12月2日の「アサザイ 今日の1社」は、コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.12/01 今日の1社担当 記事URL

 12月2日の「アサザイ 今日の1社」は、コンフォリア・レジデンシャル投資法人(3282、東証)を放送しました。

 今回は、同投資法人執行役員 兼 東急不動産コンフォリア投信株式会社 代表取締役社長 遠又 寛行様にお越し頂きました。

 同投資法人は、東急不動産をスポンサーとする住宅特化型のJ-REITです。
 「東急不動産グループの総合力を結集したリート」、「人口集中により賃貸需要がますます拡大する東京23区の賃貸住宅への重点投資」という、とてもシンプルで分かり易く、非常に魅力的な強みを持つリートさんです。

 元々J-REITは株と債券の中間にあるミドルリスク・ミドルリターンの投資商品。その中でも比較的安定したアセットである賃貸住宅、更には東京23区への投資比率が同じ住宅系リートの中でも最も高い、などのことからも、正にJ-REIT投資の魅力を最大限具現化した安定成長リートさんなのではないでしょうか。

 同投資法人のメインポートフォリオである、東急不動産が開発する賃貸住宅ブランド「コンフォリアシリーズ」の代表物件を是非ご覧ください。


▼コンフォリア赤坂

















▼コンフォリア原宿









 東京23区の単身・小家族世帯向けへの物件が中心ですので、写真の通り建物はとてもコンパクトです。ただ、「コンフォリア」というブランド名の由来である、心地よさ・満足を表す"comfort"の通り、落ち着いた雰囲気が外観から伝わってきますね。

 同社は、含み益率10%以上を維持しながら、安定した資産規模の拡大を実現しております。
 3~4年以内の資産規模2,000億円を目指すという、同社の今後の成長にぜひ注目してゆきたいと思います。


(関連ウェブサイト)
コンフォリア・レジデンシャル投資法人 IRサイト


▼代表取締役 遠又さまと同社の皆さま











11月25日放送「今日の1社」の全国保証(7164)の取材後記につきまして [「今日の1社」取材後記]
2015.11/25 今日の1社担当 記事URL

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 毎回「取材後記」をお読み下さいまして誠に有難うございます。

 今回、放送させて頂きました全国保証様(東証7164)につきましては、金融機関でいらっしゃることから、「取材後記」の掲載を自粛させて頂きます。金融機関は金商法、布令、ガイドライン、金融諸協会の諸規則等によるコンプライアンス事項の遵守が求められております。
 「取材後記」は私が取材を通して感じたことを、あくまでも私の主観として書いているもので、投資の勧誘を目的としたものではありません。また、私が書いたものをそのまま配信し、企業活動と齟齬があった場合のみ、その部分を訂正するという形で、企業様に事前に了解や校正を求めたこともありません。
 しかし、金融機関である企業様に対して、「取材後記」が、前述の法令等における「広告に関する規定」から導かれる「ソーシャルメディアにおける第三者による記載」に該当しているのではないかと当局等が判断し、企業様にご迷惑がかかってはいけないとの配慮から、金融機関である企業様については「取材後記」の掲載を自粛するものであります。
 これまでにご出演頂きました、マネーパートナーズ様、FPG様、東海東京フィナンシャル・ホールディングス様、名古屋銀行様、ソニーフィナンシャルホールディングス様につきましても同じ判断から掲載を自粛して参りました。

                                                                                             井上哲男
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 ここで、お知らせがございます。 

 今回ご出演頂きました全国保証様は、12月7日(月)に開催される、ラジオNIKKEI&プロネクサス共催 「アサザイ・IRスペシャルセミナー」に出演されます。
 今回の放送で興味を持たれた方、以下関連リンク集よりぜひお申込みください。

【ラジオNIKKEI&プロネクサス共催セミナー「アサザイ・IRスペシャルセミナー」】
■開催日時:2015年12月7日(月) 開演 18:30
■開催場所:株式会社プロネクサス 本社 5階セミナールーム
■応募〆切:12月1日(金)16:00必着

(関連リンク)
「アサザイ・IRスペシャルセミナー」のご案内・申込


代表取締役社長 石川英治さまと

11月18日の「アサザイ 今日の1社」は東京応化工業(4186)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.11/18 今日の1社担当 記事URL

