7月22日放送の「アサザイ」は東京証券取引所の方にインタビューしました! [「今日の1社」取材後記]
2015.07/23 今日の1社担当 記事URL

 7月22日放送の「アサザイ」は東京証券取引所のマーケット営業部 調査役の山中孝太郎さまにスタジオにお越し頂き、J-REIT市場の魅力についてお話し頂きました。

 

 J-REIT市場が創設されてから13年。決して平たんな道のりではなかったようですが、現在では時価総額10兆円を超え、東証1部につぐ一大市場へ、更には、海外のリート市場と比べても、米国、オーストラリアに次ぐ、第三位の市場にまで成長されました。

 

 その拡大要因の一つとして、様々な不動産に投資するリートが増えたことも挙げられます。これは、投資家にとっても大きな魅力なのではないでしょうか。最近では、「ヘルスケア・リート」が新たに加わり、社会的な役割も大きくなって、今後ますますの発展が期待されますね。

 

 東京証券取引所さんのJ-REITの情報発信サイトJリートviewでは、リート各社の投資物件を動画で見ることができたり、アナリストや専門家のインタビューが掲載されていますので、是非ご覧ください。

 

JリートView

 





















 また、放送でも紹介頂きました注目の新市場!「インフラファンド市場」についても今後注目ですね。

 J-REITと同様の仕組みで、投資家から集めた資金を太陽光発電所や空港などの社会インフラに投資される市場です。

 

東証トップページ














 J-REITと同じように成長していけば、拡大するインフラ需要を下支えすることになるのかもしれませんね。上場第一号の登場が待ち遠しいです。

 ロングインタビューでは、今後伸びていくだろうヘルスケア事業やホテル事業などについて、さらに詳しくお話し頂いております。オンデマンドからお楽しみ下さい。

 

(関連ウェブ)

最後に、過去にアサザイにご出演頂いたJ-REIT各社さんを改めてご紹介。気になるリートさんを今一度おさらい下さい。

 

■2014年11月12日放送 イオンリート投資法人

 放送分オンデマンド

 ロングインタビュー

 放送報告

 

■2015年1月28日放送 星野リゾート・投資法人

 放送分オンデマンド

 ロングインタビュー

 放送報告

 

■2015年4月1日放送 日本プロロジスリート投資法人

 放送分オンデマンド

 放送報告

 

■2015年5月13日放送 日本ロジスティクスファンド投資法人

 放送分オンデマンド

 ロングインタビュー

 放送報告

マーケット営業部 調査役の山中孝太郎さま(左)、同社 大藪さまと(中)
7月15日の「今日の1社」はリボミック(4591)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.07/15 今日の1社担当 記事URL

 iPS細胞を用いた再生医療の研究がノーベル賞をとったことは、まだ記憶に新しいのではないでしょうか。このことに、医療の新しい可能性に、夢を感じませんでしたか?

 

 7月15日の「今日の1社」はリボミック(4591、マザーズ)も医薬品に新しい可能性をもたらす創薬ベンチャー企業です。

 核酸医薬品の中でもRNAという物質の性質を利用したアプタマー医薬の研究開発を行っています。「アプタマー」と言われても、今はまだ何のことか分かりません。でも将来的には、iPS細胞などのように、誰もが知っているという状況になるかもしれませんね。

 

 井上哲男の取材後記でも分かりやすく説明しておりますので、ご覧下さい。

 

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取材後記

リボミック (4591) (東証マザーズ)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の中村 義一様。

 

「 偉大なRNA 」

 
▼"アプタマー"

 まずは、素晴らしい企業を紹介できたことを嬉しく思っていることを記したい。

「 アンメット・メディカル・ニーズ(Unmet medical Needs) 」という言葉がある。未だ有効な治療法や医薬品が確立、開発されていない病気、病因をなんとかして欲しいということであり、この最後の「ニーズ」という単語はとても重い意味を持つと思う。

 

 番組の中で、敢えて「難しいことは難しいこととしてきちんと理解することが大切だ」と述べたが、(これも番組の中で述べたが)同社の手掛けている創薬の基本的な部分はとても理解しやすいものである。暫く経ってからでも再度理解できるように記すこととする。

 

 誰もが聞いたことのある、細胞や核のなかに含まれるDNA(デオキシリボ核酸)。これは、五炭糖とリン酸、そして、A、T、C、Gの4つの塩基から構成される。300億個もこの4種類の塩基が組み合わさることにより、遺伝子情報は記憶されているのだが、教科書に出ていたようにこのDNAの形状は2本のらせん状態の鎖である。そして、これが1本鎖でDNAのコピーであるのがRNA(リボ核酸)である。RNAも4つの塩基の組み合わせであるが、この4つの塩基はA、U、C、Gと、DNAのTがUに替わっている。そして、何よりもDNAとRNAで違うことは、RNAは"変化することができる"ということである。

 

