して価格を出させるのであるが、そのチェック項目には、庭の手入れや外壁のメンテナンスなど街並みの景観を損なわない努力をしているか、美しくその住宅は年月を経ているか、などのポイントがあるという。

 "美しく経年できる"のは「木」の家だけである。「経年劣化」という、よく耳にする言葉ではなく、アールシーコアが語る「経年美化」という考えがそこにはある。

 
▼「住む」より「楽しむ」価値観

 街で、豪奢な家、とてもデザインが際立った家を見ると、「どんな人が住んでいるのだろう」と思うであろう。しかし、BESSの家を見た場合はそうではなく、「この中でどんな暮らしをしているのだろうか」と思うかもしれない。

 東京の代官山に続いて今年1月にオープンした神奈川県藤沢市の直営展示場である「BESS藤沢展示場」のコンセプトは"楽縁集落"であるが、私が想像するに、BESSの家の住民は、よそでBESSの家を見かけて庭に住民がいたら、声を掛けたくなるのではないかと思う。「うちもBESSの家なんです」と声を掛けたら、それだけで趣味の話へと広がっていくのではないかと。

 展示場だけではない。離れていてもBESSの家は同じ価値観を持つ人間が住んでいる"楽縁集落"なのだ。(了)
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 取材後記は、以上です。いかがでしたか?
 放送中、インタビューに加えて井上哲男からは定量分析に基づくさまざまなアールシーコアの「強み」が紹介されました。取材後記でお届けしたのは、それに加えてアールシーコアの定性的な部分、企業の根幹をなす「価値観」ですね。

 「今日の1社」担当のわたくし個人も、「BESS」の展示場に行きたくなってきました♪

 さて、放送中にもあったとおり、アールシーコアでは希望される方に株主向け冊子「アールシーコア通信」をお届けしています。6月に完成したばかりの最新号はたいへん充実したわかりやすい内容になっていますので、ご関心をお持ちのかたは以下からお気軽にお申し込みください!

■アールシーコア お問い合わせページ
お問い合わせ内容に「アサザイリスナー向け 株主通信郵送希望」とご記入ください。

 また6月10日付で、金融情報配信会社・フィスコよりアールシーコアの企業調査レポートも発行されています。こちらも同社に対してかなり詳細な分析を行っていますので、関連リンク集からどうぞご参照くださいませ。

 さらに今回はアールシーコアよりリスナープレゼントもいただいています。
 プレゼント応募については別途告知いたしますので、お待ちくださいね♪

(関連リンク集)
■アールシーコア IR情報
■アールシーコア 第28期アールシーコア通信(株主通信)(PDF)
■フィスコ 企業調査レポート アールシーコア(2013年6月10日)
■「アサザイ 今日の1社」 前回のアールシーコア取材後記

(常務取締役 谷秋子さまと。手元にはリスナープレゼントのデッキタオルと「アールシーコア通信」。)
常務取締役 谷秋子さまと。手元にはリスナープレゼントのデッキタオルと「アールシーコア通信」。

6月26日放送「今日の1社」ラクーン(3031)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2013.06/26 今日の1社担当 記事URL
 「多様化」というのが、現代日本にあってさまざまな分野共通のキー・ワードであることは間違いありません。価値観やライフスタイルが多様化し、対応するサービスやモノが多様化し、それを消費者に届ける小売店が多様化し...ということで、「Aという消費者にBという商品をCというお店で売れば間違いない」時代は終わりを告げているといえるでしょう。
 
 6月26日放送の「アサザイ 今日の1社」では、そんな流通の最前線を支えるラクーン(3031・東証マザーズ) 取締役財務担当副社長の今野智さまにお越しいただきました!
 ラクーンが取り扱うのは、アパレルや雑貨。きわめて嗜好性の強い商品であり、消費者ニーズが多様化する中、いかにメーカーと小売店を最適かつ効率的ににつないでいくか、同社はたいへん重要な役割を担っているといえます。

 今回も井上哲男が取材後記をまとめましたので、どうぞお読みください♪

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取材後記

ラクーン(3031)(東証マザーズ)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は取締役財務担当副社長の今野 智さま。

 

「卸売業ゆえのB2Bへの拘り」

 

▼「流通」「決済」「保証」で支える「流通の効率化」
 「流通の効率化」を実現すること。具体的にはメーカーと小売店を結ぶEコマース事業が主業である。日本全国、津々浦々にある小売店とメーカーはそれぞれ、「こんな商品を置きたい」または「こんなお店にうちの商品を置いて欲しい」という願いがある。そのニーズをインターネットを通じて結びつけるビジネスモデルであり、これを同社は「スーパーデリバリー」と呼んでいる。また決済に関する「Paid」という事業もEコマース事業として行っている。

 

 もう一つの柱が「売掛債権保証事業」。商取引における安心を与える事業で、大手保険会社が再保険のように同社をバックアップしている。同事業における保証残高は11年末に15億円程度であったが、この4月時点では36億円程度にまで順調に拡大している。この金額を100億円まで伸ばしたいと考えており、そのための人材の育成、確保に努めている。

 

 このEコマースと売掛債権保証事業の両事業の伸びにより、今期は初の売上高100億円を目指す一方で、5期連続の増加で前期に過去最高(176百万円)となった経常利益の見込みも210百万円に引き上げているが、両者から算出される売上高経常利益率を引き上げることが当面の課題であろう。