 11月18日の「アサザイ 今日の1社」は東京応化工業(4186、東証1部)を放送しました。
 
 今までアサザイでは、パソコン・自動車・家電メーカーなどの「B to C」と呼ばれる企業を支える、「B to B」企業を多く取り上げてきました。半導体メーカーも以前ご紹介させて頂いたことがあります。

 東京応化工業は、その「半導体」が製造されるための過程で欠かせない「フォトレジスト」が主力製品という、「B to B」企業の技術の根本を支えている企業になります。 
 一つの製品が完成するまでにおける技術の奥深さが伝わるお話を聴くことが出来ました。

 さて、井上哲男から取材後記が届いております。どうぞ最後までご覧ください。

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取材後記
東京応化工業 (4186) (東証1部)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は取締役執行役員総務本部長の水木 國雄(みずき くにお)様。

「 ロングで在り続けた東京応化 」

▼多くのヘッジファンドに利用されていた経営指標ランキング・シート
 
今からちょうど14年前の冬。私は16年間勤めていた国内保険会社の運用部署から外資系運用会社に転職した。その外資系は世界に20余りの運用会社を有しており、それらは互いを"アフィリエイト"と呼び、非常に仲が良かった。経営指標や市場データを用いて投資株式の選別を行うことを「定量分析」と呼ぶが、今でも米国で一番有名な定量分析の運用会社もアフィリエイトの1社で、私のグループと同社がそれぞれ定量分析のヘッジファンド運用を行い、それを合わせて1つのファンドとしたものを、日本のメガバンクが投資信託として窓販した。

 お分かりであろう。現在、「アサザイ」でも紹介している経営指標ランキング・シート(順位)はもう、この時点で存在し、多くのヘッジファンドに利用されていたのである。

▼細かく区分けされた業種分類
 
私達の運用手法はマーケット・ニュートラル運用。つまり、200銘柄をロング(買い持ち)にし、ほぼ同数の銘柄をショート(空売り)することにより、株式指数の動向に関わらず安定的な収益を確保することを目的としていた。
 ここで大切なことは、業種分類(セクター・クラシフィケーション)である。定量運用を行う際に、東証の33業種分類では全然足りない。大手外資系証券や外資系情報ベンダーの業種分類を用いる運用会社も多いが、私達は独自の小分類で区分していた。ロサンゼルスでアフィリエイトに4000余りある日本の上場会社の説明を行い、分類する作業には、早朝から深夜まで、丸まる1週間の時間を要した。
 実は、外国の運用会社は、日本企業のことをあまり知らない。日本の運用会社が米国株を知らないのと同じである。それゆえ、大手外資系証券と外資系情報ベンダーの業種分類で幾つも「?」を打ちたくなる分類を見つけた。例えば、日本では誰もが住宅建設・販売会社として知っている「住友林業」の分類は「紙・パルプ」であった。これは、同社の英語表記が、当時「Sumitomo Forest & Pulp」であったため誤解されたのだと思う。このレベルである。(同社の英語表記はその後変更されている)

▼蘇った14年前の記憶
 
東京応化工業の分類は東証33業種分類では「化学」であるが、独自に設定された多くの業種分類上「電子部品・半導体関連」に含まれることが多い。我々の分類でもそうであった。そして、同社の凄いところは、運用開始から最後まで、ロングのリストに居続けたということである。
 今回、収録にあたり、詳細な株主名簿を入手し、その株主名を追った。すると、そこには、複数の懐かしいアフィリエイトの名前があった。ボトムアップ(定性運用)で有名な会社も含まれている。
 「彼らはまだ保有していたのだ」
 14年前のロサンゼルスやその後繰り返し行われたミーティングで東京応化工業を説明した際の記憶が鮮やかに蘇り、胸の奥が少しせつなくなった。 (了)

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 取材後記は以上です。いかがでしたでしょうか。

 東証33業種分類においては、例えば同じ「サービス業」に分類されている会社でも、「B to B」や「B to C」もあり様々ですね。
 投資を行うことの前提である「自分で会社の事をよく調べること」の大切さを改めて感じました。

 それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
東京応化工業 IRサイト

取締役執行役員総務本部長 水木國雄さま、ご担当者さま

11月11日の「アサザイ 今日の1社」はアジュバンコスメジャパン(4929)を放送しました!  [「今日の1社」取材後記]
2015.11/11 今日の1社担当 記事URL