 変化するということは"形状を変える"ということ。これにより、病因であるタンパク質に合わせて形状を変えてピタリと抱きつき、その働きを封じ込めることができる。このRNAの「造形力」を利用した医薬品こそが同社の「アプタマー医薬品」であり、"悪玉"タンパク質に抱きつく"アプタマー"と覚えて欲しい。そして、これまで数社紹介したことのある抗体医薬品はタンパク質から精製されるのであるが、RNAはその訳のとおり核酸であることから核酸医薬品というカテゴリーに入るのである。

 
▼"共に戦う"株主

 前期、ライセンスアウト第1号が出た。番組の中でも紹介したこの「RBM004」は「痛い」ということを脳に伝える伝達物質(タンパク質)のNGFに抱きつくことにより、その働きを封じ込めるのである。この「抱きつく」ことから得られる即効性もアプタマー医薬品の優れた点である。

 ライセンスアウトについて、社長は「今期2本」という可能性を示したが、開発ラインナップは8本もあり、今後の安定的な"企業としての"成長が期待される。

 

 しかし、私がリスナーの方に投資家として本当に理解して欲しいのは、この企業としての成長以前の部分である。それは、その企業が何をもって社会的な使命を果たそうとしているのかということである。

 J-REITを購入する目的。それは分配金を得ることの前に、少額ではあるが不動産の大家さんになるということであろう。同様に、リボミックの株主になるということは、アンメット・メディカル・ニーズに応えるため、"共に戦う"ということである。社長が最後の「リスナーへのひとこと」の中で話された"パトロン"というのはこのことである。中世の文化史を紐解くまでもなく、パトロンとスポンサーは違う。

 
▼偉大なRNA

 そして、番組の中では伝え切れなかったが、このアプタマーが山中教授のips細胞の研究においても力を発揮する可能性を秘めている。皮膚細胞から作られたips細胞がその後分化して筋肉や神経、そして心臓といった組織までになるというips細胞の研究であるが、この皮膚細胞からips細胞ができる段階、また、ips細胞が分化を続ける段階で、アプタマーが細胞の"純化"に寄与する可能性が高いのである。そのため、同社は「ipsプロジェクト室」を設置した。

 

 中村義一社長は東大の名誉教授でもある。番組のなかで余談として紹介したが、社会的な使命として「ミドリムシで世界を救うこと」を掲げているユーグレナの出雲社長は中村教授の教え子でもある。Co2問題、子供の飢餓問題に取り組んでいる出雲社長とアンメット・メディカル・ニーズのために戦っている中村社長。東大というDNAはやはり偉大なRNAを生み出したのである。(了)

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 取材後記は以上です。いかがでしたか?

 

 健康や治療へのニーズは、次から次へと出てきますから、同社の長い挑戦に終わりはないのでしょうね。今後も同社の挑戦から目が離せません。

 

 それでは、来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

リボミック IRサイト

代表取締役社長 中村さまと
代表取締役社長 中村さまと

7月8日の「今日の1社」は一休(2450、東証一部)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.07/08 今日の1社担当 記事URL

7月8日の「今日の1社」は一休(2450、東証一部)を放送しました!

 

もうすぐ夏休みです。さらに、9月にはシルバーウィークもありますから、旅行の計画を立てるのに、同社が運営するサイトをご覧になる方は多いのではないでしょうか。

 

もしも今まで、「一休.com」をご覧になったことがない方がいたら、こちらから一度アクセスしてみて下さい。サイトに掲載されているホテルを見るだけでも、贅沢な気持ちに浸れます。

 

今回、井上哲男から取材後記が届いておりますので、ご覧下さい。

 
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取材後記

一休 (2450) (東証1部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の森 正文様。

 

「 支持される理由 」

 
▼高い参入障壁

 この8月で一休が上場して10年になる。IPOのときから人気が高かったが、この3月末時点での株主数は1万2000人弱となっており、ファンである個人投資家が多いことが窺える。

 上場して数年で個人投資家が激減する企業が多いなか、一休がここまで個人投資家の支持を得ている理由は幾つかあると思われる。

 一つはトップラインの確かな伸びである。番組の中でも紹介したが、2001年の有価証券報告書開示以来、14期に亘り、増収(売上高の前期比プラス)を続けている。この間、ITバブルの崩壊、長引くデフレによる賃金の伸びの停滞、リーマンショック、欧州財政危機と旅行業界を巡る環境は厳しく、中小旅行会社は淘汰され、また、大手でも戦略や組織の変更を余儀なくされたのにもかかわらず、である。

 この"強み"について、社長自身が語ったのは、ひと言で表すと、「"贅沢な上質"にこだわった姿勢への評価」ということである。確かに上場時に多くのアナリストが指摘したように、参入障壁は決して高くはない。それでも同社のサイトが支持される理由は、見ている人が、"たおやかな気持ち"になる、サイト自体が持つ「ゆったりとした作り」やホテルを検索した際に提示される多くの宿泊プランとその説明の丁寧さにある。実際に予約した際にさらに推薦されるレストランなどの評価もとても高い。このインターネットの持つ利便性や機能性といった部分を超えた「参入障壁」は高い。機能ではなく、培ったブランディングが持つ障壁の高さを超えるには、一休がこれまでかけた時間や実績、評価を超えなくてはならないということだ。それは、とても厳しい。上場した頃に会員数が100万人を突破したことが話題になったが、今年の6月にその数は400万人を突破した。この会員数の伸びが、"贅沢な上質"にこだわった姿勢への評価である。