 「スーパーデリバリー」の効率化と「売掛債権保証事業」の拡大、そして現在計画中という企業間取引(B2B)というフィールドに拘った新規事業が軌道に乗れば、(無論今期ではないにせよ)いずれかのタイミングでこの数値が大きく上昇することが期待される。同社株が指数に対して安定的にアウトパフォームするカタルシスは、そこであろう。

 
▼ビジネスの根幹、「卸売業」

 前述のように同社は現在のところEコマースがセグメントの柱ではあるが、決して「情報通信業」の会社ではない。東証の業種分類も「卸売業」であり、産業分類上も「その他の卸売業」になっている。これは、実際に衣料や雑貨の卸売業から出発し、その流通の問題点を解決するためのサービスを事業として行うにあたり、インターネットを利用しているということである。

 私は思う。やはりインターネットは道具でしかない。大切なのは、それを使って行うビジネスの根幹にニーズがあるかどうかであると。

 

 副社長と話をしていて、風通しの良い社風が端々から窺えた。ホームページにはなんと「これから宴会」というような写真まで載っている。応援したい気持ちにさせるこの若々しい会社がこれからどのように事業を拡大させ、また新規事業を深耕するか、ずっと見守っていきたいと思う。(了)
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 取材後記は、以上です。いかがでしたか?
 ラクーンのホームページにアクセスすると、本日現在、今回出演いただいた今野さまも含め、役員のみなさま・職員のみなさまの笑顔がパッと飛び込んでくるのが印象的です。取材後記でも触れられている通り、若々しさと風通しの良さが感じられますね~。

 今後の伸びしろにもぜひ期待したいと思います♪

(関連リンク集)
■ラクーン IR情報
■ラクーン 2013年4月期決算説明資料

取締役財務担当副社長の 今野智さまと。
取締役財務担当副社長の今野智さまと。

6月19日放送「今日の1社」カービュー(2155)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2013.06/19 今日の1社担当 記事URL
 現代日本にあって、車に乗ったことがない、という方はいらっしゃらないと思います。日本の上場企業の売上高1位はトヨタ自動車で、日本人にとって車は主要な産業でもあり、生活に密着した存在でもあります。
 今回の「アサザイ 今日の1社」にご出演いただいたのは、そんな日本人のカーライフを情報サイト「carview!」等で支えるカービュー(2155・東証マザーズ) 代表取締役社長の兵頭裕様ですっ!

 同社がヤフーの連結子会社になるのに伴って新社長に就任された兵頭様。放送中では同社の事業ビジョンについて、井上哲男のインタビューに応えてお話いただきました。今回も井上哲男の視点が光る取材後記が届きましたので、どうぞお読みください♪

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取材後記

カービュー(2155)(東証マザーズ)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の兵頭 裕さま。

 

「クルマ × ネット =カービュー」

 
▼新生「carview!」誕生

 昨年12月初旬にカービューの筆頭株主であったソフトバンクの保有株式をヤフーが取得することによって、同社がヤフーの連結子会社となるというニュースは市場に大きな驚きを与えた。

 同社の「carview.co.jp」と「Yahoo!自動車」という自動車関連の2大サイトが統合され、この6/6に「carview!」がスタートした。兵頭新体制になって4ヶ月。具体的な形で連携がスタートしたことになる。自動車総合ウェブサイトといえば真っ先に名前が浮かぶのは、このサイト以外無くなったということだ。

 
▼4事業の展望

 同社のセグメントは「国内事業」、「広告事業」、「SNS事業」、「海外事業」の4事業であるが、収益上の主業は「国内事業」のなかの中古車関連事業である。

 この3月に終わった前期が減収・減益となった理由は、この中古車関連事業の不振。社長に理由を訊ねたところ、「顧客である中古車関連事業者の広告宣伝費に関する意識が変化したことと、競争激化などビジネスモデルを巡る環境が変化しつつある」と冷静に分析した答えが返ってきた。「エコカー減税で消費者の眼が中古車ではなく、新車に向かった」という言葉が返ってくるかと思ったが、そのような言い訳は一切なかった。

 この事業の立ち直りが同社のこれからの鍵であるが、その為には自社サイトへの訪問者を増やすことが重要となる。その点で、これまでも高いコンテンツ能力を誇ってきたカービューと同じく集客力については圧倒的な力のあるヤフーの提携がマイナスに働く訳はない。

 

 また、残りの3事業については前期も堅調に推移している。

「海外事業」においては特に日本の中古車を輸入するニーズの高い業者の多い、東アフリカのケニアに海外子会社を設立した。無論、日本の中古車業者の海外輸出意欲は高い。代金の出納代行サービスなど、他社に先駆していることはこれらの業者に対して大きな安心感を与えている。

 「広告事業」はウェブサイトにおける広告媒体事業であるが、前述のように訪問者数の増加が望める以上、こちらについてもシナジー効果が見込める。

 そして「SNS事業」であるが、5/7に出されたプレスリリースによると、「みんカラ(みんなのカーライフ)」の登録ユーザー数は60万人を超えたという。

 因みに09年6月時点で18万人、11年6月時点で39万人であったことから、この2年間で1.5倍に増加した計算になる。インタビューの際にこの事業に売上げを立てる、つまり、「マネタイズ」も将来戦略の一つとして社長は掲げたが、意外とそのハードルは高くないかもしれない。また、もともと、ヤフーの得意な分野だ。

