8月1日放送「今日の1社」アクセル(6730)の取材後記です! [「今日の1社」取材後記]
2012.08/01 今日の1社担当 記事URL

2012年8月1日放送、「アサザイ 今日の1社」は、先週に引き続いて株式会社アクセル<6730>の佐々木会長、松浦社長にお話を伺いました!

■株式会社アクセル ウェブサイト
■7月25日放送分 オンデマンド配信
■8月1日放送分 オンデマンド配信

メインパーソナリティ・井上哲男氏の取材後記を、番組とあわせてぜひお読みください♪

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 【 「ファブレスの輝き」再び 】
 7/18ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。佐々木会長、松浦社長、田中IRマネージャー

▼「ファブレスの“雄”」
 工場を持たずに生産や販売ラインは他社との提携を活用して、自らは設計・開発に特化する企業をファブレス企業というが、その「ファブレスの“雄”」が同社。「技術者が楽しめる、技術者のための会社を作りたい」との思いから佐々木現会長が会社を興したのが1996年。2002年12月にJASDAQ上場後、2008年11月に東証2部上場、2010年3月に東証1部上場とトントン拍子で出世してきた。番組で紹介したように、従業員1人あたりが生み出す生産性は極めて高い。

■会社沿革

▼上方修正
 同社の主力商品は遊技機器(パチンコ・パチスロ)で必要とされる最先端のLSI。高い技術力でおよそ6割の機種に組み込まれているが、旧台に使用されたLSIのリユース(再利用)により売上高の減少に見舞われたのが2011年3月期。2期連続でその影響を受けたが、今期はグラフィックとサウンドの統合された新型LSIの寄与により、再び売上高が増加する見込み(前期の83億円→今期122億円)を出していたが、第1回放送日の7/25引け後に上方修正を発表。
売上高は138億円に、営業・経常利益は13.5億円から21億円に、純利益も8億円から13.5億円にそれぞれ引き上げられた。
翌日、株価は前日比で18%以上も上昇。第1四半期を終えた段階での通期の上方修正は頼もしい。もともと、PBRは業種内でも割高感が無く、株価上昇後の7/31時点でも1.6倍(前期ベース)。PERは14.9倍まで低下している。

■2012年7月25日開示 業績予想の修正に関するお知らせ(PDF)

▼株主に対する還元姿勢
 財務面は極めて健全。総資産の95%が流動資産で、現預金と短期国債が87%(総資産比)を占める。2015年3月期にROE(株主資本利益率)を10%まで上昇させることを経営目標としているが、この利益をどれだけ配当に回すかという配当性向は、なんと2012年3月期時点で106%という驚異的な数字となった。
 販売管理費の3年分を内部留保(3年間売上げがなくても人件費と研究開発費は確保するという考えなのであろうか)して、それ以外の部分については安定的に配当してきた同社が、前述のようにリユースの影響を受けた前期についても配当に拘った結果であろう。同社の株主に対する還元姿勢が窺える。

▼「ニューゾーン」で試される無限の可能性
 期待は遊技機器以外の新分野でのLSIの設計・開発を担う子会社の「ニューゾーン」。2014年3月期からの収益への大きな貢献を目標としている。
取材を終えて感じたことが一つ。それは、佐々木会長は「アクセル」を興したときの“ときめき”に似たものを「ニューゾーン」に感じているのではないかということ。
アクセル(AXELL)の社名の「A」はAdvance(“高度”な)、「X」は“無限”、「ELL」は“LSI”を表す。「高度な技術で無限の可能性を秘めたLSIを作る」ということだ。その「X」“無限”がこれから「ニューゾーン」で試される。(了)

■2011年12月1日開示 (経過)子会社の設立に関するお知らせ(PDF)
■2012年2月15日開示 連結子会社の株主割当増資の引受に関するお知らせ(PDF)

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取材後記は以上です。株式会社アクセルの生産性の高さは驚きですね~。詳しくはオンデマンド放送での井上哲男氏の分析をお聴きいただきたいと思いますが、全上場企業の中でもトップクラスなのです。

なお、同社は9月1日のラジオNIKKEIのIRセミナー(名古屋開催)に参加します!

