3月22日の「アサザイ 今日の1社」はデジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.03/22 今日の1社担当 記事URL

 3月22日の「アサザイ 今日の1社」はデジタル・インフォメーション・テクノロジー(3916、東証1部)を放送しました。

 今回は、代表取締役専務 市川 聡 様にお越しいただき、事業内容、カンパニー制度、強み、成長戦略などについてお話を伺いました。

 同社は、金融の基幹システムや通信制御システム、Webシステム、ビジネスアプリケーション、組み込み系システムなど様々な分野で事業を展開する独立系情報サービス会社です。
 創業から35年、金融、通信、運輸、製造、大手システムインテグレーター等多様なお客様との信頼を積み重ね着実に発展してきた同社は、2017年3月17日ついに東証1部へ市場昇格されました。

 現在は、【5年以内にトリプル10を目指す】を目標として、「2017年6月期に売上高100億円(10ビリオン)」、「2019年6月期に営業利益10億円」、「2021年6月期に営業利益率10%」の達成を掲げ、更なる成長に向けて歩んでおります。

 井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
デジタル・インフォメーション・テクノロジー (3916) (東証1部)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役専務の市川聡( いちかわ さとし )様。

「 輝く2% 」

▼安定した事業基盤で、東証1部への市場昇格を果たす
 設立は1982年。上場したのは一昨年の6月であったが、それから1年9ヶ月のスピードで、先週の金曜日(3月17日)に東証1部へと市場昇格を果たした。

 事業を主だった売上セグメントに分けて説明すると、金融系や通信、公共などの大規模システム開発や運輸系の大規模Webアプリケーションのシステム開発、ERPパッケージによるシステム開発や保険薬局総合管理システムであるASP事業などを行っている「 ビジネスソリューション事業 」、「 組込み 」をモバイル機器、通信機器、車載機器の3分野を中心に行っている「 エンベデッドソリューション事業 」 、中小企業向けに経営管理システムとして知られているカシオ計算機の「 楽一 」の販売を子会社が行っている「 コンピュータ販売事業 」(この「 楽一 」の販売台数は、全代理店中、10年続けて第1位を続けている。)、そして、「 ( 自社商品事業である )その他事業 」 となる。

 売上構成比は、「 ビジネスソリューション事業 」が約60%、「 エンベデッドソリューション事業 」が約30%とこの2つのセグメントで約9割を占めており、「 コンピュータ販売事業 」が約8%で、「 ( 自社商品事業である )その他事業 」 が2%となる。

 このうち、「 ( 自社商品事業である )その他事業 」 を除く約98%が、これまでとても安定的な事業として同社を支えてきた。なぜ、「 コンピュータ販売事業 」もそう言えるのかという疑問をもたれるかもしれないが、この販売は多くの場合4年から6年のリース契約であり、その継続率は70%を超えるため、ストックビジネス色が強いと評価できる。

▼DITの成長ドライバー
 さて、表題に掲げた「 輝く2% 」とは無論、 「 ( 自社商品事業である )その他事業 」のことであり、これが、現在同社が注力している成長ドライバーである。

 その注力商品が、「 xoBlos 」( ゾブロス )と「 WebARGUS 」( ウェブアルゴス )。

 「 xoBlos 」( ゾブロス )はマイクロソフト社のエクセルの良さを最大限に活用し、全社ベースでバラバラなエクセル表やCSVなどのデータを分解し、再構成、結合を図り、システム連携によって出力まで行えるプラットフォームである。
 
 この2月現在で導入社数は220社を突破し、契約代理店数も32社にまで拡大した。日本IBMが構築した地区防災システム帳票の出力エンジンとして採用されて葛飾区へ納入されており、また、青森県でも採用されたことから現在稼働準備中でもある。他社のクラウドベースのネットワークストレージサービスと連携させた付加価値サービスの実現がこれからも検討され、その実現により大きな成長力が期待されている。

 また、「 WebARGUS 」( ウェブアルゴス )は、電子署名の技術を基に、Web改ざんを瞬間に検知し、瞬間に復旧するソリューションであり、そのオリジナルな発想が評価され、日経BP社主催の「 ITpro EXPO AWARD2014 」で優秀賞を受賞したこともある。今期はサーバ80台規模という大規模システムユーザ( 金融系 )への導入が完了したが、この金融系大規模案件は他でも推進中であるとのこと。契約代理店数も24に増加し、次のステップを睨んだ海外での販売に向けて具体的な商談活動も開始された。

 この「 WebARGUS 」( ウェブアルゴス )の大きな意味での次のターゲットはIoT分野への適用。この市場性は限りなく大きい。

▼「トリプル10」達成のために必要なこと
 同社が現在掲げている、経営における計数目標は「 トリプル10 」。2017年6月期(今期)に売上高100億円(10ビリオン)、2019年6月期に営業利益10億円、2021年6月期に営業利益率10%を達成するという。
 そのためには、この「 輝く2% 」の成長、そして、現在、非常に安定的な業績を示してきた、「 残りの98% 」のスタビリティがこれからも発揮されることが必要である。
 そして、後者についてあまり私は心配していないことから、前者の成長が、そのまま同社の「 プラスα 」として業績に寄与するものと期待している。
 やはり、「 輝く2% 」である。
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取材後記は以上です、いかがでしたか?
本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。

それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
デジタル・インフォメーション・テクノロジー IRサイト
アサザイ(2017.3.22放送分) ゲスト企業:デジタル・インフォメーション・テクノロジー

