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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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 6月24日の「アサザイ 今日の1社」はイオンリート投資法人(3292・東証)を放送しました。

 今回は、イオン・リートマネジメント株式会社 代表取締役 関 延明 様にお越し頂き、前回アサザイにご出演頂いた2014年以降の歩み・分配金施策・新型コロナウイルス感染症拡大の影響等について詳しくお話を伺いました。

~イオングループ各社の強力なサポートを得て着実に成長~
  同社は、日頃みなさまにご利用いただいている、小売り大手のイオングループが運営する「大規模商業施設」を投資対象としているJ-REITです。
 イオングループは、国内外に700を超える商業施設を構え、2020年2月期の連結営業収益が8兆5000億円を超える企業です。また、小売業として歩む一方で事業領域の拡大にも努め、様々なサービスを提供しお客さまと地域社会に最も貢献する企業集団へと変革を続けてきました。
 そのようなグループ会社のサポートを活用し、資産規模は、2014年の前回出演時の約1,600億円から、5回の公募増資を経て、海外の2物件含めて42物件、約3,900億円にまで拡大、1口あたりの分配金も2,461円から3,074円にまで成長し、JCRから「AA-」という高格付も取得しており、今後も成長が期待されています。

 また、収益が安定していることを一つの特長に上げている同リートですが、それは収益源となるイオングループへの建物の賃貸借契約が長期且つ固定賃料の形態であることや、各種保険の付保によるもので、加えて内部留保となる約5億円の配当準備積立金を緊急時に活用することも可能となっています。
 それでは同投資法人の代表物件をご紹介します。ぜひご覧ください。


▼イオンレイクタウンmori







 2008年に街開きした特定土地区画整理事業「越谷レイクタウン」の中心商業施設として、2008年10月にグランドオープンしました。
 イオンリテール株式会社が運営する「mori」とイオンモール株式会社が運営する「kaze」の2つのショッピングセンターで構成され、2011年4月には、両ショッピングセンターの中間地に「レイクタウンアウトレット(本投資法人の資産組入対象外)」が開業し、国内最大級のショッピングセンターとなっています。


▼イオンモール多摩平の森








 日野市の「コンパクトシティ」構想の中核、JR中央線「豊田」駅至近の好立地にある、イオンスタイルの食品売場や人気のテナントを揃えた、「コミュニティの場」となる地域に密着した商業施設です。


▼イオン・タマン・ユニバーシティ・ショッピング・センター








 本物件は、イスカンダル・マレーシア地域では初のイオングループのショッピングセンターとして2002年8月に開業しました。8.7エーカー(約35,070㎡)の土地に建つ2階建ての建物で、グロス床面積は246,184平方フィート(約22,870㎡)となっています。
 アンカーテナントであるイオングループのショッピングセンターと共に、大衆市場向けのショッピングモールとして分類され、約60店舗の専門店が出店しています。
 イオングループのショッピングセンターは、マレーシアで高い知名度を誇り、豊富な商品展開により、継続的に展開地域の買い物客を強力に引き付けています。


~新型コロナウイルス感染症拡大の影響~
 新型コロナウイルス感染症における同リートの状況を説明すると、専門店は3月下旬頃より一部店舗休業いたしましたが、食料品を中心とした総合スーパーは生活を支える施設として営業を継続していました。
 専門店も、4月上旬に政府が緊急事態宣言が発出された関係で対象地域は休業し、その範囲が全国となった4月中旬以降は全国休業となりましたが、5月中には保有する全ての店舗にて専門店ゾーンの営業が再開され徐々に本来の姿に戻ってきています。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、Jリートを含めマーケットが大変不安定になっています。しかしイオンリートには「安定した収益を得られる賃貸借契約」「イオングループが運営する競争力のある地域社会に支持されている物件の取得」など、独自の強みに支えられた安定性があります。
 「小売グループ出身の物件の目利き力も活かして、投資主の皆さまにご評価いただける安定したリート運営を行い、中長期に渡り、着実に成長するために努めてゆく」語る同リートの今後の展開について、アサザイも注目してゆきたいと思います。

~Podcast配信のお知らせ~
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。是非お聞きください。
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(ウェブサイト)
イオンリート投資法人 ウェブサイト