 
▼提携シナジーで、再度チャレンジ

 最後にカービューの利益率についての分析を書く。

 13年3月期の売上高営業利益率、経常利益率、最終利益率は4.5%、4.9%、2.2%であったが、不思議なことに、この数字は、12年4月~13年3月に決算を行った金融を除く29業種全企業の4.6%、4.7%、2.2%とほぼ一致する。つまり全社の平均点である。

 

 しかし、それまでの3期の同社の平均はそれぞれ、12.6%、12.9%、6.80%となっており、29業種の3期平均である、4.57%、4.39%、1.87%を大きく上回ってきた。この数字に向かってカービューは再度チャレンジすることになる。

 まずは、日本最大のクルマ情報サイトは立ち上がった。

 これからは"クルマのネット"といえば"カービュー"と誰もが認知するまでの時間をどれだけ短縮できるかが勝負である。シナジー効果が見え始めるのは今期の後半の予定。そこで明るさが見えれば、来期以降の数字も自ずと強いものが期待できる。(了)
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 今回の取材後記は、以上です。いかがでしたか?

 ウェブの世界では、グローバルではGoogleが強いですが、日本ではYahoo! JAPANが利用者の高い支持を受けています。シンプルにトラフィックの流入という点だけでもカービューにとっての好影響はたいへん大きなものがありますし、取材後記にもあるように、事業の収益力を高めていく経営面においても、ヤフーとのシナジーが期待されます。
 今後の兵頭社長の舵取りに、ますます注目ですね♪

 丁度6月17日に同社のIRサイトに「Business Report」(事業報告書)最新版がアップされています。兵頭社長インタビューも掲載されていますので、下記リンク集からどうぞご参照くださいね。

 また次回の「今日の1社」も、お楽しみに!

(関連リンク集)
■カービュー 株主・投資家情報
■カービュー Business Report VOL.6(事業報告書)(PDF)
■クルマ総合情報サイト「carview!」
■クルマ関連SNS「みんカラ」

代表取締役社長 兵頭裕さまと。
代表取締役社長 兵頭裕さまと。

6月12日放送「今日の1社」ブックオフコーポレーション(3313)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2013.06/12 今日の1社担当 記事URL
 ようやく梅雨らしい空模様になりました本日6月12日の「アサザイ 今日の1社」は、ブックオフコーポレーション(3313・東証一部)をご紹介いたしました! 今回は代表取締役社長 松下展千様にお越しいただきまして、井上哲男がインタビューさせていただきました。
 私も「BOOK OFF」の店舗にたまに行くのですが、放送中で紹介のあった同社のプライベートブランドの「新品絵本」や105円の「学習ドリル」など、まだまだ知らない一面があることがわかりました♪ お聴き逃しの方は、オンデマンドも是非チェックしてみてくださいね~。

 さて、今回も井上哲男が同社の本質に迫る取材後記をまとめましたので、どうぞお読みください!

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取材後記

ブックオフコーポレーション(3313)(東証1部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の松下展千さま。

 

「MOTTAINAIの本質」

 
▼「捨てない人」のために

 「もったいない」を世界に広めたのはケニア出身でアフリカ女性初のノーベル賞受賞者となったワンガリ・マータイである。2005年に京都議定書に関する集まりで来日した際にこの言葉に触れて感動し、「MOTTAINAI」キャンペーンは世界へと広がりを見せた。

 

 松下社長のインタビューは、この「もったいない」の一言(ひとこと)から始まった。

 同社はミッションとして「捨てない人のブックオフ(捨てない人のインフラを作るカンパニー)」を掲げているが、私はこの"インフラ"という部分が非常に重い意味を持つと考えている。それは、生活をするうえで必要なラインである。電気、ガス、水道などと同じライフ・ラインということだ。

 

 その考えを敷衍(ふえん)して日本に理解されたのかどうかを測るモノサシは売上高であって利益項目ではないと思う。番組の中でも紹介したが、同社は有価証券報告書が提出されていて検索できる範囲でも16期連続の増収となっており、今期は17期連続を目指している。資料によると前期の同社のリユースを利用して購入した客数は9562万人、日本の人口のおよそ75%に相当する。この数字だけでも凄いが、私が強調したいことは、同社は新品の書物を扱う本屋もあるのに、敢えて、リユースの部分だけの購入者を調べて開示しているという、その姿勢だ。自らが掲げている"ミッション"の意味を重く受け止めているということであろう。この他に、同社のリユース部門に商品を売却した人数が1587万人いる。同社のミッションに賛同するカンパニー(仲間)は延べ人数で年間1億1000万人以上いる。そして、そのうちの一人が私だ。

 
▼すぐれた「DOE」

 当然、株主もそのカンパニーである。その株主資本からどのくらいの利益を出し、そして、それを配当として還元したかが、「ROE × 配当性向」で算出される「DOE」である。このDOEについてはアールシーコア(7837)さんにご出演頂いた際に紹介してから度々取り上げているが、私は非常に厳密なスクリーニングを行っている。決算がほぼ出揃ったこの5/31現在のDOEの3期平均の数字について解説すると、上場3552社中、ROEが直近3期ともにプラス、つまり、最終利益が3期ともに黒字であった会社が2489社あり、これがまずは対象となる。そして、このうち3期とも配当を行い、尚且つ、その配当性向が3期とも100%以下(これを超えて配当することは利益から配当するという健全性が損なわれていると考える)の銘柄にまで絞り込むと1953社となる。外れた1599社は3期のDOEを測るレベルではないということだ。

