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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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 8月28日の「アサザイ 今日の1社」は星野リゾート・リート投資法人(3287・東証)を放送しました。

 今回も株式会社星野リゾート・アセットマネジメント 代表取締役社長 秋本 憲二様にお越しいただき、同リートのコンセプト、そしてミッションについて詳しくお話を伺いました。


~景観美を生かした観光立国を目指す~
 日本で初めて「観光立国」を提唱した人物は、松下幸之助さんです。
 1954年に、松下幸之助さんは、「観光立国という政策は、金儲けのためだけでなく、日本の景観美を他に与えるという博愛の精神から、さらには国土の平和のためにという崇高な理念からも推進すべきだ。」と説いています。

 そして、「日本の景観美を生かした観光立国こそ日本の進むべき道である」とするとともに、「観光立国を目指すことによって、国はより豊かに平和に美しくなり、諸外国からも高く評価されるような立派な国になる」と主張しました。

 同リートは『ニッポンの観光産業の成長の果実を享受できる仕組みを作る』という理念を掲げています。
 それは、65年前に「観光立国」を提唱した松下幸之助さんが驚嘆するような観光先進国を作り上げていくことに少しでも貢献したいという想いが込められています。

 それでは同リートの代表物件をご紹介します。ぜひご覧ください。


▼星のや軽井沢









 「星のや軽井沢」は軽井沢野鳥の森の谷あいに建ち、川のせせらぎに包まれた離れ家をイメージした分棟型の宿泊施設で、建物の配置や向き、屋根のかけ架け方、外壁の色など、バリエーションが豊かで建物に個性があります。星のやの敷地内には客室以外にメインダイニング、宴会場、メディテーションバス(温泉)、スパなどが備えられています。


▼リゾナーレ八ヶ岳










 本物件は山梨県小淵沢エリアに属しています。広大な敷地には、大型屋内造形プール「il mare」、レストラン「OTTO SETTE」、カフェ「ブックス&カフェ」、ガーデンチャペル「ZONA」、露天温浴施設「もくもく湯」等の施設が充実している他、ピーマン通りには個性豊かなショップが並んでおり、多彩なアクティビティが提案されています。施設は南北(南東-北西)に長く、地形を活かした配棟により石畳の回廊(ピーマン通り)が設置される等、動線や視線も考慮した空間創出がなされている他、恵まれた景観を損なわないように配慮されています。


▼界 鬼怒川









 本物件は鬼怒川の渓流に面して森に囲まれた静寂な環境に立地した高級温泉旅館です。客室のテラスには栃木県のみで採掘される大谷石が敷き詰められており、露天風呂付の客室もあります。大浴場の露天風呂は桜並木を望み、桜の季節には花見湯も楽しむことができます。


▼OMO7 旭川








 
 北海道旭川市は、日本最北の中核市であり北海道のほぼ中央に位置し、上川盆地の中心にあります。観光では、行動展示で全国的に注目を集める旭川市旭山動物園が有名であり、その他自然公園やキャンプ場、スキー場が多数みられます。またイベントなども多く観光需要の呼び水になるものもあります。本物件は、その街だけの楽しさや美味しさを施設側の目線で紹介したり、旅心をくすぐる仕掛けを用意することで、従来のビジネスホテル、高級ホテル、民泊等とは違う「街を楽しむという視点」から、新しい宿泊体験を提供する都市観光のためのホテルです。


~真の観光立国リートに向けての取組み~
 現在、訪日外国人旅行者数は過去6年連続で最高値を更新しており、2018年は3,119万人と初めて年間3,000万人の大台に乗りました。
 この訪日外国人旅行者数の増加は、アジア諸国の人口増加と経済成長によるものですので、決して一過性のものではありません。日本の自然や景観美、そして目的地としての日本の人気の高さ、観光立国の実現を目指して政府が打ち出す施策などを背景に、今後も着実に伸びていくものと考えられます。

 一方で、観光が普及すると、同時に環境や文化の破壊や、旅行者のモラルによる観光地の疲弊など"観光公害"と言われる様々な問題も発生します。つまり、観光地における環境の悪化や文化の侵害、過度な商業化を避けながら、観光地本来の魅力を伝えることが重要であり、地域の環境や自然、文化を切り売りするのではなく、それらを守りながら、地域の雇用や収入を生み出す事が必要になります。

 その為には、地域や地域住民との共存共栄の精神が重要であり、地域の魅力が発信でき、かつ、地域の雇用を促進できるポテンシャルを持つホテル・旅館への投資を進めてゆく。そして、その地域ならではの魅力を発信し続け集客を増やし、ホテルを中心とした街全体をリゾートと捉えその地域の観光を楽しむための施設として運営し、地域と共存共栄できる活動を推進してゆく事が大切であると同リートは考えています。

 そして、観光産業を成熟させ、観光がサステナブルに発展していくことに貢献してゆく、このような取り組みにより、「真の観光立国リート」になることが同リートの目標です。

 真の観光立国リートを目指すための取り組み、引き続きアサザイも注目してゆきたいと思います。

~Podcast配信のお知らせ~
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。是非お聞きください。
いつも聴く!ポッドキャスト

 

~ロングインタビュー配信のお知らせ~
また、今回はロングインタビューも配信しております。
当リートを支えるスポンサーである星野リゾートの3つのソフト力について詳しく説明頂いています。中々聞けないお話しですので是非お聴きください!
いつも聴く!ポッドキャスト


株式会社星野リゾート・アセットマネジメント 代表取締役社長 秋本 憲二さまと
















(ウェブサイト)
星野リゾート・リート投資法人 ウェブサイト