 
▼株主への配慮

 経営指標ランキングは「総合」が3220社中、第20位という素晴らしい順位である。また、過去4年の順位も古い方から、140位、23位、23位、15位である。成長性や利益率、配当性など、直近3年間の数字を用いる項目が多いなか、このように安定した高い順位を保ってきたということは、常に成長を遂げてきたということである。「総合」を構成する4つの大項目の順位も記すと、「成長性」323位、「(ROE、ROAが反映される)資本利益率」58位、「売上高利益率」1位、「健全配当性向」53位と、全項目が素晴らしい順位である。

 全ての内容をご紹介したくなるが、「健全配当性向」についてのみ記すと、もうリスナーにはお馴染みのDOE(ROE × 配当性向・・・配当金 / 1株あたり株主資本)はこの5年間、全ての期において100位以内にいる。この5年間のDOEを合計すると43.8%、つまり、株主資本の44%近くをこの5年間で配当という形で株主に還元した、言い換えれば、回収させた、ということになる。

 

 「特に意識している経営指標上の計数はない」と社長は言ったが、ROEや配当性向についての言葉は、株主への配慮に満ち溢れたものであったことをリスナーはご理解頂けたと思う。これが冒頭の「株主数=同社の支持数」につながっているのである。

 

 最近、シンガポールと香港に在住する、多くのヘッジファンド・マネージャーを訪問する機会があったが、今後話を聴いてみたい企業として一休を挙げるマネ-ジャーが多かった。いつか、そのセッティングと同行をしたいと思う。無論、「一休.com 海外」を使って。(了)

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取材後記は以上です。いかがでしたか?

 

代表取締役社長の森さまには、ロングインタビューにもお付き合い頂きました。

森さまが起業されるまでのいきさつや社名の由来などについて、お話を伺いました。井上哲男との意外な接点についても聞けますので、オンデマンドよりお楽しみ下さい。

 

それでは、来週もどうぞお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

一休 IRサイト

宿泊予約サイト「一休.com」


代表取締役社長 森さまと
代表取締役社長 森様と

7月1日の「今日の1社」は、SFPダイニング(3198)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.07/01 今日の1社担当 記事URL

 24時間営業といえば?真っ先に思いつくのは、「コンビニ」でしょう。

 まず「居酒屋」は答えに上がってこないと思います。でも、あるのです。

 

 7月1日の「今日の1社」にて紹介した、SFPダイニング(3198、東証2部)が、経営する「磯丸水産」は、一部店舗をのぞき、なんと24時間営業の居酒屋です。

 

 同社は他にも手羽先唐揚専門店「鳥良」や「きづなすし」、「鉄板二百℃」などのブランドを展開されていらっしゃいます。

 

 今回、井上哲男の取材後記が届いておりますので、お楽しみ下さい。

 

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取材後記

SFPダイニング (3198) (東証2部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の佐藤 誠様。

 

「 "堂々とできる場所"の提供 」

 
▼創業30周年

 東京近郊の全ての駅前にできるのではないかという勢いで店舗が増えている「磯丸水産」。その店舗経営で知られるSFPダイニングであるが、外食産業としてのスタートは東京・吉祥寺に1984年にオープンした「居酒屋鳥良」から。つまり「鳥良」の方が先であり、昨年創業30周年を迎えている。その「鳥良」も好調で、現在は、"女将が出てきそうな雰囲気"の1ランク上のサービスを提供する「おもてなしとりよし」、従来からの「鳥良」、そして、オリジンである鶏料理屋として培った料理の提供を行う、ややカジュアルな雰囲気の「鳥良商店」と、さらにブランドを細分化して展開を進めている。

 

 「磯丸水産」の1号店も吉祥寺から。2009年9月のことであるから、まだ6年経っていないのであるが、今日7月1日時点での店舗数は107で、その9割以上が24時間営業である。

 まるで、海の家や番屋で獲れたばかりの水産物を自分で焼いて食べるスタイルが東京圏で爆発的に人気を博しているが、このスタイル、実は他の外食チェーン店でも行っているのであるが、圧倒的に客の入りは「磯丸水産」に軍配が上がっている。店や店員の雰囲気、出される魚介類の大きさ、鮮度と一度比較をすればすぐに分かる歴然とした差がある。

 
▼さまざまなシチュエーションに応える場所

 私事で恐縮であるが、実は野球のクラブチームを持ち、未だに隔週で野球をやっている。チームの歴史は37年、私が入ってからでも既に33年が経つが、毎回のように人集めに苦労しており、千葉の市川市周辺にお住まいのリスナーの方で腕に覚えのある方は是非チームに入って欲しいのだが、人集めと同様に苦労するのが、実は午前中の試合だったときの"打ち上げ"の場所探しであった。「磯丸水産」が地元に出来るまでは、ファミリーレストランの隅に固まってジョッキを空けることが多かったが、今は堂々と「磯丸水産」で飲んでいる。