 ブックオフコーポレーションの順位はこの中で236位と堂々たるものである。DOE3.9%という高い利回りが、同社の、"株主であるカンパニー"に対する配当姿勢だ。

 
▼愛、普遍なるもの

 アベノミクスが始まった際に、百貨店などの高級小売りの伸びを予測し、中古小売りは厳しいと多くのアナリストが言っていたが、全く理解できない。小売り全体の数字が上がれば両者ともに好調であることは過去の数字が物語っている。

 また、"本質的な部分"でも違うことが、ワンガリ・マータイの遺言で分かる。彼女のそれは、「火葬の際に木を使わないで」であった。

 「もったいない」の本質は「限りある資源への愛」である。その部分に、インフレもデフレも関係はない。(了)
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 取材後記は、以上です。いかがでしたか?
 現代は消費社会と言われて久しいですけれども、その中にあって多くの方が「これって、もったいないのでは?」と思い始めてきているように思います。「でもどうすれば...」といったとき、当たり前のようにそこにあるインフラでありたい。そんな松下社長のメッセージがありました。

 「物を大切に」という理念だけではなかなか人の行動を変えることができなかったりもしますが、そこに「BOOK OFF」の店舗の楽しさやワクワク感があれば、「捨てない人のインフラ」として利用者もより増えてくるのではないでしょうか♪

 また次回店舗を訪れたときには、あらためていろいろ見てみたいと思います。

(関連リンク集)
ブックオフコーポレーション 株主・投資家情報
ブックオフコーポレーション Be絵本大賞の新品絵本
ブックオフコーポレーション 学習ドリルシリーズ

代表取締役社長 松下展千さまと。
代表取締役社長 松下展千さまと。

6月5日放送「VTホールディングス」(7593)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2013.06/05 今日の1社担当 記事URL
 本番組では、これまでに多くの成長企業をご紹介してきました。6月5日放送の「今日の1社」でも、たいへん成長率の高い企業をご紹介させていただきました!
 今回ご出演いただいたのは、VTホールディングス(7523・名証二部およびJASDAQスタンダード) 代表取締役社長の高橋一穂様です。同社は中京圏を拠点としたディーラーで、番組中でもご紹介あったように、直近15期での売上高伸び率が上場企業2,223社中6位。まさに驚くべき成長を遂げているんです♪

 その成長力の源泉については、番組をお聴き逃しの方はオンデマンドもチェックいただきつつ、井上哲男の取材後記も是非お目通しください!

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取材後記

VTホールディングス(7593)(名証2部・ジャスダック・スタンダード)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の高橋一穂さま。

 

「驚異の成長力」

 

▼成長力の源泉、M&A戦略
 VTホールディングスの前身はホンダベルノ東海。1983年に設立された会社で、ディーラーとしてはかなりの後発グループであるが、番組でもご紹介した驚異の成長をこの15年間で遂げた企業である。

 

 成長の要因はM&A戦略に尽きる。後発グループの同社がディーラーとなった時点で新車ディーラー網は日本中に張り巡らされていたが、同社は通常大きなディーラーでも県内での拡大を目指すところを、他県のディーラーのM&Aも積極的に行ったのである。

 その結果、現在売上げに占める比率はホンダ車よりも日産車の方が多い。また、M&Aを行ったディーラーが早い時期に利益率の高いディーラーへと変貌を遂げていることは、単なるM&Aではなく、きちんとした収益構造ノウハウを持ったうえでそれが行われていることを示している。

 

 番組の中で、社長は本業の新車販売以外の収益である、(メンテナンスなどの)サービス、保険の販売代理店収入、中古車販売などの合計を意識していることを語った。もし、主業の新車販売がゼロであっても計算上利益が出るレベルを意識し、それを達成していることは驚きである。

 
▼直近15期の伸び率

 番組の中でも訂正を行った直近15期の伸び率についてここに再度記す。

 同社が上場した98年9月時点で上場していた会社の97年度(~98年3月期)と12年度(~13年3月期)の決算比較。(利益項目については、97年度に各利益において1億円以上挙げていた企業に限る)

 売上高伸び率:6位/2223社中、営業利益伸び率:12位/1973社中、経常利益伸び率:24位/1905社中、最終利益:16位/1612社中である。

 

 また、前年度(~13/年3月期)の決算を見てみると、3550社程度ある上場全企業のうち、売上高(金額ベース)が上位20%程度、利益各項目(同)が上位15%~18%程度に位置している。

 以前、証券会社がアナリストレポートでカバーしている企業が上場企業のほぼ三分の一の1200銘柄程度であることを書いたが、成長率だけでなく、金額ベースでも同社はカバーされるべき銘柄であると考えられる。時価総額の大きさがアナリストレポートのカバー銘柄決定に影響を与え、その結果、個人投資家に優良な銘柄の情報が届きづらい現況を私は嘆く。

 