代表取締役専務 市川聡さまと

3月15日の「アサザイ 今日の1社」はライト工業(1926)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.03/15 今日の1社担当 記事URL
3月15日の「アサザイ 今日の1社」はライト工業(1926、東証1部)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長 鈴木 和夫 様にお越しいただき、事業内容、強み、海外戦略・成長戦略等についてお話を伺いました。
 
 同社は、道路・港湾・河川・鉄道分野における軟弱な地盤の強化などを進める「土木事業」をはじめ、マンションやオフィス、工場などの設計・施工を行う「建設事業」、米国・東南アジアなどを中心とした「海外事業」の3本柱で事業展開する企業です。
 
 70年以上にわたり『特殊土木のパイオニア』として蓄積してきた技術開発とノウハウをベースに、人々の安全・安心な生活に貢献をしてきた同社、今回はその源となる強みについて大いに語って頂きました。

 今回の井上哲男による取材後記でも、改めて同社の強みについて詳しく語っております。ぜひご覧ください。

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取材後記
ライト工業 (1926) (東証1部)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の鈴木 和夫 ( すずき かずお )様。

「 創業以来の精神を受け継ぐ 」

▼特殊土木のパイオニア企業
 設立は昭和18年(1943年)。秋田県花輪町でトンネルの防水事業からスタートし、70年以上の歴史がある。社名の由来は、トンネルの補修材料の名称である(暗闇の向こうに明かりが見えることから)『ライト』を採用したとのこと。

 いわゆる一般建築と違い、当時から一貫して「 特殊土木のパイオニア企業 」として、国土の基盤整備に努めてきた。具体的には、地震や台風などの自然災害に備え、斜面が地すべりを起こさないようする対策や、道路・港湾・河川・鉄道分野における軟弱な地盤を強化する対策などの基礎地盤事業や特殊土木事業、環境修復工事を行ってきた。これらの売上高は全社ベース売上の7割から8割を占めるが、一般的な建築工事もリーマンショックが起きた2008年より行っており、この売上規模も100億円程度にまで拡大してきている。

 また、海外戦略も徐々に進めている。20年の歴史を持つ米国法人ライトインクによる米国エリア、そして、香港の現地法人やシンガポールの拠点をベースとした東南アジアが展開の軸であり、今後、全社ベースの売上構成比1割を目指している。

▼ライト工業の強み
 同社の強みの第一は、「 技術力の高さ、施工能力の優位性 」である。この技術力の高さは、技術開発力と言い換えることができる。様々な場面に合わせた工法を160以上も有しており、特許数は特殊土木業界において突出している。そして、様々な困難な現場に力を発揮する機械や技術の開発を積極的に行ってきたことが、他面で現在の建設業界を巡る作業員の高齢化、深刻化する人材不足の状況下での省人化に結びついている。

 また、(私が考える)その他の強みとは、この第一の強みが生みだしたものとも考えられる。それは、「 利益率の高さ 」、その積み重ねでもある「 財務健全性の高さ 」である。

 2016年度からの3ヶ年新中期経営計画に掲げていることは、「 次世代に繋がる体質の強化 」。具体的な3つの方針は、「 企業としての質的な向上 」、「 効率的経営の推進 」、「 安定かつ確実な成長戦略の実現 」である。最後の方針は、「 既存事業の強化を図る一方、継続的な開発を推進し、新たな技術や事業の創造にチャレンジしていく 」という創業以来の精神を受け継いでいくというものである。

 この「 創業以来の精神を受け継ぐ 」の継続的な実践こそが、同社の強さの源である。

 中期経営計画の最終年度である2018年度に掲げた計数目標は、今年度に行った上方修正により、既に実質的に達成しているが、今後もその成長が期待される。

▼今後の事業展開は
 事業環境としては、「 追い風 」、「 向かい風 」のそれぞれがあると考えられる。
 「 向かい風 」は、東日本大震災から6年の月日が流れ、復興特別会計等、政府建設投資の減少により、公共工事は減少しつつあり、また、技能労働者不足や労務費の上昇傾向が続いているということであり、「 追い風 」は、国土強靭化の流れを背景に、地域差はあるものの安定した需要が見込まれることや、東京オリンピック関連工事など首都圏を中心に需要が高まっていることである。

 そのような環境下でも同社は強いと私が考える定性的な判断材料は、自然環境、変えることのできない地形という国土環境が、事故、災害を未然に防ぐために、何よりも同社の技術を必要としているということが全てである。日本のために、これからも「 創業以来の精神 」を受け継いでいって欲しい。
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取材後記は以上です、いかがでしたか?
本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。 

それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
ライト工業 IRサイト
アサザイ(2017.3.15放送分) ゲスト企業:ライト工業

代表取締役社長 鈴木 和夫さまと


3月8日の「アサザイ 今日の1社」は太陽ホールディングス(4626)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.03/08 今日の1社担当 記事URL

 3月8日の「アサザイ 今日の1社」は太陽ホールディングス(4626、東証1部)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長 佐藤 英志様にお越しいただき、事業内容、海外戦略・成長戦略から、同社の福利厚生についてなど幅広くお話を伺いました。

 同社は、エレクトロニクス業界向けを中心とした化学品の製造・販売を主な事業とする化学品メーカーです。皆様も、パソコン等の電子機器の中身に入っている緑色の基板をご覧になった事があると思います。同社は、そのプリント配線板の表面に塗布される"緑色のインキ"ソルダーレジストインキのリーディングカンパニーです。