 また、SFPダイニングには現在3店舗であるが「鉄板二百℃」というブランドがあり、その1軒が秋葉原にあって、土日に仕事の打ち合わせをする際によく使っている。綺麗な飲食店ビルに入っているが、昼間に営業しているのは同店だけである。そして、気づいた。「磯丸水産」や「鉄板二百℃」は、昼間ランチをやっていてグラスビールも飲めるという類の店ではなく、ランチのメニューも提供するが、営業時間全てが夜の体制、サービスを保っているのである。"昼だから作れない"ものがないのである。だから、ついつい腰を据えてしまう。。。

 

 消防士、警察官、看護士など、早朝に仕事が終わる人もたくさんいる。そういった人に、「仕事が終わったあとに"堂々と"飲める場所を提供したい」それが、SFPダイニングの想いなのである。

 
▼"半歩先"のことを考える

 同社は経営において、"一歩先"の流行を考えるのではなく、"半歩先"のことを考えることを心掛けているという。これからのビジョンを尋ねると、「現在行っている東京及び首都圏での展開の進展と、関西圏でも積極的に展開を開始する」という答えが返ってきたが、全国展開やブランド(業態)の拡大という言葉はなかった。

 きちんと、消費者目線を確認しながら事業を巡航速度で拡大していくという姿勢は、実は外食産業が失敗しない最大の武器である。それでも、やはりというか「磯丸水産」のフランチャイズになりたいという引き合いが全国から寄せられるという。全国から取り寄せている海産物の流通などを考慮したのちに、いずれその展開はされるかもしれない。それは確かに大きなカタリストである。

 

 同社は来年5月に弊社の経営指標ランキングのユニバースに入る。今現在の経営指標であれば、おそらく、3200社以上を数える全社ユニバース内で500位以内にはランクインするであろう。また、同業である外食産業の中ではかなり高い順位となると思われる。その際には、是非、再度番組にお越し頂き、その順位を私から紹介したい。普段、"堂々と"野球メンバーと飲める場所を提供してもらっている御礼も込めて。(了)

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取材後記は以上です。いかがでしたか?

 

4年目に突入したアサザイも、同社のように元気を与えられるよう努力して参ります!

ぜひ来年も同社にスタジオにお越し頂けるように!

 

それでは、来週もお楽しみに!


(関連ウェブサイト)

SFPダイニング IRサイト

ブランド一覧

代表取締役社長 佐藤さまと
代表取締役社長 佐藤さまと

 














 

6月24日の「アサザイ」は特別対談を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.06/24 今日の1社担当 記事URL

 2012年7月よりスタートした「アサザイ」。

 3年目の節目を迎える6月24日の放送は、当番組スポンサーであるプロネクサス(7893,東証1部)からIR事業部 担当部長の伊藤直司さまをスタジオにお迎えし、井上哲男と対談して頂きました。

 

 アサザイがスタートしたのは、アベノミクスが発表される前です。市場は決して明るい状況ではありませんでした。

 その頃と比べると、日本企業を取り巻く環境は、大きく変化しています。

 近年は、スチュワードシップ・コードやコーポレート・ガバナンスの制定、会社法の変更などが、気になるキーワードとして挙げられるのではないでしょうか。

 また様々な変化を受け入れられるのは、企業のIRにかける姿勢が変化し、収益力が向上しているからだ、と放送の中で伊藤様は仰っていました。

 

 この言葉を聞いて、アサザイ担当の私としては、企業と共に自身も成長していかないと、と襟を正しました。

 

 プロネクサスとラジオNIKKEIは、今後も「アサザイ」にてキラリと光る企業をリスナーの皆さまに紹介し、企業IRをより一層応援してまいります!

 これからもどうぞ宜しくお願いいたします!


(左から)プロネクサス 伊藤様、番組アシスタント 浅賀氏、井上哲男
伊藤様、浅賀氏、井上氏
6月17日の「今日の1社」は、夢真ホールディングス(2362)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.06/17 今日の1社担当 記事URL
6月17日の「今日の1社」は、夢真ホールディングス(2362、東証JQS)を放送しました!