 11月11日の「アサザイ 今日の1社」は、アジュバンコスメジャパン(4929、東証1部)を放送しました。

 同社の商品は、ドラッグストアなどに置かれているものではないため、ご覧になったことがないという方も多いかと思います。そこで、本日は写真を頂いてきましたので、ご紹介いたします。

 
 









 糖・ミネラルという「自然派商品」へのこだわり。
 お客様へのカウンセリングを通して商品を購入して頂く「コンサルティング営業」へのこだわり。
 この2つのこだわりが、同社が「ぶれずに貫いている姿勢」であることが伝わってくるお話でした。

 また、「サロン経営」をスタートさせていることを、初めて知った方も多かったと思います。
 エンドユーザーの声を直接聞きたいという思いでスタートさせた「サロン経営」には、「お客様とスタッフとともに歩み続けてゆく」という、これまで同社が貫いてきたもう一つの思いを感じ取ることができました。

 今後の取り組みに、ぜひ注目してゆきたいと思います。

 今回は、2度目のご出演なので井上哲男の取材後記はございません。
 よろしければ、昨年5月ご出演時の取材後記をお楽しみ下さい。
 
 それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブサイト)
アジュバンコスメジャパン IRサイト
2014年5月21日 取材後記
2014年5月21日 オンデマンド配信

代表取締役社長 中村豊さま、ご担当者さま


















11月4日の「アサザイ 今日の1社」はMORESCO(5018)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.11/04 今日の1社担当 記事URL

 11月4日の「アサザイ 今日の1社」はMORESCO(5018・東証1部)を放送しました。

 同社のお話を始めて聴いた方には、「いわれてみれば、あの製品は使いやすく工夫されているな」という発見も多かったのではないかと思います。

 例えば、紙パック飲料に装着されている収納式ストロー。
 普段あまり意識すること無く、上からストローを押してビニールから取り出しています。
 そこには、上からストローを押したときに、「ストローがビニールごとポロっと落ちてしまう」というような「使いにくさ」がありません。
 「違和感なく使いやすい」そこにはMORESCOさんの技術による支えがあるのですね。

 まさに「小さくともきらりと光る」発見が多かった放送でした。
 今後も展開にも注目したいですね。

 今回は、2度目のご出演なので井上哲男の取材後記はございません。
 よろしければ、昨年10月ご出演時の取材後記をお楽しみ下さい。

 それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブサイト)
MORESCO IRサイト
2014年10月29日 取材後記
2014年10月29日 オンデマンド配信


代表取締役社長 赤田民生さまと

10月28日の「アサザイ 今日の1社」はエスプール(2471)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.10/28 今日の1社担当 記事URL

10月28日の「アサザイ 今日の1社」はエスプール(2471、JQS)を放送しました。

今回は、"働く"という事によって得られるものは「報酬」だけではなく、「社会に貢献する喜び」、「自分が成長する喜び」など、様々な喜びを与えてくれるものだと改めて感じるお話でした。

代表取締役会長兼社長の浦上壮平さまのお話には、多くの方に「働く喜び」を提供してゆきたいという思いが強く伝わってきましたね。今後の展開にぜひ注目したいと思います。

今回は井上哲男による取材後記はありません。ぜひ前回のものをチェックしてみて下さい。

それでは、来週もお楽しみに!

(関連ウェブサイト)
エスプール IRサイト
2013年5月15日放送 取材後記
2013年5月15日放送 オンデマンド配信

代表取締役会長兼社長 浦上壮平様と





10月21日放送の「アサザイ 今日の1社」は野村不動産マスターファンド投資法人(3462)を紹介しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.10/21 今日の1社担当 記事URL

 10月21日放送の「アサザイ 今日の1社」は野村不動産マスターファンド投資法人(3462、東証)を放送しました!