 基板を見る機会がありながら、緑色に塗られている意味まで深く考えることはあまりなかったのではないでしょうか? しかしそこには、はんだが不必要な部分へ付着するのをふせぐ、ほこり・熱・湿気から基板を保護するなど、私達が安心して機器を使用するために、とても大きな意味があるのだと気付きました。

 井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
太陽ホールディングス (4626) (東証1部)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の佐藤 英志 ( さとう えいじ )様。

「 スーパーホワイト企業 」

▼ソルダーレジストのトップシェアを誇る
 設立は1953年と60年以上の歴史がある。印刷用インキの製造販売会社としてスタートし、1976年にエレクトロニクス業界向け化学品の製造販売に事業転換を図ったことが、その後の同社の繁栄をもたらしたのであるが、同社を語る際に、常に出てくる単語が「 ソルダーレジスト 」。

 ソルダーとは「 はんだ 」のことであり、レジストは「 耐える、抵抗する 」という意味、つまり、はんだが他の部分に付着しないようにするインキのことで、これは同時に、永久保護膜としてほこりや熱、湿気などから回路パターンを保護して絶縁性を維持する重要な役割も果たしている。

 ソルダーレジストは各国で特許を取得し、デファクトスタンダードとしての地位を確立しており、プリント配線板向けソルダーレジストで約6割を占め、世界のトップである。また、そのうち半導体パッケージ基板用のソルダーレジストに限定したシェアでは実に9割を超えている。海外7か国の11拠点を介する海外売上高比率は80%を超え、まさしく、世界的なニッチトップ企業といえる。

▼DICとの資本業務提携を発表
 この1月25日にDICと資本業務提携を結ぶことを発表し話題となったが、これまで培ってきた高い技術力、(具体的には)分散技術、配合技術、フォトリソグラフィ技術、絶縁技術などを礎に、今後は主力のエレクトロニクス分野に加え、エネルギー、食糧、医薬分野への参入に注力し、ニッチトップなメーカーから総合化学メーカーへの展開を同社は考えており、今回の提携はまさしく、それに向けての力強い協業パートナーの関係構築を図ったと考えられる。

▼「スーパーホワイト企業」と呼ばれる理由
 これまで書いてきたことが「 外部的な強み 」とすると、同社は、「 内部的な強み 」=人財の育成にも注力している。

 会社が成長するために最も大切なものは、「 自ら考え、行動できる自立型人材を育成すること 」と考え、そのために、会社は「 仕事のやりがい 」、「 公正な評価・給与 」、そして、「 職場環境 」の3つのバランスを取る体制を構築しなくてはならないと考えている。

 特に「 職場環境 」や「 福利厚生 」に対する配慮は、多くの企業を見てきたが他に類がないとまで言い切れる。お願いしてロング・インタビューも行ったが、同社のHPもご覧頂き、 「 常識を超えた社員食堂 」、「 想像力を刺激するオフィス 」、「 先端設備が整った研究施設 」、「 たいよう保育所 」、「 作業服のリニューアル 」、「 ユニークな教育・研修制度 」、「 手厚い子育て支援 」、「 家族参加の社員旅行 」、「 旅行旅費補助制度 」、「 リフレッシュ休暇と資金の提供 」、「 従業員への自社株付与 」 などの"仕掛け"に触れて欲しい。「 スーパーホワイト企業 」と呼ばれるゆえんが分かると思う。

 同社の姿勢、それは、まさしく、ステークホルダーと共に成長するということを強く意識したものといえる。

 地域、社員、その家族、そして株主。全てがステークホルダーであり、株主に対しては、その還元として、この番組ではすっかりお馴染みになった"真の配当性向"である「 DOE 」を重視している。中長期的に5%以上を目標指標としているとのことであるが、直近6期の平均数値は6.6%と非常に高い。ほぼ15年で配当だけで株主資本を株主に還元できる計算である。

 番組の中でも紹介したが、弊社のコーポレートランキングにおける同社順位は、これまで200位内から外れたことがない。私が定量的なマーケット・ニュートラル運用を行っていた長い期間、同社は一度も「 売り銘柄 」にならず、常に「 買い銘柄 」にリストアップされていた。その会社に今回触れて、自分の定量システムがやはり優れた企業を選別していることに自信を深めることができた。その意味でも感謝している。
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取材後記は以上です、いかがでしたか?


さらに、同社は今週末開催の『個人投資家感謝Day~春のIR祭り2017~』にも出演されます。

【開催概要】
日時 : 2017年3月11日(土) 開演10:00、終演17:40(予定)
会場 : 東京ドームシティプリズムホール
     (東京都文京区後楽1-3-61)

太陽ホールディングスの講演は【3コマ目14:00~15:40】の時間帯になります。

事前登録制となっておりますので、ご希望の方は下記ウェブサイトよりお申込みください。
(先着150名です。満席となった場合、受付終了となりますので、ご了承ください。)

http://market.radionikkei.jp/irfesspring/cat9168/

もっと同社について知りたい!という方は、ぜひリアルセミナーにお越し下さい。

また今回はロングインタビューもございますので、そちらもあわせてお楽しみください。


それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
太陽ホールディングスIRサイト
アサザイ(2017.3.8放送分) ゲスト企業:太陽ホールディングス


代表取締役社長 佐藤 英志さまと

3月1日の「アサザイ 今日の1社」はウイルプラスホールディングス(3538)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.03/01 今日の1社担当 記事URL

 3月1日の「アサザイ 今日の1社」はウイルプラスホールディングス(3538、JQS)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長 成瀬 隆章 様にお越しいただき、事業内容、M&Aに関する考え方、強み、成長戦略等についてお話を伺いました。

