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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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 5月27日の「アサザイ 今日の1社」はジャパン・インフラファンド投資法人(9287・東証)を放送しました。

 今回は、ジャパン・インフラファンド・アドバイザーズ株式会社 代表取締役 川上 宏様にお越しいただき、スポンサー・ポートフォリオ・成長戦略・財務戦略などについて詳しくお話を伺いました。

~スポンサー3社の専門性の高い知見・人材を活用し投資主利益の最大化を目指す~
 同社は、大手総合商社の丸紅と、みずほ銀行、みずほ信託銀行の3社をスポンサーに、再生可能エネルギー発電設備への投資を進めているインフラファンドです。今年2月20日に、インフラファンドとして7社目の上場を果たしました。
 メインスポンサーの丸紅は、グループ内に再生可能エネルギー関連の企業を数多く抱え、地熱を除く、太陽光・風力・水力・そしてバイオマスの発電施設に関わる開発・運営・設備管理のノウハウを有しています。
 そして、サブスポンサーのみずほグループは、再エネ事業、ファンドへのファイナンス及び系列リース会社での再エネ資産のリース事業に多くの実績をもち、2012年度から2018年度までの国内プロジェクトファイナンスにおいて、累計融資第1位の実績を有しています。
 この、3社が有する専門性の高い知見・人材を最大限に取り込み、今後の世の中の動きに合わせた運用パフォーマンスの実現と投資主利益の最大化を目指し取り組みを続けています。

 それではポートフォリオ構築戦略において、同一エリアに一定の集中投資を行い管理・運用コストの効率化を図るドミナント手法を展開する同インフラファンドの代表施設をご紹介します。


▼石川金沢東長江1号・2号太陽光発電所








パネル出力:5,508.00kW
パネル設置数:45,900枚
発電出力:3,990.00kW


▼石川能登合鹿太陽光発電所









パネル出力:2,899.20kW
パネル設置数:24,160枚
発電出力:1,995.00kW


▼石川内灘太陽光発電所









パネル出力:2,605.70kW
パネル設置数:9,524枚
発電出力:1,990.00kW


~賃料収入の安定化に対する取り組み~  
 賃料スキームについては固定の基本賃料と変動賃料を組み合わせてオペレーターからの賃料収入を安定させており、また売電収入が基本賃料を下回った際に補填するための積立口座も設けています。基本的には経費を除いた全てを投資法人に還元できる形をとっており、且つアセット全体の安定性という観点では、自然災害リスクに対処するための現地調査を行い、火災保険や損害保険、また発電が不可能になった際の利益保険を運用資産に付保し、安定的な事業運営に努めてます。


~安定した財務戦略で資産規模1,000億円を目指す~  
 同リートは信用格付けで、R&I(格付投資情報センター)から上場インフラ投資法人のなかで最高となるA(安定的)を付与され、ローンも、グリーンファイナンス格付においても最上位であるGA1を取得しました。 
 また、みずほ銀行をアレンジャーとするシンジケート団より、0.61%という極めて低い固定金利で借入調達を行っています。現在のLTVは40%前後であり、想定している60-70%よりも低いため、今後も新規物件取得を進める余力は十分にあると考えられています。

 今後の成長戦略としては、安定的なキャッシュフローを生み出す太陽光発電施設を年間100~200億円程度取得し続けることにより、5~6年程度で資産規模1,000億円に到達することを目指しています。また、500億円程度にまでポートフォリオが拡大した段階では、風力や水力発電施設のほか、公共施設運営権まで取得対象を広げることを視野に入れ、ポートフォリオの成長に加えて分散も意識した成長戦略を描いています。

 「4月27日には東証インフラファンド指数が公表開始となったこともあり、ますます市場認知度が高まることも期待されます、ぜひ私達インフラファンドに注目して欲しい」と語る同ファンドの展開にアサザイも注目してゆきたいと思います。


~Podcast配信のお知らせ~
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。是非お聞きください。
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ジャパン・インフラファンド・アドバイザーズ株式会社 代表取締役 川上 宏さまと


















(ウェブサイト)
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