 建設業界全体で若手の人材不足が深刻であるにも関わらず、同社の社員は20代が7割以上であり、経営も安定しており、トップレベルの経営指標を維持しています。
 また、実績に裏打ちされた信用力と技術力により、東京スカイツリー等の話題の高層建築を監修するなど、実は身近な企業です

 
 早速ですが、井上哲男から取材後記が届いておりますので、ご覧ください。


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取材後記

夢真ホールディングス (2362) (東証ジャスダック・スタンダード)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は常務取締役の佐藤 大央(さとう だいお)様。

 

「 第2位/3220社中 」

 
▼施工管理士の派遣業務へ

夢真ホールディングスの前身は1980年に現在代表取締役会長兼社長の佐藤真吾氏が設立した「佐藤建築設計事務所」。質の高い建物の提供には「施工図」が重要だと当時から強く認識しており、その後は施工図で培った知識・技術を活かして建築現場の施工管理を行う人材の育成、派遣業務に進出し、1990年に「夢真」に改称した。


▼若手が集まる理由

建築現場への人材派遣業と言うと、いわゆる「職方の派遣」というイメージ、また、管理者、監督の派遣というと「年齢層の高いベテランの派遣」というイメージがあるが、同社の場合は違う。若手、新卒に特化した採用・雇用を行い、施工管理者に育て上げる教育・研修システムを構築しており、建設業界全体で若手の人材不足が深刻な問題(業界平均で20代は11%)な環境下において、同社の派遣者の7割以上が20代となっている。

 

 若手が集まる理由は、この教育システムに加えて、上場する人材派遣会社で唯一、建築業に特化して会社であること、派遣している人間は、全て同社の正社員であるということが挙げられる。

 これまで培ってきた実績により、大規模物件、高層物件についても、「管理者は夢真から」というコンセンサスを得るまでの信用を得ている。顧客数も1000社以上と多く、売上高上位10社の合計でも占有率は25%程度と低く、特定会社への依存というリスクが小さい。その顧客のなかには大手ゼネコンも含まれているが、「大手ゼネコンであれば自前の管理者も多いであろうに、なぜ同社に派遣を依頼するのか」という疑問が沸くかもしれないが、それが違うのである。

 
▼トップレベルの経営指標

 大手ゼネコンといえども、1件、1件建てる建物は違い、規模・用途によって求められる施工管理者のスキルは違う。それらを十分に満たすだけの質と量(人数)を常に確保しておくということは、景気の波に大きく影響を受ける建設業界では、即ち固定費リスクに結びつくのである。それであれば、やや金額が高くても3~6ヶ月の単位で1現場につき1~2名の管理者派遣を同社に依頼する方が良いという選択にたどり着くわけだ。

 

 これが同社の高い利益率に結びついている。昨年9月期の売上高利益率は3利益ともに10%を超えており、人材派遣業においては傑出した高い数字となっている。また、成長性の点においても、今年9月期で、5期連続での売上高増収率前期比10%以上を見込んでおり、高い成長が五輪までは続くとアナリストの評価も高い。国土交通省が公表する数値を見ても、建設業界の人手不足はリーマン・ショックの翌年から一貫して続いており、このような環境下で、2年連続1600名以上も採用したという同社の実績は驚異的なものである。この採用数こそが同社のエンジンである。

 

 この好調な経営指標により、弊社の経営指標ランキングの2014年度確定順位は、遂に3220社中、第2位にまで躍進した。ここ4年間の順位は、古い方から、91位→16位→9位、そして2位である。4期連続でベスト100入りしたのはたったの29社しかなく、極めて安定的にトップレベルの経営指標を維持したことは明らかである。そして、まだまだ同社の勢いは止まりそうにない。(了)

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取材後記は以上です。いかがでしたか?

今回ロングインタビューでは、同社が力を入れている人材育成や研究に関することなどについて伺いました。どういう方々が同社で働いているのかを感じられる内容だと思いますので、どうぞこちらもお楽しみください。


来週は特別番組を放送する予定です。どうぞお楽しみに!


(関連ウェブ)
■夢真ホールディングス IRサイト

常務取締役 佐藤さまと
常務取締役 佐藤さまと
6月10日の「今日の1社」は日東精工(5957)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.06/10 今日の1社担当 記事URL

 6月10日の「今日の1社」にご紹介した日東精工(5957、東証1部)は、そんな「ねじ」をつくるリーディングカンパニーです。

 とても身近にあるけど、普段その存在を意識することは少ないですよね。ペン先ほどの小さなねじも、日本の「モノづくり」を根底から支え、産業の発展に大きく貢献しているのかと思うと、感慨深い思いがします。

  さて今回、井上哲男から取材後記が届いておりますので、ご覧下さい。

 

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取材後記

日東精工 (5957) (東証1部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の材木 正己様。

 

「 匠の技 」

 
▼きちんとfastenする技術

 番組の中でもご紹介したが、「工業用ファスナー」とは"精密ネジ"のこと。無論、[ fasten=しっかりとくっつける、留める ] が語源である。輸送用機器(自動車)や電気機器が主力の顧客であるが、ネジとは、「ネジ」の部分と「それを締つける工程及びその機械」に分けられる。そして、その両方を提供できる世界唯一のメ-カーが同社である。「ネジを知りつくしているから締めつけ作業工程の機械ができる」と社長は語ったが、その両方を知りつくした結果、同社は「検査・計測」の部分まで提供する企業となった。ワンストップとはまさしくこのことである。

 