 同社は、新車(輸入車)の販売展開、そして中古車及び車輌保険販売、車輌整備、パーツの卸売り、損害保険の代理店業務等を行っております。
 M&Aによる事業展開を積極的に進めており、輸入車正規ディーラーである「チェッカーモータース」、「ウイルプラスモトーレン」、「帝欧オート」の子会社3社で「Alfa Romeo、FIAT、ABARTH、JEEP、Chrysler、BMW、MINI、VOLVO」の8ブランドを取扱っております。
 このM&Aを確実に成功に導いてきた「事業再生力」について詳しくお話頂くことができました。

 井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
ウイルプラスホールディングス (3538) (東証ジャスダック・スタンダード)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長 の 成瀬 隆章 (なるせ たかあき)様。

「当面は今の成長戦略だけに邁進して欲しい」


▼ウイルプラスホールディングスの事業展開
 もうすぐ上場して1年を迎える。ホールディング・カンパニーとして傘下に3つの子会社を持ち、8つのブランドの正規(新車)ディーラーとして輸入車の販売を行っている。

 3つの子会社別に扱っているブランドを書くと、チェッカーモータースは2008年7月に買収した会社でブランド車種は、JEEP、Chrysler、Alfa Romeo、FIAT、ABARTHの5ブランド、ウイルプラスモトーレンは2009年9月に買収した会社でブランド車種は、BMW、MINIの2ブランド、昨年6月に買収した帝欧オートはVOLVOを取扱っている。

 事業活動エリアは、東京都、神奈川県、福岡県で合計23店舗。地域内のドミナント展開を行っている。

▼M&A成功の源
 同社は「M&Aの成功会社」として知られるが、赤字会社を買収後、リストラを行わずに1年から数年のうちに立派な黒字会社にリボーンさせてしまう。これを同社は「事業再生力」と呼ぶが、社員の入れ替えなどを行わず、スタッフの意識改革を徹底的に行い、人材育成に力を入れることで成功させてきたという。

 これがまずは同社の強みの一番目であるが、この「意識改革」とは、同社がフルラインで愛車家にサービスを提供することの意義を理解してもらうということにあるのではないかと勝手に想像している。

 同社の事業体制は、新車販売はもちろんのこと、中古車販売、業者(間)販売、そして、車輌整備をも同一拠点で行うことにより、顧客のニーズに合わせた提案、サービスの提供を行うというものである。そのため、同社で車を購入した際の保険加入率(同社が保険代理店として保険の契約を取りつける率)が、同業他社の2倍以上であろう30%台後半の数字にまで上昇している。これは、継続的に手数料をもたらすストックビジネスとなる。

 前述した「フルラインで愛車家にサービスを提供することの意義」をスタッフが十分に理解し、顧客との信頼感が生まれることが、この保険加入率の数字に結びついていると考えられる。

▼今後の事業展開は
 2月10日に通期の上方修正と中間配当の実施を発表し、市場の評価を上げたが、当面は成長戦略の下、配当性向は最終利益の15%を維持していくという。その成長戦略とは、紛れもなく、現在、そのビジネスモデルが堅実なものとなりつつある、「M&A戦略」と「ドミナント展開」である。

 国内新車登録台数に占める輸入車のシェアは、1996年には6.0%であったが、現在は9%台に載っているという。この20年間で国産車の新規登録台数(除く、軽自動車)は、実に4割も減少している。そのなかで、輸入車の相対的なポジション、占める比率は上昇しているのであるが、この9%台という数字は、ドイツの36%や米国の27%に比べても非常に小さく、今後も伸びが期待されるという。

 同社はまだまだ成長ステージの"真っ只中"にいる。そのため、当面は何も考えずに現在の路線を拡大させることに注力して欲しいと思う。今後も、同社のM&A、拡大戦略のリリースに注目したい。
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取材後記は以上です、いかがでしたか?
本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。 

それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ) 
ウイルプラスホールディングスIRサイト
アサザイ(2017.3.1放送分) ゲスト企業: ウイルプラスホールディングス

代表取締役社長 成瀬 隆章さまと


2月22日の「アサザイ 今日の1社」はデータセクション(3905)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.02/22 今日の1社担当 記事URL

 2月22日の「アサザイ 今日の1社」はデータセクション(3905、マザーズ)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長CEO 澤 博史 様にお越しいただき、事業内容、2つの技術基盤・新規事業等についてお話を伺いました。

 同社は、ソーシャルメディア分析をはじめとするビッグデータの収集・調査・分析・開発、そして運用までを一貫体制で行っている企業です。マーケティングリサーチ・リスクモニタリング・AIによる画像解析などの分野で多くの企業をサポートしています。

 データの活用範囲は、市場調査、選挙における世論調査、農業ではイネの画像のデータを集めて状態を分析する、降水量・日照時間のデータを活用し今後どのくらいの率で作物を収穫できるかを予測する、など非常に幅広い範囲を誇ります。今後もビッグデータの量も活用範囲もますます拡大してゆくことが予想されます。

 今回、井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
データセクション (3905) (東証マザーズ)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長 CEO の 澤 博史 (さわ ひろふみ)様。

「未来を予見する」

▼企業として目指しているもの
 
上場を果たしたのが2014年の12月。今期の業績については先週の月曜日(2月13日)に上方修正を発表しているが、今期、来期といったタームではなく、時間軸を長く持って応援したい企業である。番組の冒頭で「この企業、いつか"化ける"よ!」と個人的な見解を述べたのはこの" 時間軸を長く持って応援したい "ということである。