詳細はこちら↓
■9/1(土)名古屋「アクセルIRセミナー&ウィークエンド株!オンステージ」【入場無料】 アクセル(6730・東証1部)IRプレゼンと、和島英樹、福永博之、叶内文子が相場展望、銘柄解説!

また、これに先立って、同社の佐々木会長、松浦社長が『夕焼けマーケッツ』8月17日(金)16:05~16:45にもゲスト出演を予定しています。

個人投資家の皆様の情報源として、引き続きラジオNIKKEIをご活用ください♪


↓「アサザイ」Twitterもよろしくです♪
■http://twitter.com/asazai


「今日の1社」アールシーコア様インタビュー後記です! [「今日の1社」取材後記]
2012.07/18 今日の1社担当 記事URL

本日は、「PRONEXUS presents 朝イチマーケットスクエア『アサザイ』」の
第3回が放送されました。「今日の1社」は、株式会社アールシーコア(7837)
谷常務にご出演いただきました!

■「アサザイ」(2012.7.18放送分)オンデマンド配信
■アールシーコア ロング・インタビュー
※放送ではカットされた部分も収録しています!
■アールシーコア ウェブサイト

パーソナリティの井上哲男氏によるインタビュー後記が届きましたので、
オンデマンド放送とあわせてお読みください。

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■井上哲男氏 アールシーコアインタビュー後記

7/12ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は
会社創設メンバーのひとりで昨年10月からIRを担当されている
谷常務取締役。

 最初に、終わった3月期の決算について、全国の戸建て木造持ち
家着工件数が1%減少した環境の中、同社が前期比21%も売上棟数を
伸ばしたことを指摘。「時代が御社の考え方に追いついてきたという
ことですか?」と質問したところ、両手を振って「『追いついてきた』
なんて偉そうなことは・・・、とんでも無いです」との答えが返ってきた。

■BESS事業 実績推移

▼「デフレ先進国」・日本
 他のアナリストに同社の売上が伸びたことを聞くと、震災の影響で
家族の在り方を考えたからではないか、との答え。そのことを無論否定は
しない。しかし、私はもっと昔からの時間軸がそこには存在している
ような気がする。鍋ブームは数年前から続いている。マスコミはこれも
「長引く不況で外食を控えて家で鍋をする機会が増えた」と片付けるが、
果たしてそうであろうか。家族や気のおけない仲間で一つの鍋をつつく
楽しさに日本人は気がついたのだと思う。

私はデフレを肯定する訳ではないが、時おり、日本のことを「デフレ
先進国」という言葉で表す。対極にあるのは中国であろう。中国に帰る
観光客がすごい数の日本製の炊飯器を飛行機に持ち込むのを空港でよく
目にする。実際に中国で電化製品を扱う店を覘いても日本製炊飯器の
人気は絶大である。スイッチを押せば、確実に、早く、おいしいご飯が
炊き上がる。お金で「便利さ」を買う意欲は、かつての日本人がそうで
あったように、高度成長期に強い。

一方、今、日本では琵琶湖の土を原料とした、ご飯がおいしく炊ける
土鍋が人気でなかなか手に入らないという。火加減も見なくては
いけない、炊き上がりは自分で判断する。しかし、炊き上がったご飯は
炊飯器で出来たそれとは違った満足感を与える。「スローライフ」という
言葉は、少し“こそばゆい”感じがするが、確実に日本人の意識は変化
していると感じる。

▼「異端でメジャー」
同社は住宅販売会社としては確かに「異端」かもしれない。
業種分類は「不動産」ではなく「その他製品」である。売っているものは
「家」でなく「生活を楽しむための空間」なのだという自負がある。

また、「異端」は販売戦略にも表れている。同社は総合住宅展示場ではなく、
独自の展示場を展開している。総合展示場に家を見に行った人であれば
経験したことがあると思うが、数日のうちに直接営業マンが住んでいる
ところにアポ無しで訪れる。3ヶ月から半年のうちに受注できるかどうかが
勝負というのが他社の考えである。