 同社が現在、この工業用ファスナーの分野で力を入れているのが「セルフタップ」をメーカーに導入してもらうこと。これは、ナットなどのいわゆるネジを受ける側がなく、小さな穴さえあれば、ネジが入り、きちんとfastenすることができるという技術である。海外の自動車メーカーは先行してこの技術を採り入れているが、国内での採用はやっと始まったばかりという。ネジ単体のコストは全体の15%程度で、他は締めつけ工程にかかる費用であることを考えると、企業のコストダウンにも大きく寄与する技術である。製品の軽薄短小化は世界の流れであり、それが日本の多くの技術によって支えられている。同社の工業用ファスナーもそのひとつであることは間違いない。

 
▼産業用機械メーカーとしての一面

 私がもうひとつ強く伝えたいのが、産業用機械メーカーとしての同社の一面である。映像などでご覧になった方も多いと思うが、アームドライバーもその製品群のひとつで、東南アジア、特にタイの自動車工場で活躍している。また、造船業界にとって同社の流量計である流体計測器の存在は欠かせないものであり、"欠かせない"といえば、番組の中でも紹介したように、現在大きな問題となっている地盤調査の機械で国内90%のシェアを誇る「ジオカルテ」も同社の製品である。

 

 社長がこれらの産業用機械の中で、うれしそうに語ったのが「マイクロバブル洗浄機」のこと。化学洗剤を用いないこの製品は環境負荷低減に役立つ。本当に京都らしい会社である。「"匠の技"でモノを作る」、「世の中、環境保全に役立つモノを作る」、「モノづくりはヒトづくり」と3つのキーワードを社長は語った。全て合わせると、「"匠の技"で世の中に役立つ人を育てる」ということになる。

 
▼人生の『ねじ』を巻く

 無理やりのこじつけのような印象を持つかもしれないが、それは違う。昨年5月に同社企画室が「人生の『ねじ』を巻く77の教え」という本をポプラ社から上梓した。発売から1ヶ月で3刷となり話題となったが、この本は社員育成マニュアルのエッセンス本である。ひとつ欠けたら大変なことになるネジ。この本の冒頭には、

「 ねじとは

  モノとモノとをつなぐもの。

  ねじによってモノがつくられ、

  モノを介して人と人とはつながります。

  私たちがつくるねじは、

  心と心を締結する、そんな役目を担っています。 」

とある。

 一気に読んだ。というよりも止めることができなかった。fastenされた印象である。本の最後、77番目の教えに「ありがとう」のチェックリストがある。そうでなくても涙腺の弱い私は家で読んでいて本当に良かったと思う。凄い本である。なぜ、一企業の一企画室がこれだけの本を出せるのかと考えてしまった。是非お読み頂くことをお薦めしたい。この会社が日本に生まれ、存在していることに感謝と、そして、誇りを感じるであろう。

 

 地方や東京郊外の工場や本社を訪問する機会がある。工場を実際に訪れて作業している人にふれ、そしてその街を歩くと、言葉ではうまく表せないが、その企業の持つにおいや風合いがなんとなく理解できることがある。

 京都府綾部市にある同社を本当に訪れたいと思う。「全部、自前の機械ですよ」収録を終えて帰りしなに社長は、照れくさそうに、その日一番の笑顔で語った。(了)

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 取材後記は以上です。いかがでしたか?

 

 さすが「ねじ」の会社です!人の心もキュッとつかんで、つないで離さないようですね。
 今回、ロングインタビューでは、モノだけではなく、社会や人をつなでいく活動についてお話を伺いました。後日、配信されますので、こちらもお楽しみ下さい。

 

 それでは、来週もお楽しみに!!

 

(関連ウェブ)

■日東精工 IRサイト

代表取締役社長 材木正己さまと
代表取締役の材木さまと

6月3日「今日の1社」はエスアールジータカミヤ(2445)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.06/03 今日の1社担当 記事URL

6月3日「今日の1社」はエスアールジータカミヤ(2445、東証1部)を放送しました!

テレビCMをご覧になって、同社製品の次世代足場「Iqシステム」について知っているよ、というリスナーの方もいるのではないでしょうか。

今回、代表取締役社長の髙宮一雅さまにスタジオまでお越し頂き、会社の成り立ちや同社の強み、成長戦略などについてお話を伺いました。

 

早速ですが、井上哲男から取材後記が届いておりますので、ご覧下さい。

 

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取材後記

エスアールジータカミヤ (2445) (東証1部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の髙宮 一雅(たかみや かずまさ)さま。

 

「 "しなやかさ"と"正直さ" 」

 
▼バランスの良い経営

 建設現場の足場や土木工事の支持工材で知られる同社が関西で設立されたのが1969年。関東に本格的に進出したのが1985年で、その際の子会社の商号が現在の同社名「エスアールジータカミヤ」である。その2年後に親子会社合併を行い、全国展開の会社として事業規模の拡大を図ってきた。

 

 セグメントの2本柱は「販売事業」と「レンタル事業」であり、現在の売上高に占める割合は、前者が約45%、後者が約55%である。

 同社の大きな転機は2010年に製造・開発・販売を行うホリー株式会社を完全子会社化したことである。現在、同社はこれからの方向性として、横軸に「建設」、「環境」、縦軸に「販売」、「レンタル」を置いた図表で、「環境」・「販売」に重なる分野の伸長を掲げているが、この「販売」を大きな事業に成長させた点でこの子会社化の寄与は非常に高い。