 企業として目指しているものは、「ビッグデータの技術とAI技術基盤により、IoT社会の基盤を作る」ということ。
 具体的には、長年にわたり蓄積してきた「(ソーシャル)ビッグデータと、その分析ノウハウを核としたビッグデータ基盤」と「AI(人工知能)に関する技術基盤」の2つの技術基盤により積極的な事業展開をすすめており、この1年間でも多くのプレスリリースが出された。

▼成長を支えてきた主力事業
 この2つの技術基盤の前者の「ビッグデータ基盤」は、これまでの同社の成長を支えてきた主力事業であり、「ソーシャルメディアマーケティング」で活かされてきた。

 この「ソーシャルメディアマーケティング」とは、ツールの提供、調査・分析により、「消費者マーケティング」、「プロモーション効果測定」、「世論調査」、「リスク検知」など、利用する側のニーズに沿ったデータ、そしてその解析を提供するのであるが、コンサルティングを行うことにより、川上から川下までを一気通貫で請負うことが出来るのが同社の強みである。

 この事業の横展開への期待であるが、日本において、既に、15言語、19カ国のソーシャルメディアの分析を行った実績がある。各国のローカルなソーシャルメディアにも対応しているが、この調査・分析にあたっては、その国の文化を理解している現地のアナリストが行うという細やかな配慮がなされている。

 ITリソースの有用性という魅力は、海外での横展開、実用化をスピーディーに行うことができるということが一番である。東南アジア(ベトナム、インド、タイなど)を中心に、AI技術を活用した新規事業を展開し始めているが、(AI)画像解析という言語の国境がないボーダレスな技術の活用ニーズは途上国において急速に拡大しており、そこに大きなビジネスチャンスがあると考えているという。

▼今後の成長ドライバー
 一方で、「ソーシャルメディアマーケティング」に続く同社の成長ドライバーが、「AI(人工知能)に関する技術基盤」であり、IoT社会においては、ビッグデータの解析とAIの融合は不可欠なものとなりつつある。

 この事業領域として注力しているのが、「自動運転」、「アグリテック」、「フィンテック」、「ロボテック」。
 番組の中で紹介された、インドにおける、「アグリテック」+「フィンテック」の取り組み、「フィンテック」におけるファンド領域事業、デファクトスタンダードを目指している「自動運転」における、ディープラーニング技術を活用した車載カメラ映像に基づく状況判断、自動運転のサポート技術、同じくデファクトスタンダードを目指している「ロボテック」における、自動応答による国内コールセンターの効率化、音声アシスタント端末に代表される新しいユーザインターフェースなど、ワクワクすることがいっぱいの企業である。

「未来を予見する」。
 澤社長が何度も用いたこの言葉は、同社事業が目指すことが、どのような形であれ、この部分に寄与するものでなくてはならないということである。

 最後のリスナーに向けてのメッセージは、投資家に向けたものというよりも、「ディープラーニング」を一生懸命に研究している学生に、どうぞ同社に来て欲しいというものであった。
 キラキラとした眼を持ったハンサムな社長が、これらの若者と、これからの将来、いったいどのような「未来を予見する」技術を開発するのかを見ていきたい。

 だからこそ、"時間軸を長く持って応援したい"のである。

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 取材後記は以上です、いかがでしたか?

 今回はロングインタビューもオンデマンド配信します。
 ぜひチェックして下さい。
 
 それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
データセクション IRサイト
アサザイ(2017.2.22放送分) ゲスト企業:データセクション

代表取締役社長 CEO 澤 博史さまと

2月15日の「アサザイ 今日の1社」は阪急リート投資法人(8977)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.02/14 今日の1社担当 記事URL

 2月15日の「アサザイ 今日の1社」は阪急リート投資法人(8977、東証)を放送しました。

 今回は、阪急リート投信株式会社 代表取締役社長 白木 義章 様にお越しいただき、お話を伺いました。

~関西を地盤とする、日本で唯一のリート~
 J-REITの投資物件は、東京圏を中心としたものが多く、それ以外の地域を中心に据えているのは、数あるリートの中で阪急リート投資法人と福岡リート投資法人の2社のみです。今回はその中の1社である阪急リート投資法人さんをご紹介しました。
 同社は、鉄道・バスなどの都市交通事業、不動産事業とともに、宝塚歌劇や阪神タイガースといったエンタテインメント・コミュニケーション事業、トラピックス等の旅行事業、国際輸送事業、阪急阪神第一ホテルのホテル事業をコア事業とする、ご存知阪急阪神ホールディングスをスポンサーとしています。
 ショッピングセンターやスーパーマーケット等の地域密着型商業施設・都市型商業施設及びホテルといった商業施設へ約7割、事務所用施設・複合施設に約3割投資を行っています。