 今回、野村不動産投資顧問株式会社の取締役 常務執行役員 NMF運用グループ統括部長 宇木素実様にお越し頂き、10月1日に新設合併された「国内最大級の総合型REIT」について、合併の背景や今後の戦略について伺いました。

 

 3つの「特化型」リートから「総合型」への戦略転換総合型REIT NO.1の資産規模となる大型化戦略、などなど、競争が激化するリート市場の中で更なる成長を目指していく、そんな力強いお話がお聞きできました。

 

 また、スポンサーである野村不動産の強力なサポートも心強いですね。野村不動産グループが開発する代表的な4ブランド、これらもリートにドンドン組み入れられています。

▼オフィスビル「PMO」 (PMO日本橋本町)
PMO日本橋本町
















▼賃貸住宅「プラウドフラット」 (プラウドフラット渋谷桜丘)
プラウドフラット渋谷桜丘


















▼物流施設「Landport」 (Landport浦安)
Landport浦安










▼商業施設「GEMS」 (GEMS渋谷)

 GEMS



















 野村不動産といえば、分譲住宅「PROUD」を連想する方も多いのではないでしょうか。

 「オフィス」、「住宅」、「物流」、「商業」と分野は様々異なりますが、どれもその高品質なイメージを裏切らないものばかり。

 一方で、物流施設のように大きいものから、「GEMS渋谷」のように限られた面積の中で価値を創造するものまで、面積や立地など扱う不動産の幅が広いこともよく分かりますね。

 
 今後、3リートがノウハウを結集しどんな成長をされていくのか、期待が膨らむ同社の今後に注目していきたいですね。


新REITのHPも新たにオープンしています。
 放送でもありました新生リートの戦略が分かり易く説明されてますので、是非ご覧ください。
ホームページ

 
















▼収録時の様子
 野村不動産投資顧問株式会社宇木素実様、同社の皆様と
野村不動産投資顧問 宇木さま

 














 

10月14日の「今日の1社」はコスモエネルギーホールディングス(5021)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.10/14 今日の1社担当 記事URL

 10月14日の「今日の1社」はコスモエネルギーホールディングス(5021、東証1部)を放送しました。

 

 「風力発電事業」に取り組んでいたのか!?と新しい発見したリスナーも多いのではないでしょうか。

 

 「国内の石油市場はエコカーの普及などで国内需要が頭打ちの状況」という指摘あるかもしれません。
ただ、「石油からエネルギーの会社に変わった」と井上哲男も話していたとおり、同社は事業環境の変化に合わせて、着実に成長し続けていらっしゃるのを感じますね。

 

 同社からカーリースしたエコカーを、風力発電のエネルギーで乗り回す日も近いかもしれませんね。

 

 今回、井上哲男より取材後記が届いておりますので、どうぞお楽しみ下さい。

 

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取材後記

コスモエネルギーホールディングス (5021) (東証1部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手はコーポレートコミュニケーション部長 高木勢伊子様 ( たかぎ せいこ )様。

 

「 勝ち残る指針 」

 ▼ホールディング・カンパニー制度移行の背景

 「 証券コード5007、コスモ石油 」の方が馴染みのあるリスナーの方も多いかと思うが、同社はこの10月1日に持ち株会社に移行し、コードも変更となった。

大協石油、丸善石油、旧コスモ石油の3社が合併してコスモ石油が設立されたのが1986年4月のこと。ちょうど私が社会人になったときであったが、合併30年を前に、ホールディング・カンパニー制度へと移行したことになる。

 

 コスモ石油といえば、「ココロも満タンに・・・」のキャッチコピーで知られているとおり、ガソリンスタンド(サービス・ステーション)における販売事業が中心事業であったことは確かである。これまでの事業セグメントは、この販売事業や千葉・四日市・堺の3つの製油所での精製事業などの「石油事業」、新興国で需要が伸びているポリエステル繊維やペットボトルの原料であるパラキシレン、ミックスキシレンの製造に携わる「石油化学事業」、半世紀近く前から中東のアラブ首長国連邦のアブダビ首長国、カタール国において、原油の自主開発・生産に取り組んできた「石油開発事業」に区分されてきたが、これを、石油開発、石油精製、石油販売という事業に区分したうえで3つの中核会社を持ち株会社にぶら下げる形にして、それぞれの会社のアライアンス(他社との協業などの事業提携)について柔軟に対応できる体制を作った。

 

 同社が持ち株会社に移行した理由を、高木さんは「『持続的な成長による企業価値の拡大を目指す』というのがありていな言い方であるが、背景を含めて話すと、現在、石油業界はさまざまな事業環境の変化にさらされている。原油価格や為替の変動、(日本の)人口減少や省エネの進展による(ガソリンも含む)国内石油製品需要の減少もあり、このような"変化"に対応しつつ持続的な成長をとげ、企業価値の最大化を図る」とした。そして、その目的達成のための手段として、経営資源を再配分し、「石油開発事業」、「リテール販売事業」、「風力発電事業」の3つを成長事業として掲げるとした。