 

 業績も非常に堅調である。売上高は2012年3月期から4期連続で過去最高を更新、3利益も2014年3月期から2期連続で過去最高を更新中で、今期もこれらの更新を見込んでいる。直近3期のROEを列挙すると12.2%、21.5%、19.8%であり、平均は17.8%にもなる。

 番組の中でも紹介したが、弊社の経営指標ランキング(2014年度確定順位)は3220社中、堂々の282位、上位から8.75%の水準に位置する。総合経営指標が、およそ12社に1社あるかないかの優れたものであることをこの数字は物語っているが、特筆すべきはそのバランスの良さである。構成項目の「成長性」、「資本利益率(ROE、ROA)」、「売上高利益率」、「健全配当性向」のそれぞれの順位は、530位、386位、675位、367位であり、ほぼ上位20%内の水準にいることが分かる。

 
▼五輪後を見据えた戦略

 現在、同社が力を入れている製品が、テレビCMでも流れている階高190センチメートルの次世代足場である「Iqシステム」。これまでは作業員がしゃがむ格好で工具、鋼材などを運び、そしてその格好で作業をしていた苦痛から開放されるものであり、既に500現場で使われているが、この製品の再来年2017年3月期の売上目標は60億円と大きい。また、前述の「環境」は、太陽光パネルの規格、サイズに合わせて変更できる架台が有名であるが、戸建て住宅向けの制震装置やオリジナルな木造住宅用耐震・制震壁などのラインナップがある。

 番組のなかで、社長は海外展開としてASEANをやはり語ったが、昨年7月にまずはベトナムに子会社を設立している。五輪後を見据えた戦略が始まった。

 
▼"しなやかな発想"と"正直さ"

 公共事業やインフラ事業など大掛かりな工事に強い同社の業績が、五輪の開催される5年後まで伸び続ける蓋然性(がいぜんせい)は非常に高いと私は考える。経営指標ランキングも楽しみである。しかし、私が一番興味を持っているのが、この髙宮一雅という若き経営者がどのような手腕で会社を成長させていくかという点である。収録をとおして、若さが持つ"しなやかな発想"を活かしながら、同時に非常に地に足を着けてものを考える人間だと感じた。語られるビジョンは十分に推敲されたものだ。そして、何よりも正直である。今回、同社は決算発表後のタイミングで、中期経営計画の若干の計数の下方修正を発表した。これについて知り合いの複数のファンドマネージャーに意見を求めたところ、返ってきた答えは皆同じであった。「これくらいで発表するのなら、全社が発表しなくてはいけない」

 また番組に来て頂き、業況についてお話し頂きたいと思う。それまでも、それからも、私もきちんと四半期毎に同社の経営指標ランキングを作成し、その度に社長に告げることを約束する。(了)

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取材後記は以上です。いかがでしたか?

 

リスナーの皆さまは日常生活の中に、仕方がないと思ってやり過ごしている不具合や不満はありませんか。この当たり前の不便さを改善していくのはとても労力がいりますよね。

足場について、日常的な不満解消し、安全性・作業効率の急上昇させたのが、同社製品である「Iqシステム」なのです。

 

屈まないと進めなかった従来のものより、階高を20cm高くした新しい規格の足場です。少しの違いですが、作業効率や安全性を急上昇させる大きな違いです。

これも髙宮社長のしなやかな発想と堅実さがあったからこそ具現化されたのかもしれませんね。今後、グローバル企業として発展していくことも視野に入れているという同社の活躍に期待したいですね。

 

それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブサイト)

■エスアールジータカミヤ IRサイト

代表取締役社長の髙宮 一雅さまと
代表取締役社長の髙宮一雅さまと
5月27日の「今日の1社」はアルインコ(5933)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.05/27 今日の1社担当 記事URL

 5月27日の「今日の1社」はアルインコ(5933、東証1部)を放送しました!

 

 同社は建設用足場の製造・販売・レンタルで国内トップクラスの企業です。

 また建設業界だけではなく、住宅機器、電子機器、フィットネス機器等、多角的に展開されている事業は、どれも高いシェアを誇っています。

 「建設現場での足場の会社」というプロ仕様のイメージが強いかもしれませんが、意外と身近に同社の製品は存在し得ます。フィットネスバイクなどお持ちの方。もしかしたら、それは国内トップシェアを誇る同社製品かもしれませんよ。

 

 さて、今回は井上哲男から取材後記が届いておりますので、お楽しみください。

 
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取材後記

アルインコ (5933) (東証1部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の小山 勝弘(おやま かつひろ)さま。

 

「 2回の東京オリンピック 」


▼多角的な事業展開 

 創業は1938年。1970年より建設用仮設機材の製造・販売を開始し、その後、はしごなどの住宅機器関連事業にも進出した。無論、主要セグメントは「建設機材関連事業」、「レンタル関連事業」の2つであるが、「住宅機器関連事業」の売上構成比も26%を占めており、異業種ではあるが、「電子機器関連事業」の売上構成比も9%を超えている。