 同リートの代表物件をご覧下さい。

阪急西宮ガーデンズ







HEPファイブ















コトクロス阪急河原町










北青山3丁目ビル









汐留イーストサイドビル









 今回は、商業用施設3物件、事務所用施設1物件、複合施設1物件を、ご紹介させて頂きます。

 「阪急西宮ガーデンズ」は、かつての阪急ブレーブス西宮スタジアム跡地に2008年開業した西日本最大級のショッピングセンターです。2015年度の売上795億円と西日本最大の売上を誇り、2008年の開業から7年連続で売上増加しているとても元気な物件です。
 「HEPファイブ」は、西日本最大のターミナル梅田エリアに立地する若年層の女性に人気のある商業施設で、入館者数は年間約1千4百万人!大阪都市圏のファッション専門店ビルとしてはトップクラスの実績を誇ります。屋上には、外国人にも人気の直径75mの赤い観覧車(ビルの高さを加えると高さ106m)があり、梅田エリア内のランドマークとなっています。
 「コトクロス阪急河原町」は京都最大の繁華街、四条河原町に位置し、1~2Fにはディズニーストア及びマツモトキヨシが出店し、その他の階には、書店、飲食店やフィットネススタジオ、ネイルサロン等が入店する商業施設です。

 事務所用施設と複合施設は東京の施設をご紹介しましょう。
 「北青山3丁目ビル」は、吸引力の高い目的集客型ブランドが集まる立地イメージの良い青参道・青神道エリアに位置しています。平成27年10月には、環境への配慮と優れた緑化計画を行い、その緑地を維持している区民や事業者に東京都港区が表彰する「港区みどりの街づくり賞」受賞しました。
 「汐留イーストサイドビル」は、東京のビジネス・商業の中心的エリアの一つである銀座・汐留地区に位置し、基準階面積が約1,218m2、延床面積が約11,950m2、地上8階建てと、築地地域に多く見られる中小規模ビルより明らかに規模の大きなオフィスビルとなっています。

~高い稼働率を支える取り組み~
 同社は上場来10年以上98%を下回ったことがないという、非常に高い稼働率を誇り、昨年12月末時点では99.7%にまで達しました。
 この数値を支えるものは、スーパーマーケットにおける人口動態、関西圏における人口増加エリアへの投資を重視する戦略など、地域の属性に十分に精査・吟味した上で投資する同リートの強い方針があります。
 またスポンサーである阪急阪神ホールディングスとは、毎週定例的に物件情報を共有し、検討するなど強い連携を図っています。このような強い連携が高い稼働率を維持する要因なのだと感じます。

~元気な関西、元気な阪急リート~
 同社が地盤とする関西圏の魅力について、今回ロングバージョンで詳しく語って頂いています。
 梅田地区オフィス空室率が東京ビジネス地区と同等まで低下、スーパーマーケット売上高が好調維持、インバウンドでも訪日外国人観光客の都道府県別問率は東京都と同水準、などなど、とても元気なことがお分かり頂けます。
 そして、同リートの今後の成長戦略においても、「中長期的なフェアバリュー」を重視しつつ、2020年中に資産規模を現在の1,416億円から2,000億円への到達を目指し取組を進めています。
 元気な関西圏に強い阪急阪神グループのノウハウを活かした同社の今後の展開、とても楽しみですね。

~オンデマンド配信のお知らせ~
 早速本日のオンデマンド配信を開始しております。改めて是非お聞きください!
アサザイ(2017.2.15放送分) ゲスト企業:阪急リート投資法人

~ロングインタビュー~
 また、今回はロングインタビューの放送も行います。関西リートならではの、関西圏の「オフィス空室率」や「インバウンドの状況」について、とても詳しく貴重なお話しを頂きました。是非お聴きください!
ロングインタビュー

 それでは来週もお楽しみに!

(ウェブサイト)
阪急リート投資法人 ウェブサイト

代表取締役社長 白木 義章さまと

2月8日の「アサザイ 今日の1社」はエスペック(6859)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.02/08 今日の1社担当 記事URL

すべての工業製品は発売前に、温度・湿度・気圧・振動といった環境の変化が製品に与える影響を計測する「環境試験」を受けます。

 

28日の「アサザイ 今日の1社」では、その環境試験のリーディングカンパニーであるエスペック(6859、東証1部)を放送しました。

 

日常生活のシーンから宇宙空間まで、ありとあらゆる環境を再現することができるというのですから、驚きですよね!

 

これからも世界の最先端技術の発展と共に成長し続ける同社。

もっと知りたいというリスナーの方、以下のようなステップで調べてみるのはいかがでしょう。

 

1.アサザイを聞いてみる

 放送分のオンデマンド以外に、今回はロングバーションもあります。

 井上哲男による取材後記は、過去ご出演時のものを関連リンク集からお楽しみください。

 

2.企業のウェブサイトを見てみる

 日興アイ・アール「全上場企業ホームページ充実度ランキング調査」において、前回に引き続き最優秀サイトに選定されたウェブサイトです。
 最新IR資料やCSRレポートなどをダウンロードして頂くことができます。

 

3.東証IRフェスタに行ってみる

 さらにもっと知りたいことを、直に質問できるチャンスです。

 井上哲男が「一番かっこいい!」というブースまでをぜひ訪れてみてください。

 

【東証IRフェスタ】

開催日:224日(金)~25日(土)

場所:東京国際フォーラム(有楽町駅から徒歩1分、東京駅から徒歩5分)

同社ブースNo.A-05

同社会社説明会:224()14401525 説明会会場4※事前登録制

 

 

 それでは来週もお楽しみに!