 つまり、鍵は、子会社の名称うんぬんではなく、この3事業なのであり、そのトップとして掲げられているのが「石油開発事業」なのである。

 
▼石油開発事業を支えてきたもの

 この「石油開発事業」であるが、同社はアブダビ(首長)国と強固な関係をUAE建国前から結んでいる。ここで、ひとつ注釈を加えると、UAE(アラブ首長国連邦)は7つの首長国からなる連邦国であるが、正直、アブダビとドバイだけ知っていればよい。この2つの首長国のうち、原油生産力を誇るアブダビの力は絶大であり、UAE財政の8割を負担している。一方で、原油埋蔵量の小さいドバイは早くから、中継港の整備と金融都市化を進めたことがUAEの発展に寄与した。UAEに政情不安はないと言われる。選挙も行われるようになったが、投票者2000名は首長の指名であり、また、両首長国のおかげで社会福祉が充実しており、国民の不満が非常に小さいため、「中東の春」とは無縁の国なのである。

 

 教育、環境などの分野で人的・技術的交流を行ってきた同社に対するアブダビの信頼は厚く、2012年に30年間の利権更新を同社に対して行っている。また、同国は新鉱区ヘイルを同社に与えた。来年からこの新鉱区でも生産が開始される予定である。同社とアブダビの強固な関係は、同社の筆頭株主がアブダビのソブリン・ウエルス・ファンド(政府系運用機関:IPIC)であることからも分かる。このIPICを通じた他国の石油会社とのアライアンスやシナジーの効果が同社の石油開発事業における大きな"宝"である。

 
▼個人向けカーリース事業の発展

 また、「リテール販売事業」においては、全国のサービスステーションでの販売事業だけではなく、車保有意欲の低下に伴い、顧客ニーズにマッチした「個人向けカーリース事業」を立上げ、約3年で累計2万台超と、個人カーリース事業では国内2位のシェアにまで成長させた。国内カーライフ市場という限られたパイのなかで、ガソリン、LPガス販売以外の部分に着目したこと、そしてその果実を生んだことは見事である。

 
▼風力発電事業に吹く"追い風"

 最後の「風力発電事業」は、2010年に事業買収を行い、既存サイトのメンテナンスを強化したことにより1年で黒字化を果たし、また、2012年にFIT(電力の固定価格買取制度)の導入という、それこそ"追い風"も吹き、収益体質は大幅に改善している。この事業における国内シェアは6%程度(第4位)であり、更なる拡大を目指している。経済産業省の長期エネルギー見通しによると2030年の風力発電電力量は昨年2014年度の約3倍を見込んでおり、これも大きな"追い風"だ。

 
▼勝ち残るために必要な指針

 「日本にはスーパーメジャーがない」と高木さんは言った。文中で紹介した、石油会社を巡る環境の下、各社が生き残りをかけた戦いを行っている。国内での他社とのアライアンスについても説明があったが、これらの効率化と非自家用車向けビジネスの創出、新たなるエネルギー事業への進出。そして、何よりも大切な海外における、"いろいろな意味での安定国"との強固な関係の維持。コスモエネルギーホールディングスの取り組みは、勝ち残るための指針のひとつを確かに示していると感じる。(了)

 

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 取材後記は以上です。いかがでしたか?

 

 コスモエネルギーホールディングスの未来を担う3事業の成長に、ぜひ注目していきたいですね。

 さらにロングインタビューで、国内でのアライアンス強化についてお話頂いております。こちらも合わせてお楽しみ下さい。

 

 それでは、また来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

コスモエネルギーホールディングス IRサイト

コーポレートコミュニケーション部長 高木勢伊子様と
コーポレートコミュニケーション部長 高木さま
10月7日の「今日の1社」は、ビーロット (3452)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.10/07 今日の1社担当 記事URL
10月7日の「今日の1社」は、ビーロット (3452、東証マザーズ)を放送しました!