 

 主要セグメントの「建設機材関連事業」、「レンタル関連事業」の合計売上高構成比は65%で内訳はほぼ拮抗している。但し、同社の場合は製造した建設用仮設機材を全国のレンタル会社に販売するため、競合することのないよう、直接、最終ユーザーへレンタルすることを拡大させてはいない。両セグメントの合計でコア事業の推移を考えることが大切である。

 では、どのような建設関連機材かというと、主力は独自に開発した「くさび連結緊結式足場」『オクトシステム』であり、この製品は住宅から中層物件の建設物件向けのものである。強みは「機材レンタル・運送・組立工事・解体工事」を一括受注する施行サービスを提供できることであり、現在、全国27の営業所と約40社の提携店(提携店の拠点数は全国で約100)で、全国規模をカバーし、幅広いニーズに対応している。

 
▼大きなビジネスチャンス

 「住宅機器関連事業」というと、前述のはしごや脚立をすぐに思い浮かべるが、同社は加えて、家電量販店やホームセンター、通販によって海外委託生産品であるフィットネス・マシンの販売を行っており、なんと、このエクササイズマシンはトップシェアを誇っている。また、「電子機器関連事業」は無線免許が不要で、誰でも手軽に使える特定小電力無線、受信機が主力であり、現在は業務用の分野へ進出している。この無線デジタル分野は消防救急無線のデジタル化をはじめ、今後大きなビジネスチャンスであると同社は認識している。

 
▼企業の成熟度

 このように、一見、異種な事業を行ってきて、そして、それを成功に導いてきたものは、同社が持つDNAである。それは、創業時、自転車のスタンドなどを手掛ける金属の町工場であったが、その金属加工技術を活かして東京オリンピック時に建設機材関連事業を大きく拡大させたことからも分かる。

 「このニッチな分野であればトップになれる」と確信した部分への進出を恐れないDNA。これからの成長戦略の一つとして、「4つのセグメントをそれぞれ主力と呼べるまでに成長させること」、と社長は言った。「建設機材関連事業」は景気に左右されることは避けられない。そのため、景気に左右されない事業の補完が必要なのである。その景気(建築工事)の落ち込みは、2020年の東京オリンピック後と同社は予想している。1回目の東京オリンピックでコア事業を定め、2回の東京オリンピックでは、その後の落ち込みに前もって対応している。

 企業が成長することと、成熟度を高めることは、似て非なるものである。オリンピックというイベントに対応する同社の姿勢の違い。これが企業の成熟度なのだと考えると感慨深いものがある。(了)

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 取材後記は以上です。いかがでしたか?

 1938年に創業され、77年の歴史をもつ同社。2020年の東京オリンピック以降のご活躍にも期待したいですね。

 

 それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

■アルインコ IRサイト

代表取締役社長 小山勝弘さまと
代表取締役社長 小山さま
5月20日の「今日の1社」はジャパンシステム(9758)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.05/20 今日の1社担当 記事URL

5月20日の「今日の1社」はジャパンシステム(9758、JQSを放送しました!

 

3回目のご出演となる代表取締役社長の阪口正坦さまにお越し頂き、同社の成り立ちや事業内容、また新しい取り組みなどについてお話をお伺いしました。

 

「マイナンバー制度」の関連企業として、同社の名前を聞いたことがあるリスナーの方もいるかもしれませんね。同制度の来年1月導入に向け、企業や自治体のセキュリティ対策が急務となっている中、同社はセミナーや展示会で、課題解決ソリューションのご案内を行っております。

 

また、同社が現在、開発のタネをまいている「屋内地図システム」は位置情報だけではなく、お買い物中に自分が買いたい「もの」の位置が分かるようになるシステムだというから、驚きではありませんか!?大型モールが増える中、ショッピング中に迷子になったことがある方も多いと思います。そのストレスから、解放される日がくるかもしれませんね。

 

同社は今回3回目のご出演ですが、毎回新たな取り組みがあり、業界の先駆者としての同社の存在感が感じられますよね。今後のご活躍からも目が離せませんね!

 

今回、同社からはリスナープレゼントをご用意頂きました。社名入り「ノート・ボールペン・ブックカバー」の文房具セットを5名様に!リスナープレゼントページより奮ってご応募下さい。

 

それでは、来週の放送もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)
■ジャパンシステム IRサイト


■ジャパンシステム 2013年7月31日の取材後記
■ジャパンシステム 2013年7月31日のオンデマンド(放送版)
■ジャパンシステム 2013年7月31日のオンデマンド(ロングバージョン)

■ジャパンシステム 2014年8月6日の取材後記

■ジャパンシステム 2014年8月6日のオンデマンド(放送分)

■ジャパンシステム 2014年8月6日のオンデマンド(ロングバージョン)


代表取締役社長の阪口正坦さまと
代表取締役社長 阪口さまと
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