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 6月26日の「アサザイ 今日の1社」はタカラレーベン不動産投資法人(3492・東証)を放送しました。

 今回は、タカラPAG不動産投資顧問株式会社 代表取締役社長 舟本 哲夫 様にお越し頂き、同リートの特徴や上場後1年間の振り返りと今後の運用戦略について詳しくお話を伺いました。

~マルチスポンサー型の運用体制を活用~
 同リートは2018年7月の上場。不動産業を営むタカラレーベンをメインスポンサーに、オフィスと住宅を軸にホテルなども投資対象とする総合型リートです。現在のポートフォリオは28物件、資産総額は648億円になります。

 同リート最大の強みは、異なる強みを有するスポンサー4社の専門性とノウハウを結合したマルチスポンサー型の運用体制を活用できることです。総合不動産ディベロッパーとして、不動産の開発・販売・バリューアップ及び賃貸・管理等に関するノウハウを持つ「タカラレーベン」、アジア最大級の独立系オルタナティブ投資運用会社である「PAG」、寮、ビジネスホテル及びリゾートホテルの管理運営の実績を持つ「共立メンテナンス」、商業施設に関するマーケット情報網、運営ノウハウが非常に秀でる「ヤマダ電機」、この4社のノウハウを結合した、マルチスポンサー型の運用体制で「着実な成長」及び「安定した運用」の実現を目指しています。

 それでは同リートの代表物件をご紹介します。ぜひご覧ください。


▼NTビル


















 本物件が所在する大井町エリアは、品川・大崎エリアのオフィス補完需要を呼び込むことができるとともに、羽田空港アクセス線の開通や、リニア中央新幹線の開通等により、今後の発展も期待されるオフィス・商業エリアです。周辺は、オフィスビルや共同住宅が立ち並ぶ、閑静で落ち着いた環境です。また、最寄りのJR「大井町」駅周辺には、「阪急大井町ガーデン」や「アトレ大井町」等の大型商業施設をはじめ、銀行、店舗や飲食店等が集積しており、オフィスワーカーにとって利便性が高い環境です。

 本物件は、地下2階付地上17階建ての視認性が高く、地域のランドマークとしての存在感を有しています。システム開発、IT等の業務を行う企業を中心に貸室面積の70%超のテナントが本社として利用しており、今後も安定した運用が見込まれます。1フロア1テナントの利用を中心としつつ、1フロアを2つの区画に分割することも可能であるため、大手企業及び中小規模企業の双方のオフィスニーズに対応可能です。


▼ラグゼナ東高円寺










 本物件が所在する「高円寺」エリアは、東京メトロ丸ノ内線やJR線、幹線道路沿線に共同住宅、オフィスビル及び店舗等が集積するエリアです。古くからの住宅集積地でもあるため、とりわけ青梅街道沿いには多様な生活利便施設や商業店舗がある等高い生活利便性を有しており、背後地には低層住宅が高密度で集積しています。

 本物件は地下1階付7階建て、住戸34戸・店舗1区画の、魅力的な外観を有するデザイナーズマンションです。専有面積は25㎡から55㎡まで幅広く、メゾネットタイプを含む豊富な住戸プランを有しており、単身及びDINKSを中心としたテナントニーズに対応可能です。


▼ドーミーイン松山


















 本物件が面する「大街道商店街」は松山市を代表する商店街であり、飲食店や物販店舗等を多く擁し、商業繁華性を有しています。また、空港からリムジンバスで20~30分程度と、地方都市の中でも空港からのアクセスに優れた立地を有しています。また、観光名所の松山城・愛媛県美術館は本物件から徒歩圏内にあり、伊予鉄道城南線「大街道」停留所から市の中心地である「松山市」駅まで路面電車で9分と、観光・ビジネス双方の拠点として優れた立地にあります。

 本物件は、タカラレーベンが自社開発した、地上13階建て、客室数174室(ダブル129室、クイーン20室、ツイン24室、ユニバーサル1室)の宿泊特化型ホテルであり、2017年12月12日に開業しました。温泉展望露天風呂・足湯、湯上り処でのドリンク及び夜鳴きそばの提供やロビーでのコーヒー提供等、充実したサービスを提供、テナント兼オペレーターは「ドーミーイン」ブランドでホテル全国展開の実績があり、本投資法人のスポンサーでもある共立メンテナンスであり、安定した運営が期待できます。


~スポンサー・パイプラインを活用し分配金目標3,500円を目指す~
 現在のポートフォリオ28物件は、オフィスが17物件、住宅が6物件、ホテル2物件、商業施設・その他が3物件。今後は、バランスの取れたポートフォリオへの移行を目指し、オフィスに重点を置いたポートフォリオから、タカラレーベンの特質を活かした住居の比率を高めることを検討しています。

 現在、タカラレーベンは、住宅・オフィス・商業・ホテル等多岐にわたるアセットタイプで約423億円を保有し、また、約367億円もの物件を開発中です。同リートは、その中から開発中含む新規物件14物件にて優先交渉権を取得しています。資産規模目標「中長期に1,500億円」の達成のために、スポンサー・パイプラインの活用は重要な運用戦略です。

 同リートの、「中長期的な分配金目標3,500円」に向け、「依然として存在しているレントギャップ解消等の内部成長、資産の入れ替えや新規開発物件の組み入れ等の外部成長により、目標達成を実現していく」と力強く語る舟本社長。

 同リートの今後の展開にアサザイも注目してゆきたいと思います。


~投資主優待のお知らせ~
 同リートの特徴の一つとして、投資主優待制度を導入しています。優待内容は、マルチスポンサーの1社であるヤマダ電機の「お買い物優待券」となっています。詳しくは、ホームページをご覧ください。
タカラレーベン不動産投資法人ホームページ「投資主優待制度について」


~Podcast配信のお知らせ~
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。是非お聞きください。
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タカラPAG不動産投資顧問株式会社 代表取締役社長 舟本 哲夫 さまと














(ウェブサイト)
タカラレーベン不動産投資法人 ウェブサイト