 リーマンショック直後の設立という厳しい環境からスタートした同社ですが、どのようにして成長して行ったのか、その背景を伺うことができました。

 

 印象的だったのは、宮内社長がリスナーに向けて最後におっしゃった一言。

 「業界随一の相当な実績を持つ社員が労働的にアクティブに動いています。見応えのある会社としてご期待いただきたい。」

 同社が成長してきた源の一つは"人材"であると感じられる一言でした。

 

 井上哲男から取材後記が届いておりますので、どうぞお楽しみ下さい。




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取材後記

ビーロット (3452) (東証マザーズ)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長 宮内 誠 ( みやうち まこと )様。

 

「 賢くて頼りになる奴ら 」

 ▼事業セグメントの大別

 昨年12月に上場したフレッシュな不動産業のビーロット。事業セグメントを大別すると、不動産投資開発事業、不動産コンサルティング事業、不動産マネジメント事業の3つである。

 
▼ホテル再生プロジェクト

 そのうち、現在の主業は不動産投資開発事業。これは、不動産に投資をし、リノベーションや用途変更などにより、不動産の価値を向上させたうえで転売する事業。ホテル再生プロジェクトの実績としては、コンパクトホテル「ファーストキャビン築地」がその第1号として売却が完了し、現在は新宿区に第2号のプロジェクトが進行しており、この11月にオープンする予定である。

 
▼相続コンサルティング

 2番目の事業である不動産コンサルティング事業は、主に富裕層の相続コンサルティングではあるが、その次代への継承とともに、次代との関係性も構築することをきちんと考えて行っている。

 また、このコンサルティングの部分では、海外での富裕層のコンサルティングにも既に着手しており、この5月にシンガポールに子会社を設立している。現在、中国、香港、シンガポールや東南アジアの富裕層は、日本の不動産価格の相対的な魅力度に注目している。まずは着手すること、そして実績を信頼に変えていくことが肝要であり、規模は大きくなくとも、「まずは打って出た」ということに拍手を送りたい。

 
▼不動産経営事業

 3番目の事業は、不動産マネジメント事業。通常の不動産会社であれば、主業となる部分を3番目に掲げ、そしてそれをさらに3つのセグメントに区分している。

 1つ目はプロパティマネジメント事業、つまり、管理業務の請負である。売却物件の管理費用は継続的な後進利益をもたらす。

 2つ目は、いわゆる不動産事業(不動産経営事業)。不動産開発事業との差異は、物件を取得し、それを賃貸することで賃貸収入を得ることである。石川県の邸宅風ウェディング施設を購入し、そのリース・バックを行ったり、横浜で借地権という通常のマンション形態ではないマンションを取得し、その賃貸を行っている。両物件についても、事前に投資利回りについて十分に綿密な考査が行われたことが話していて分かった。

 そして、最後はアセット・マネジメント事業である。これは、投資助言・代理業を意味している。既に、韓国最大の年金資金運用機関であるNPSに対して助言行為を行っている。日本の不動産に精通していることが認められてからこそ、である。

 
▼社名が意味するもの

 「ビーロット」という社名の「ビー」はBrain=脳、lot=奴ら(親しみを込めた)。

 私が意訳すると「賢くて頼りになる奴ら」となる。

 少数ながらもプロフェッショナルな知恵を持った軍団の集まりであるこの会社が、来年の弊社のランキング・シートで何位に飛び込んでくるのか今から楽しみである。(了)

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 取材後記は以上です。いかがでしたか?


 社名にも"人材"が会社を支えているというメッセージが込められているのですね。

 これからも「賢くて頼りになる奴ら」が支えていく同社の今後の成長が楽しみです。

 

 それでは、来週もどうぞお楽しみに!




(関連ウェブサイト)
ビーロット IRサイト

代表取締役社長 宮内さまと
9月30日の「今日の1社」はダイドードリンコ(2590)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015.09/30 今日の1社担当 記事URL

 9月30日の「今日の1社」はダイドードリンコ(2590、東証1部)を放送しました。

 

 コーヒー飲料や自販機販売のイメージが強い同社ですが、そのルーツが薬の設置販売だったことを、初めて知ったリスナーは多いのではないでしょうか。

 同社の企業グループである大同薬品工業株式会社では、OEM供給を行っている医薬・医薬部外品は利益貢献の高い事業の一つとして現在もグループを支えています。

 

 事業戦略でよく聞かれる「選択と集中」のみならず、選択してきた事を実績として積み上げてきた基盤、それがダイドードリンコさんの一番の強みなのではと感じます。

 

 井上哲男から取材後記が届いておりますので、どうぞお楽しみ下さい。

 