 それにしても名古屋の企業は元気が良い。この番組でもスポーツ施設の東祥(8920)、葬儀社のティア(2485)など、収益性や成長力でキラキラ光る銘柄をご紹介してきたが、その"名古屋キラキラ・グループ"に1社加わったことになる。プロネクサス・名古屋の"目利き"は実に素晴らしい!(了)
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 取材後記は、以上です。いかがでしたか?
 相次ぐM&Aによる規模拡大というと、一時期のITベンチャー系企業が頭に浮かぶ方もいらっしゃるかと思います。VTホールディングスの場合に注目すべきなのは、取材後記にもあるように買収したディーラーが早い段階で高収益体質に生まれ変わっているという点ですね。企業体企業でも、人対人でも、自社が確立した方法論を相手方に確実に落とし込んでいくことは非常に難しいことですから、ここには同社の大きな強みがあると思います♪

 日本にはまだまだ元気な企業がたくさんありますね! VTホールディングスの決算説明会資料の末尾には、大きな文字で「ディーラーを超えたディーラーへ」という言葉が添えられています。この大きなビジョンがどのように実現されていくのか、今後も注目していきたいと思います。
 なお、同社は7月19日(金)、20日(土)に名古屋市で開催される「名証IRエキスポ2013」にも出展予定ですので、中京圏にお住まいの方は要チェックです♪ 詳細は下記のリンクをご参照くださいね。

(関連リンク集)
■VTホールディングス 株主・投資家情報
■VTホールディングス 5月29日付ニュースリリース 決算説明会を開催しました
 ※決算短信、決算説明会資料も掲載されています。
■VTホールディングス 6月3日付ニュースリリース 名証IRエキスポ2013への当社出展のお知らせ

代表取締役社長 高橋一穂さまと。
代表取締役社長 高橋一穂さまと。

5月29日放送「今日の1社」博展(2173)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2013.05/29 今日の1社担当 記事URL
 5月29日放送の「アサザイ 今日の1社」では、またまた元気な企業をご紹介しました!
 今回スタジオにお越しいただいたのは、博展(2173・JASDAQグロース) 代表取締役会長兼社長の田口徳久さま。同社は1967年の創業以来、展示会等のディスプレイを中心に実績を積んできました。現在ではディスプレイの企画・制作にとどまらず、展示会にかかわるクライアントのニーズを総合的に支援する「コミュニケーション・デザイン」の領域に事業を展開しています♪

 放送中では拾いきれなかった、同社の定性的な部分を中心に井上哲男が取材後記をまとめましたので、どうぞお読みくださいっ!

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取材後記

博展(2173)(ジャスダック・グロース)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役会長兼社長の田口徳久さま。

 

「博展を選んでくれた社員全員に幸せになってもらいたい」

 

▼思わず、落涙
 番組収録時刻の30分前に、プロネクサスの担当者から博展の追加資料が届いた。慌てて打ち出しをしてスタジオに持ち込んだのであるが、それは「私の履歴書」という、どこかで見たことのあるタイトルの社内報向けの連載文章であった。

 

 「博展」。乃村工藝社さんの取材後記で書いたように、私は大学時代に広告をやっていた関係で、総務省の産業分類で「イベント会社」に振り分けられる5社については個人的な興味もあって見てきた。博展のホームページも何度も見た。センスのあるホームページで、株主・投資家情報のカテゴリーもとても見易いので好感を持っていた。ここ3年間ほど業績も絶好調で、定量的な面からのサポートも可能なことから、収録も、この取材後記もスムーズに進むと思っていた。

社長に実際に会って、お人柄を感じるまで、また、「私の履歴書」を読むまでは、だ。

 

 私は涙もろい。家族は知っているが、テレビを観ていてもボロボロと泣く。「24時間テレビ」や「大家族モノ」などは大変なことになる。しかし、さすがに日経新聞に掲載されている「私の履歴書」を読んで泣いたことはなかったが、博展の社内報に連載された社長の「私の履歴書」を読んで泣いてしまった。

 

▼これまでの「苦労」と「感謝」
 社長の生まれは昭和31年。私の6歳年上である。どういう時代であったかは、映画「三丁目の夕日」の設定が、その真ん中の昭和33年であることから推測できるであろう。野球しかなかった少年時代、学校群制度で振り分けられた都立高校への入学、大学を卒業できない夢をよく見ることまで社長と私には共通点がある。そういえば、社長の母校、都立両国と柔道の試合をして、ものの数秒で押さえ込まれた記憶もある。

 

 社長は「私の履歴書」の中で、赤裸々に全てを語っている。生い立ち、学生時代のアルバイト先から就職したリクルートで得たもの、父親が5人ほどの大工と始めた装飾会社を継いだ経緯、新卒の採用、営業部隊とデザイナーの雇用と神田事務所の設立、人数が増えてきた後の営業部隊と製作部門の軋轢、銀座への進出、上場への苦難、等々。

 その中で語られているのは、全て社員への愛情と感謝である。「博展を選んでくれた社員全員に幸せになってもらいたい」、社長の思いは母親から厳しく言われた「社員の皆様に感謝の気持ちを伝えるために挨拶をしなさい」という教えが続いているものであろう。そのDNAはきちんと社員に伝わっているはずだ。この会社は間違いなく強い。

 