しかし、同社の場合、展示場に何回も遊びに来て(ファンになって)
もらって、2年以上経過してから成約というパターンが多いそうで、
他社が嫌う、“成約に至るリードタイムの長さ”を同社自身が喜んでいる
フシがある。
結果、他社の営業マンの年間1人あたりの契約棟数が4~5棟であるのに
対して、同社は7~8棟という数字を挙げている。

▼株主と向き合う経営姿勢
しかし、経営に関する考え方、特に株主に対する考え方は、決して
「異端」ではなく、まん真ん中である。番組でも紹介したが、ROEに
配当性向を掛けたDOEという指標(詳しくはオンデマンド放送をお聞き
下さい)を意識して、それを事業報告書に載せているというのは希少な
会社である。

■第27期 アールシーコア通信
※10ページに「DOE」が記載されています。

私が調べた順位を載せると、ROEが736位、配当性向が170位、
その総合順位であるDOEが492位(何れも比較可能な上場普通株式
3500社余り中)と素晴しい数字となっている。そして、昨年2月末から
この7/10までの株価の騰落順位は265位と輝かしいものになっている。

しかし、他面、市場がこれだけの評価をしたのだということを認識して、
今回策定した、連結売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%を
目標とした、5ヵ年中期経営計画「異端でメジャー」に取り組まなくては
ならないということを、この騰落順位は表している気がする。

▼「住む」より「楽しむ」
 少し、哲学的になるが、人間に影響を与えるものを「メディア」と考えると、
「洋服」は「無言のメディア」だ。柔道着を着たら強くなったような気がするし、
就活スーツを着ると顔ツキまで変わる。そして、同じように、「木の家」も
同じように「無言のメディア」なのだと思う。そして、それを実感するのが
家族旅行だ。ログハウスに5回ほど行ったことがあるが、明らかに、
他の旅行と子供達の様子が違う。旅館だと食事のあとにゴロンと横になって
テレビを観たり、ホテルだと部屋の狭さからすぐにゲームセンターや
お土産屋に行くのであるが、ログハウスで過ごすときはその空間を楽しんでいる。
そして、階段の手摺りや丸太の壁を、やたら意味もなく撫でる。
まるで、飼っているペットを撫でるかのように。

百聞は一見に如かず。代官山にある展示場の「BESSスクエア」や
山中湖のタイムシェア別荘の「フェザント山中湖」を是非訪れて頂きたい。
取材が終わって、忘れかけていた基本中の基本を思い出した。
それは「株はやはり応援したい企業を買うべきだ」ということ。日本には、
まだまだ応援したい企業がたくさんある。

■全国のBESS展示場
■フェザント山中湖
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いかがでしたでしょうか?
井上氏の熱いメッセージが伝わってきましたね!

「株はやはり応援したい企業を買うべき」、これはまさに至言だと思います。
個人投資家の皆様全てに応援される企業というのは難しいですが、
少しでも皆様の検討材料となるような情報をお届けしてまいりたいと
思います♪

また、アールシーコア様からの番組プレゼントにつきましては、
こちら↓をご参照ください!

■7月18日放送『番組プレゼント!』


「今日の1社」京浜急行電鉄インタビュー後記 [「今日の1社」取材後記]
2012.07/12 今日の1社担当 記事URL

2012年7月11日放送「アサザイ 今日の1社」では、お伝えしたとおり京浜急行電鉄様(9006)にご出演いただきました。パーソナリティの井上哲男氏から、インタビュー後記をお届けします!