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取材後記

ダイドードリンコ (2590) (東証1部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は執行役員コーポレートコミュニケーション本部長 の長谷川 直和 ( はせがわ なおかず )様。

 

「 距離を縮める努力 」

 

▼「ダイドー」のルーツ

 ダイドードリンコのルーツは戦後、奈良県で配置薬を始めたことにある。「ダイドー」は「大同薬品」の「だいどう」なのである。高度成長期の1970年代に国道沿いのパーキングにドリンク剤を置いて販売したところ、眠気覚ましになると人気を集め、同様に眠気覚ましとして人気のあった缶コーヒーにも注目し、新規事業として飲料の販売事業を1973年に開始したことが、現在のビジネスモデルの基盤を作ったといえる。

 

▼事業セグメント

 セグメントは大別して3つ。

 飲料販売部門の「ダイドードリンコ」は、前年度の売上構成比で約83%、営業利益で約75%を占める主力事業であるが、セグメント内売上の約85%は全国に約28万台ある自販機での販売によるものである。掛け合わせて欲しい。これは全社ベースの売上の約7割がキャッシュで入るということを示している。

 この飲料販売部門については、意外であるが"完全ファブレス"、つまり、製造は全て協力工場に委ねており、この分野における同社の役割は、商品開発以外は自販機のメンテナンスが主となる。

 

 2つめのセグメントは飲料受託製造部門である「大同薬品工業」の事業である。この事業は、飲料部門と真逆で、他社の商品をOEMで受注生産することを行っている。その生産能力は1日あたり170万本もあり、文字通りこの分野のトップクラスである。この生産能力によると、1年間で国民1人あたり5本、同社の飲料を飲んでいることになる。ここで明かす訳にはいかないが、商品群は「えっ、これも?!」の連発である。小型のビンに入った飲料の約3割が同社の生産によるものと考えてよい。

 この部門の特筆すべき点は利益率の高さと補完性である。全社ベースでの売上高構成比は約6.5%であるが、営業利益では約22%を占めている。また、同社の自販機で扱っていない商品であるため、補完性が高いのである。

 

 3つめのセグメントはフルーツゼリーでトップシェアである、「たらみ」の事業。同社は2012年6月に100%子会社化を果たした。

 

▼CHALLENGE THE NEXT STAGE

 同社は現在、2018年度を最終年度とする中期経営計画「CHALLENGE THE NEXT STAGE」を策定し、計数目標として2018年度の連結売上高2,000億円、営業利益率4%を掲げている。その項目の1つが、「海外展開へのチャレンジ」。既にロシアでの自販機事業、インドネシアでのフルーツゼリー事業などを始めているが、先日、マレーシアの「MameeDoubleDecker(M)Sdn.Bhd.」の飲料事業部門への資本参加を発表した。「最後のひとこと」の中で言われた"キャッシュ・リッチ"という部分は、今後の同社の事業の多角化や進展をすすめるうえで、M&A戦略という選択肢を可能にするものであると個人的に考えている。

 

▼投資家・株主との距離

 番組のなかでも紹介したが、同社の株主優待の評判は非常によく、社会・地域活動にも力を入れている。また、株主通信は私の知る範囲でトップスリーに入るほど見やすく、投資家との距離を縮める手段として有効なものになっている。

 かつて、「投資家・株主との距離を近くしようと努力している企業は、事業においても顧客・消費者目線に立ったビジネスが展開できている」として、その好例としてオリエンタルランドを挙げた人が居た。同社にも同じことが言える。

 

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 取材後記は以上です。いかがでしたか?

 

 中期経営計画「CHALLENGE THE NEXT STAGE」で、「海外展開へのチャレンジ」について詳しくご説明頂きましたが、ロシアへ自販機事業を行っていた事は驚きました。

 

 日本では道端や駅構内などあらゆる場所に設置されている自販機ですが、外国人観光客が日本に来て驚くことのアンケート等を行うと、自販機が必ず上位に顔を出すと聞きます。

 

 外国人にとって珍しい存在だった自販機が、いつかダイドードリンコさんのチャレンジによってロシアでも普通の光景として生活に根付くときが来るかもしれませんね。

 

 それでは、来週もどうぞお楽しみに!

(関連ウェブ)
ダイドードリンコ IRサイト

執行役員コーポレートコミュニケーション本部長の長谷川様と
長谷川様と
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