 番組の中で、代理店経由の受注が2割で、クライアントとの直接取引が8割という話がサラリと出たが、「私の履歴書」の中では、そこまでの苦労が語られている。初めは当然、代理店経由の仕事の受注が主で、営業部隊が直接取引のコンペを取ってきても、それに代理店が参加している場合は辞退していたのであるが、悔し涙を流す営業マンの姿を見て直接取引の道を進もうと社長が腹をくくったのである。

 洒落たホームページの博展、モ-ターショーを始め、あれだけ綺麗でワクワクさせるブースを作る博展にこのような歴史があったとは全く想像していなかった。やはり企業の定性は懐に入らなくては分からない。

 
▼定量分析で見る博展

 ここまで定性を書いておいて、私の定量分析など「いまさら」という感もあるが載せさせて頂く。

( 2006年度を100とした2012年度の数字 )

<売上高>:金融を除いた29業種合計:92.4、サービス業:104.6、イベント5社合計:102.6、博展:155.3

<経常利益>:金融を除いた29業種合計:72.1、サービス業:116.8、イベント5社合計:86.8、博展:162.5

<最終利益>:金融を除いた29業種合計:60.3、サービス業:162.3、イベント5社合計:49.3、博展:181.7

( 収益率 2012年度 )

<売上高経常利益率>:金融を除いた29業種合計:4.7%、サービス業:7.4%、イベント5社合計:3.0%、博展:7.7%

<売上高最終利益率>:金融を除いた29業種合計:2.2%、サービス業:3.9%、イベント5社合計:1.8%、博展:4.4%

 

▼応援したい会社
 学生時代、手掛けたイベントの中で一番大きかったものは、某テレビ局のスポーツ部開設何十周年の記念企画を通したことだ。横浜を舞台に世界初の国別対抗女子駅伝を行ったのである。「世界初、日本発」というコピーも採用された。スポンサーは何度も替わったが、少なくとも昨年まではその大会は続いていたはずだ。そこまで入り込んでいたのに、なぜ金融に行ったのか。乃村工藝社さんの取材後記では言葉を濁したが、実は、製作が大好きであったのだが、広告代理店の大人達のことがあまり好きではなかったのである。彼らはあまり真面目ではなかった。

 「私の履歴書」は、当時私が大好きだった製作の世界、製作の会社は、やはり好きになるのに充分に足る業界であったのだと改めて教えてくれた。感謝している。

 ほら、日本には、応援したい会社がまだまだたくさんある。(了)

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 取材後記は、以上です。いかがでしたか?
 「定性」と「定量」、これまでにも何度か出てきたキーワードです。企業の懐に入る「定性」、企業を冷静に分析する「定量」の両面の視座をもつこと、まさに井上哲男の真骨頂ですね~。

 社長のパーソナリティとそのDNAをうけつぐ社員のみなさんは「人的資産」であり、同社が40年以上にわたって積み上げたクライアントとの信頼関係は「顧客資産」です。財務諸表にはあらわれないこれらの「見えない資産」に目を向けることは投資をする上でもたいへん大切なポイントかと思います。

 応援したいと思える企業を、今後もご紹介していきたいと思います!

(関連リンク集)
■博展 株主・投資家情報
■5月14日付適時開示 平成 26 年3月期~平成 28 年3月期 中期経営計画( 新規 )

代表取締役会長兼社長 田口徳久さまと。
代表取締役会長兼社長 田口徳久さまと。
5月22日放送「今日の1社」オプト(2389)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2013.05/22 今日の1社担当 記事URL
 最近はインターネット広告を目にする機会が増えました。毎日パソコンで見る金融情報ポータルサイトのバナー広告は昔からおなじみですし、最近ではスマートフォンやタブレット端末でも、さまざまな広告を見かけるようになりました。また、昔は静止画が表示されるだけだったのがよりインタラクティブな表現が可能になったり、広告効果を最大化する技術もたいへん進歩しているようです。

 5月22日放送の「アサザイ 今日の1社」では、そんなネット広告の世界で成長を続けてきたオプト(2389・JASDAQスタンダード)の代表取締役社長兼CEOの鉢嶺登様にお越しいただきました! ネット選挙の解禁など、気になるトピックについてもお話いただきました。
 井上哲男が恒例の取材後記をまとめましたので、どうぞお読みください!

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取材後記

オプト(2389)(ジャスダック・スタンダード)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長兼CEOの鉢嶺登さま。

 

「オプト (スペース) 有能」

 
▼「eマーケティング」に吹く追い風

 この番組でもいくつかの関連企業を紹介してきたが、やはり広告の世界は大きく変化していることを感じる。いや、「広告」を単一の言葉で語るのはもう厳しい時代に入っているのかもしれない。

 

 オプトは今年創業20年を迎える。ネット広告代理店というイメージがあるが、決してそれだけではない。ネット広告代理店というのは、同社の掲げる「eマーケティング」の1機能でしかない。顧客がインターネットをマーケティング・ツールとして使用し、その費用対効果を最大にするにはどのようにしたらよいのかをトータルに考えて提案し、実際の実行をサポートしてうえで効果計測も行い次に活かす。この一連の流れが「eマーケティング」である。

 

 売上げは順調に推移してきた。2000年12月期に3億2400万円であったそれは、右肩上がりで成長を続け、昨年12月期には789億900万円と12年間で243倍となった。上場したのが2004年の2月であるから、2003年12月期と比較したとしても9年間で18倍に伸ばした計算になる。 