 

(関連リンク集)
エスペック IRサイト
本日放送分 オンデマンド
20142月出演時 取材後記

 

代表取締役社長 石田さま(真ん中)、同社コーポレートコミュニケーション部の皆さまと
 

2月1日放送「今日の1社」はセレスポ(9625)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2017.02/01 今日の1社担当 記事URL
 21日の「アサザイ 今日の1社」は、セレスポ(9625、東証JQSを紹介しました。

 

オリンピック銘柄として注目されているリスナーの方も多いのではないでしょうか。

「スポーツイベント」の印象が強いかもしれませんが、天皇皇后両陛下のお見えになる行幸啓行事を直接受注するなど重要な式典においても活躍されています。さらにお祭りなどのフェスティバル、新商品発表会などのセールスプロモーションなどでも活躍されていて、「セレモニー&スポーツ」とひとことで言っても、とても幅広い業務を請け負っていらっしゃいます。

 

今回、20141217日の放送以来2回目となります、代表取締役社長の稲葉利彦様にスタジオまでお越し頂きました。

 

「特別な日を創る」ことへの熱い気持ちを大いに語って頂きました。

イベント当日の現場の空気感を全員で共有すること。またそれだけではなく、未来にポジティブな影響を残すことまで考えていくことの重要性がよく分かりました。

その時が楽しいだけではなく、未来も良くしてくれるお仕事なのですね。

 

今回は井上哲男による取材後記はございません。

宜しければ、前回ご出演時のものをお楽しみください。

 

また、もっと詳しく知りたい!という方、同社IRサイトからコーポレートレポートなどを、ぜひチェックしてみてください。

 

それでは来週もお楽しみに!

 

 

(関連ウェブサイト)

■セレスポ IRイト

■2014年12月17日 取材後記

■2014年12月17日 放送分オンデマンド配信

■2014年12月17日 ロングVer.ンデマンド配信




代表取締役社長 稲葉さまと。後方はご担当者さま。

1月25日の「アサザイ 今日の1社」は積水ハウス・リート投資法人(3309)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.01/25 今日の1社担当 記事URL

 1月25日の「アサザイ 今日の1社」は積水ハウス・リート投資法人(3309、東証)を放送しました。

 今回は、積水ハウス投資顧問 代表取締役社長 井上 順一様にお越し頂きまして、お話を伺いました。

~積水ハウスの高品質な商業用不動産~
 積水ハウスというと一般的には「住宅」のイメージが強いですが、実はオフィスビルなどの「商業用不動産」の開発でもとても高い実績があるんです。同リートは「積水ハウス」のスポンサーサポートを通して、オフィスビルを中心に商業施設やホテル等の「高品質な商業用不動産」に投資するJ-REITです。
 保有する物件の特徴は、東京、大阪、名古屋など大都市圏の「戦略的な立地」「高品質なオフィスビル」であり、テナント企業が重視する、事業の「持続可能な活動拠点」として機能するオフィスビルです。物件数は6物件とJ-REITの中では少ないですが、いずれもクオリティの高い、優良なビルに厳選して投資しています。

 それでは、同リートの代表物件をご紹介しましょう。

ガーデンシティ品川御殿山









HK淀屋橋ガーデンアベニュー









広小路ガーデンアベニュー


















 「ガーデンシティ品川御殿山」は、基準階床面積は約2,044坪と国内最大クラスを誇り、本社移転も余裕をもって受け入れ可能なスペースを持ちます。立地は都内屈指の邸宅街も存する由緒ある地域「御殿山」に位置し、高台にあるので災害の危険度が低いそうで、まさに企業の「持続可能な活動拠点」と言えそうです。
 「HK淀屋橋ガーデンアベニュー」は古くから堂島・中之島エリアと並んで大阪商業の中心地に位置し、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅から徒歩2分、平成27年竣工した新しいビルです。
 「広小路ガーデンアベニュー」は名古屋駅から建物付近まで地下街が続いており、最寄駅までのアクセスが良好なビルです。

 これら同リートが所有する物件は全てスポンサーの積水ハウスが開発したオフィスビルです。
 スペース、アクセスは当然ながら、積水ハウスの街づくりのノウハウを元に、街区に緑が豊富であるなど環境性能にもこだわった「経年美化」という考えがオフィスビルにも生かされています。
 「ぜひ皆様に現地に見に来て欲しい」と自信を持って語る井上社長。「高品質」の意味が一目でお分かり頂けると思います。

~スポンサーサポートを最大限活用した拡大成長~
 同リートは、2014年の上場来2年連続、年1回のペースで増資し、今では当初の約1.6倍の資産規模1,795億円まで拡大してきました。
 更には、スポンサーは1,300億円もの高品質な商業用不動産を保有していることからも、「当面の目標である資産規模2,000億円」も目の前に来ています。
 「資産規模の拡大によって分配金の確実な向上」を有言実行してきた同社にはますます期待が高まります!

~オンデマンド配信のお知らせ~
 早速本日のオンデマンド配信を開始しております。改めて是非お聞きください!
アサザイ(2017.1.25放送分) ゲスト企業:積水ハウス・リート投資法人

 また、今回はロングインタビューもあります。長年J-REIT業界に従事されてきた井上社長からJ-REITの魅力についてお話し頂きました。是非お聴きください!
ロングインタビュー

(関連ウェブ)
積水ハウス・リート投資法人 ウェブサイト

代表取締役社長 井上順一さまと

1月18日の「アサザイ 今日の1社」はエイトレッド(3969)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017.01/18 今日の1社担当 記事URL
1月18日の「アサザイ 今日の1社」はエイトレッド(3969、マザーズ)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長 稲瀬 敬一様にお越し頂きまして、事業内容・商品性、特徴・販売体制・成長戦略等についてお話を伺いました。

 同社は、自社様式の申請書類をそのまま Web上で再現・管理することができるワークフローシステムの販売を行っております。

 すでにワークフロー市場において既に国内トップシェアであり、導入企業数は1800社を越えました。特に、小規模企業向け「X-point Cloud」においてはシェア70%を超えており、圧倒的な強みを発揮しております。2016年の12月22日には東証マザーズ上場を果たし、今後の展開がますます注目されます。

