8月1日の「アサザイ 今日の1社」はシャノン(3976)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記] [朝イチマーケットスクエア 「アサザイ」]
2018/08/01(水) 14:33

 8月1日の「アサザイ 今日の1社」はシャノン(3976・東証マザーズ)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長 中村 健一郎 様にお越しいただき、事業内容、市場規模の伸びと立ち位置、ビジネスモデル、強み等について、お話を伺いました。

 同社は、テクノロジーとサイエンスでマーケティングの課題を解決する、シャノンマーケティングプラットフォームというクラウド型のシステムを企業に提供しています。

 製品は外資系のサービスと比較されるのがほとんどながら、「世界で必要なものと日本で求められるものでは違う」という企業ニーズを十分に把握し、日本を代表する製品として、日本の企業が、本当に欲しいものは何かを常に考えて作られています。
 現在、「シャノンマーケティングプラットフォーム」の導入実績数は国内で900以上、200,000以上のイベント/キャンペーンで利用されており、非常に高い評価を得ております。

 井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
シャノン(3976) (東証マザーズ)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は、代表取締役社長 の 中村 健一郎(なかむら けんいちろう)様。

「世界で必要なものと日本で求められるものでは違う」

▼シャノンマーケティングプラットフォームとは
 シャノンが目指している姿をひとことで語ると、それは「テクノロジーとサイエンスで企業のマーケティングという課題を解決する企業」。

 現在は、「シャノンマーケティングプラットフォーム」というクラウド型のシステムを企業に提供することによって、上記の"課題"にソリューションを与えている。

 「シャノンマーケティングプラットフォーム」の利用方法は2つ。
 「イベントマーケティング」(EM)と「マーケティングオートメーション」(MA)であるが、順に説明すると、「イベントマーケティング」とは、展示会やカンファレンスにおける「事務局の運営代行」から会期中の「現場スタッフ」、「集客・対応・フォローの管理システム」といった全体の仕組みを提供するものであり、申込から来場管理までを統合したシステムと言えるが、日本で初めてその量産提供を実現したことで有名である。

 また、「マーケティングオートメーション」は、見込客・顧客とのコミュニケーションを統合化・自動化を実現したプラットフォームであり、主に商談を増やすための仕組みとして活用されている。このクラウドアプリケーションを利用する事により、マーケティング業務の自動化・効率化と統合的なデータ管理によって、戦略的なコミュニケーションを実現できるのである。

 高い評価は導入実績に表れている。
 「シャノンマーケティングプラットフォーム」の導入実績数は国内で900以上であり、顧客は大規模、中規模の事業会社がメインで、資本金1億円以上の取引先への売上が全体の79%と、ほぼ8割を占めている。また、利用されている業種も、金融・保険業、サービス業、情報通信業を始めとして非常に幅広く、その適用範囲に定めがないことを物語っている。また、利用されたイベント、キャンペーンの数は22万件以上と膨大だ。

 同社の関わっている市場であるマーケティングオートメーションはCAGR(年平均成長率)で20%強と非常に近年の需要が大きいことが分かるが、この伸びが、今後5年は続く見込みだという。「ITはよく、市場飽和で売れなくなるのではないかと懸念を持たれる方がいるが、しっかりとした成長市場であり、この市場のリーディング・lカンパニーとして、着実に顧客を増やしていきたい。市場サイズの心配はせずに、今はしっかりと攻めていくことが大切だと考えている」と社長は語った。


■日本の企業のみなさまが、本当に欲しいものを
 
同社の強みは、まず、競合製品には外資系(製品)が多いが、同社の製品はジャパンオリジナルであり、日本を代表する製品として、日本の企業の問題点、課題に十分配慮した"かゆいところに手が届く"、"本当に欲しいもの"として作られている部分が評価を受けているという点だ。「世界で必要なものと日本で求められるものでは違う」という部分を十分に理解し、それが製品に活かされている。

 また、「名寄せ・データクレンジング・名刺・セミナー・イベント・活動履歴・アンケート」など、多数の多様なサービスが製品によって行えることも差別化の1つであるが、望まれた場合は、クラウド・サービスの提供だけではなく、「導入・コンサルティング・BPO」まで付帯のサービスとして提供することが可能である。言い換えれば、単なる道具の提供だけではなく、企業ニーズの状況に応じて、それぞれの課題解決に向けた必要な実行支援に至る多くのラインナップを設けているということである。

■シャノンの成長戦略
 「成長戦略」として掲げていることは5項目。
 ・外資系との競争に勝つための国産らしい商品開発を進める。(マーケティングオートメーション市場への積極投資)(マーケティングオートメーションと一体化した名刺管理サービス「シャノン名刺」にモバイル・アプリケーションを追加したことを5/25に発表したが、これもその一環であろう。)

 ・パートナー戦略を進める。(セールスパートナー、コンサルティングパートナー、連携サービスパートナー、他のプラットフォーマー、マーケティングコンサル会社などと戦略的に提携)(Zendesk製品と連携し、カスタマーサポートとマーケティングを融合した顧客体験中心のマーケティングプラットフォームを提供することを3/13に発表したが、これはこの一環である。) 

 ・マーケティング・マネージド事業の確立を目指す。(デジタルマーケティング市場拡大にともない、マーケティング人材の不足に対応し、マーケティングの運用管理サービスを提供していく。)

 ・新領域の(AI・広告・EC)の取り込みを目指す。

 ・グローバル市場へチャレンジする。(世界的にも特徴あるサービスの提供を、東南アジアを中心に行っていく。)

 また、計数目標として掲げているのはサブスクリプション売上の比率であり、これを10%程度高めることを目指すという。

 日本で生まれ、日本企業が独自に抱える課題・ニーズの解決のために業界のリーディングカンパニーとして引っ張る同社であるが、私は上記成長戦略が進行した数年後から、その業績は飛躍的な成長を遂げると考えている。そのため、その足取りを確りと追っていかなくてはならない。楽しみな企業をまたひとつ発見した。

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取材後記は以上です、いかがでしたか?

本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。

それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)

シャノン IRサイト
アサザイ(2018.8.1放送分)

代表取締役社長 中村 健一郎さまと