 今期の第1Qの決算も好調で、売上高が前年同期比で17.5%増加し、223億円あまりとなっている。スマホの普及率の上昇もあるが、アベノミクス効果で金融系や不動産系、そして人材系の出稿意欲が高く、それがそのまま追い風となった。

 
▼ネット選挙解禁への先手

 また、安倍政権になってこの4月に公職選挙法が改正され、事実上ネット選挙が解禁されたこともスポット収益とはいえ、これからの期待材料である。昨年の韓国の大統領選でも話題となったネット選挙であるが、米国やドイツではもともと選挙法でネットの利用は禁止されておらず、毎回投票前から話題となるが、今回実情を聞いて驚いた。投票2週間前にはブログなどに登場する名前の頻度などから、非常に高い確率で当落が分かるという。

 ネットの言語解析"恐るべし"である。もう、「出口調査」は必要なくなるかもしれない。「入り口前調査」の正確性がこのように高いのであれば。。。

 このネット選挙について、同社は米国、韓国の子会社を通じて、既にノウハウは取得済みであると胸を張った。実際に韓国の大統領選挙では子会社が受注している。日本でも政党などからの引き合いが既に入っているとのことで、これから選挙関連株が賑わう際に、同社株も動意づく場面があることは想像に難くない。

 
▼スピードの変化がもたらすもの

 私は思う。冒頭に述べた「広告の世界の変化」とは、結局、スピードの変化なのだと。

 「イベントを打ちましょう、テレビCMを流しましょう、そのキャンペーンの集客数、視聴率の報告を後日行います。それから実際にその商品が売れるかどうかを見ていてください」では済まない時代なのだ。

 そして、その流れは、GoogleやYahoo!の広告を買うというレベルを超え、クッキーの解析で先回りして広告を置くという段階に入っているのである。

 「クチコミで流行った」とよく言われる。しかし、それは違うように思う。

 クチコミはネットで目に入るところに意図的に広告を置く、または、関連したものを検索する際に先回りして置いておくという意図的な行為から生まれるのである。

 そしてこの「eマーケティング」が、実際の企業に高い費用対効果の満足度を与えているということが、旧来の広告代理店とネット広告代理店の売上高の差に表れているのだと思う。

 
▼ネットが先回りする、未来

 原発問題の際に、それまでの莫大な広告宣伝費から、日本のマスコミが中立な立場からの報道を電力会社に対して行えるかとの論議が高まったことを思い出した。ネットの世界ではそのような"しがらみ"は一切無い。

 当時、Googleで「菅直人(スペース)有能」と入力していれて検索すると、「『菅直人(スペース) 無能』の間違いではありませんか?」というメッセージが出ることが話題となった。言語検索機能の為せる技である。

 そして、事実、政権は変わった。

 昨年末の選挙のずっと前に、「入り口前調査」は行われていたのだ。(了)
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 取材後記は、以上です。いかがでしたか?
 「広告代理店」というと、テレビや新聞などの枠を売ってマージンを得るというイメージも強いですが、特にネット広告の世界では進歩のスピードが全く違うようですね。 ネット広告の肝のひとつである効果測定についても、同社は投資対効果(ROI)測定ツールで高いシェアを有しています♪

 ところで、Googleの検索機能、面白いですよね。インターネット上に流れる天文学的な量のデータをロジカルに解析していくと、そこからはかなり有用な情報を引き出すことができるのではないか、と思います。

(関連リンク集)
■オプト IR情報
■オプト 2013年12月期 第1四半期決算説明会資料

代表取締役社長兼CEO 鉢嶺登様と。l
代表取締役社長 鉢嶺登様と。

5月15日放送「今日の1社」エスプール(2471)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2013.05/14 今日の1社担当 記事URL
 昨今、企業の「人材」に対するニーズが高度化・多様化しているといわれます。それに対応して、「人材」にかかわる事業を展開する企業の動きもたいへん活発になってきているように思います。
 5月15日の「アサザイ 今日の1社」は、そのうちの1社、エスプール(2471・JASDAQスタンダード)です! 今回は代表取締役会長兼社長の浦上壮平様にお越しいただきまして、井上哲男のインタビューに答えていただきました。

 井上哲男が取材後記をまとめましたので、どうぞお読みください♪

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取材後記

エスプール(2471)(ジャスダック・スタンダード)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役会長兼社長の浦上壮平さま。

 

「社会が求める"機会"の提供」

 

▼3社目の「労働者派遣業」
 人材サービス業・アウトソーシング業の同社、総務省の産業分類では「労働者派遣業」となる。

 アサザイが同業種の企業を迎えるのは3社目。年末特番の「エス・エム・エス(2175)」、先月末に行われたアサザイ第1回IRセミナーにご参加頂いた「クリーク・アンド・リバー社(4763)」に続いてのことである。「UTホールディングス(2146)」は?と思われた方もいらっしゃるかもしれないが、同社は総務省産業分類では「その他の技術サービス」に区分される。

 この番組で何度も紹介させて頂いたので、人を派遣する「派遣」と業務を一括で引き受けてそこに必要な人材をあてがう「請負」の違いはご理解頂けていると思うが、業務を全て「請負」という形態で受注し、且つ、その業務が半導体製造などの特定業種であることからUTさんは分類が違うのである。

 