■京浜急行電鉄 IRウェブサイト

■7月11日「アサザイ」オンデマンド放送

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■井上哲男氏 インタビュー後記

▼明るい雰囲気!
今日は京浜急行の本社で取材・収録を行った。ご対応頂いたのは、渡辺総務部長、落合統括課長、同課多田主任であったが、とにかく明るく、チームの風通しの良さを感じた。部長の渡辺さんいわく「うちは出る媒体によって棲み分けが出来ているんです。テレビは専務、ラジオは私、楽しそうな地方はこの若手のメンバー・・・。」この言葉に場が一瞬で和み、収録がスムーズに進んだ。(自論ではあるが、総務部長は明るい人が良い。どのみち経費削減等厳しいことを言わなくてはならないのだ。社員にしても、しかめっ面の人に言われるより、100倍良いだろう。)

▼年間輸送人員と沿線の大規模開発
 興味深かったのは、本業である電鉄部門の、「年間輸送人員」の話。1998年を100とすると、2010年の関西の電鉄会社の平均は85.1、京急を除く関東の電鉄会社の平均は103.4、京急のそれは107.6。就労人口の減少で関西は15%も減少し、関東は増加、京急はさらに関東平均を4ポイントも上回るのだ。

 取材の際には言わなかったが、京急さんにはツキもあった。この20年間、東京でもさまざまな開発・再開発が行われてきたが、最も大規模であったのは旧国鉄が所有していた汐留からの海岸沿いに行われた再開発。東海道新幹線で東京に来ると、品川から新橋にかけて車窓の右側に大きなビルが建ち並ぶのがお分かり頂けると思うが、これは20年前には無かった風景である。この近隣エリアの就労人口の増加は大きい。また、羽田空港の国際空港としての機能が大幅にアップしていることの影響も加えて大きい。2009年度の成田空港の利用者数が年間およそ3000万人であるのに対して、羽田空港の利用者は、その倍以上の6200万人。これに国際線の離発着が増加することによって2017年にはおよそ8000万人が利用することになる。そして、まだまだ京急さんはツイている。昨年、国が定めた7つの国際戦略総合特区のうち2つ(品川~田町の再開発である「アジア・ヘッド・クォ-ター」と川崎の「京浜臨海部ライフ・イノベーション」)が同社のエリアなのである。

▼株主優待
 株主に対する考えが伝わってくるのが、株主優待。一定株数以上の株主は運営する「EXイン」や「グランパシフィック LE DAIBA」に無料で宿泊することが出来る。「電鉄の無料パスをもらっても沿線以外の株主にメリットは無い。地方の株主が羽田を利用してこちらにいらっしゃった際に宿泊頂けるよう、株主優待は選択性にしている」とのこと。北海道や福岡でCMを流し、「プロネクサス・ラジオNIKKEI共催の個人投資家向けIRセミナー」でも8/25の大阪開催に敢えて参加するのは、地方での株主獲得を意識してのことだ。

■京浜急行電鉄 株主優待制度のお知らせ

▼京急電車レプリカの前でパチリ
 会社にある、昔の京急電車のレプリカの前で記念撮影。「浦賀-黄金町」の小さなプレートが掛かったレプリカを見る三人の優しい眼はやはり鉄道を愛する者のそれだ。そこで、渡辺部長が戦後の鉄道事業の再編の話を少ししてくれたが、お酒でも飲みながらゆっくりと聞きたいと思った。最後に多田さんが会社の出口まで送ってくれた。「暑くなかったですか?」気遣われたので、そんなことはないと答えると、「けど、朝はもっと凄いんですよ。エレベーターを一部止めていますから階段を利用する社員も多いんです」とのこと。電気を使う電鉄会社だからこその配慮であろうか、好感を抱く。朝の出社ラッシュ時に駅のように賑わう階段を想像しつつ、辞去させていただいた。
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インタビュー後記は以上です。明るい雰囲気が伝わってきましたね。
収録にはなかった、羽田など沿線の大規模開発は今後も注目です!

前回のブログでもお伝えしたように、今日の放送では、インタビューの一部をお聴きいただきました。
7月16日(月)12:00~に放映される「アサザイ・スペシャル」において、京浜急行電鉄のロングインタビューや武者陵司さんと井上さんのストラテジスト対談などを放送します。

こちらもぜひお楽しみに!


かつての湘南電気鉄道の模型


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