 今回、井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
エイトレッド (3969) (東証マザーズ)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の稲瀬 敬一 ( いなせ けいいち )様。

「市場の高評価は当然」 

▼業務手続の電子化を進める
 
上場を果たしたのが昨年末の12月22日。初値が公開価格1800円の約2.3倍の4210円、その日は値幅制限の上限である4910円で取引を終えてGOOD―IPOとなったが、上場時点での業容を考えるとこの市場の評価は納得できる。

 行っている事業は、企業の課題である業務負担の軽減のため「業務手続の電子化」をすすめるワークフローシステムの販売であるが、これは、企業の従業員(システム利用者数=ユーザー数)によって、3つのタイプに分かれている。具体的には、500名から1万名の中規模・大規模企業向けシステムである「AgileWorks (アージャイルワークス)」、300名から1000名までの小規模・中規模企業向けシステムである「X-point (エクスポイント)」、10名から300名までの小規模企業向けのクラウドサービスである「X-point cloud (エクスポイント クラウド)」である。この最も大人数向けの「AgileWorks (アージャイルワークス)」は、日本語だけでなく、英語、中国語での対応も施されている。

 共通している特長は、「紙イメージで利用できる入力画面」を有していること。そのため、ITの知識が無くても、すぐに利用して紙レイアウトが簡単に作成でき、一般的なHTMLの入力画面などよりも圧倒的に使い勝手が良い。そして、従来は紙ベースで回っていた各種の資料・書類をブラウザ上で審査、承認することが可能となる。

 また、作成パターンが選べることも特長である。データベースが自動生成されるため、ノンプログラミングで使いやすく、背景画面などもスキャンデータ、PDF、エクセルなどを簡単に取り込むことが可能となっている。

 実際に利用した場合の利便性の向上であるが、まず、ワークフロー上で書類を確認後、次々に承認することが可能で、その承認状況も"見える化"しており、承認速度が飛躍的に上昇することが挙げられる。「稟議が役員室から戻ってこないと思ったら、まだ部長席に埋もれていた」などということは無くなる。

 また、過去の書類検索も、書類を選択する絞込検索に加えて、件名でのフォームを越えた検索や日時検索も行えることから非常にスピーディーになっている。

 そして、データをさまざまな条件・角度で集計する機能を備えており、一覧クエリ、サマリ集計、クロス集計だけでなく、集計データをグラフ表示することが可能であり、視覚的にデータを把握することが出来、部署や支店、店舗ごとなどの集計に非常に有益なものとなっている。また、それを再度エクセルなどに取り込むことも可能だ。

▼高い市場シェアを誇る
 上場したばかりではあるが、既にこのワークフローシステム市場におけるシェアは非常に高い。

 1800社を超える企業に導入されている結果、既に国内のトップシェアを誇り、金額ベースで全体の20%程度を占めている。これを、自社内にサーバーを置いて管理するという形態を採らないSaaS・ASP型のワークフローシステムに限定すると、その金額のシェアは全体の約56%を超える。また、クラウドを用いた「X-point cloud (エクスポイント クラウド)」を利用していると考えられるユーザー数100名未満向けのワークフローシステム市場でのシェアは70%を超えており、圧倒的な強みを企業数の多い中小企業向けに発揮していると言える。

 売上構成については、ソフトウェアの保守料、バージョンアップによる機能追加、クラウドサービスの継続使用料などである既に導入されたユーザーがもたらすストックの売上が50%強を占めており、新規の販売であるフロー売上も50%弱の水準で安定的に推移している。フローの売上は翌年にはストックに回るため、この比率が安定的に推移しているということは、即ち、新規の販売が好調ということである。それが窺えるのが前期(2016年3月期)の売上高の伸びであり、これは10%以上の増収となっている。

 ワークフロー市場は急成長を遂げているが、未導入企業は44万社程度あり、うち10万社程度には喫緊の導入ニーズが潜在的に存在するという。

▼広い潜在ニーズ
 この背景には、企業の課題として急浮上している「働き方対策」、つまり、ワークスタイルの多様化がある。ITテクノロジーの発展により在宅勤務も含めて、そのスタイルが場所・時間にとらわれないものになりつつあり、このことは人材確保という点で企業にとっても重要なテーマとなってきている。システムによる審査・承認のスピードアップを含めた利用価値はますます高まるということだ。同社のシステムは、モバイルデバイス環境への対応をオプションとして提供している。

 また、ガバナンスコードに謳う企業が多いことからも分かるように、「内部統制」が非常に重要な経営課題であるという認識が高まっており、不適切会計、サータの改ざん等の企業不祥事を未然に防ぐため、ワークフローの有効性が高く認識されるようになってきている。

 販売パートナーの拡充と、モバイルワークなどの環境変化を捉えて競合他社に先駆けた機能強化により一層の差別化を図ることを中期的な戦略として掲げている同社は、既に上場して数年を経過した企業が持つ、堅調なビジネスモデルさえ感じる。冒頭に紹介した初日の値動きをして「上場時点での業容を考えるとこの市場の評価が納得できる」と私が書いたのはこのような理由である。
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取材後記は以上です、いかがでしたか?
本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。

それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
エイトレッド IRサイ
アサザイ(2017.1.18放送分) ゲスト企業:エイトレッド

代表取締役社長 稲瀬 敬一さまと

 

 

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