 話をエスプールに戻す。労働者派遣業全体の決算を見てみると、景気にやや遅行性が見られる。東証33業種分類のうち金融を除いた29業種の決算が最も厳しかったのが、年度でいうと2009年3月期であるが、この業種は翌年度が最も厳しい状況となった。そして、その後の決算を見ていて、この業種についていくつか気づいたことがある。

 

 それは、・大手の派遣業が今ひとつ冴えない、・住み分けがかなり進みつつある印象を受ける、・勝ち/負けがややはっきりとし始めており、あと2~3年でそれは鮮明となると思われる、ということである。そして、各社が力を入れているのは「優秀な人材の派遣及び請負業務における"質"の差別化」である。

 
▼2つの「ソリューション」

 この、派遣と請負のことを同社は「人材ソリューション」と「ビジネス・ソリューション」と呼んでいる。

 人材ソリューションについては、都内の採用拠点を1ヶ所から4ヶ所に増加した。この意図は、景気が良くなった場合に、優秀な人材を確保するためには拠点を増やすことが必要との判断からである。因みに人材派遣サービスの拠点は全国では10ヶ所あるが、同社が人材を派遣するサービスは、携帯電話、デジタル家電、クレジット・カード案内、カスタマーセンター、劇場運営、イベント運営など専門性の高さが求められるものが多く、携帯販売代理店での接客コンテストでの全国優勝者を輩出するなど、その質の高さが知られている。

 

 一方で、請負であるビジネス・ソリューションは大別して3つ、倉庫内作業を意味するロジスティック(アウトソーシング・サービス)、キャンペーン(同)、障がい者雇用サービスである。

 

 このロジスティックについては、自社の倉庫におけるネット通販の商品発送代行サービスや物流センターの運営受託を行っているが、ここでも綺麗な梱包など"質"の部分にこだわっている。

 そして、独自のサービスともいえる「障がい者雇用サービス」であるが、これは千葉県の市原に"わーくはぴねす農園"という農園を作ったことにより、知的障がい者を雇用した企業に対して、その働く場所を提供することが可能となったのである。「社会が求めていることに対応するサービス、機会の提供」という発想がこの会社が動くときに、その背景としてある。

 
▼広がる「機会の提供」

 これは、同社の創業時から変わらない。創業のきっかけは、会長自身が家庭教師センターで働いていて、優秀な学生が就職氷河期に直面しているのを見て、彼らに働く場所を提供したい、就職させたいとの想いで、人材派遣業を興したことにある。企業のある業務を請負として受注し、「優秀な人材だと思ったら、手数料を取らないから正社員として雇用してあげて欲しい」と頼んだという。

 この"機会の提供"を遂に海外でも始めた。日本からタイに進出してビジネスをしたいという会社に対して、タイのエスプールバンコクがその機会を提供するのである。第一号は、なんと、「デリバリーのピザ屋」だという。

 応援したい企業である。是非、2~3年後に業界の勝ち組として名乗りを上げて欲しい。(了)
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 取材後記は、以上です。いかがでしたでしょうか?
 取材後記の冒頭にもある通り、「今日の1社」では人材にかかわる企業を複数ご紹介してきましたが、各社ともにそれぞれの得意分野を持っているのが共通点ではないでしょうか。そのあたりの「強み」が、井上哲男が指摘する「今後2~3年での勝敗」を分けるキーポイントになりそうですね~。

 企業側のニーズが高度化・多様化する中、やはりチャレンジする「機会」はすべての方に提供されているべきと思いますし、その「機会の提供」を創業の理念として取り組まれているエスプールは、私も応援したくなりました。

 また次回の「今日の1社」もどうぞお楽しみに!

(関連リンク集)

■エスプール IR情報
■エスプール 個人投資家の皆様へ
■エスプールプラス 障がい者就職塾

代表取締役会長兼社長 浦上壮平さまと。
代表取締役会長兼社長 浦上壮平さまと。
5月8日放送「今日の1社」東海東京フィナンシャル・ホールディングス(8616)の取材後記につきまして [「今日の1社」取材後記]
2013.05/08 今日の1社担当 記事URL

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 毎回「取材後記」をお読み下さいまして誠に有難うございます。

 今回、放送させて頂きました東海東京フィナンシャル・ホールディングス様(東証一部、8616)につきましては、金融機関でいらっしゃることから、「取材後記」の掲載を自粛させて頂きます。

 弊社も含め、金融機関は金商法、布令、ガイドライン、金融諸協会の諸規則等によるコンプライアンス事項の遵守が求められております。

 「取材後記」は私が取材を通して感じたことを、あくまでも私の主観として書いているもので、投資の勧誘を目的としたものではありません。また、私が書いたものをそのまま配信し、企業活動と齟齬があった場合のみ、その部分を訂正するという形で、企業様に事前に了解や校正を求めたこともありません。

 しかし、金融機関である企業様に対して、「取材後記」が、前述の法令等における「広告に関する規定」から導かれる「ソーシャルメディアにおける第三者による記載」に該当しているのではないかと当局等が考え、企業様にご迷惑がかかってはいけないとの判断から、金融機関である企業様については「取材後記」の掲載を自粛するものであります。

 これまでご出演頂きました、マネーパートナーズ様、FPG様につきましても同じ判断から掲載を自粛させて頂いております。


 井上哲男
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広報・IR部長 石井弘之様と。
広報・IR部長 石井弘之さまと。

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