2月6日の「今日の1社」は、マネジメントソリューションズ(7033)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2019/02/06(水) 11:15 今日の1社担当

 2月6日の「今日の1社」は、マネジメントソリューションズ(7033・東証マザーズ)を放送しました。

 今回は、代表取締役 高橋 信也 様にお越しいただき、会社設立の経緯・強み・成長戦略等についてお話を伺いました。

 同社は、プロジェクトマネジメント実行支援を中心するコンサルティング会社として2005年に設立しました。
 戦略実行型のマネジメント・コンサルティングの領域において、企業組織の経営層から現場までの幅広い階層に対してPMO支援を提供する他、人材育成のトレーニングやソフトウェアを提供しています。

 最大の強みは、PMOサービスに特化することで、専門知識を蓄えた豊富な人材と、他社が簡単に参入できない圧倒的なブランド力を有していることです。一般的なコンサルティング会社と異なり、発注側の立場に立つポジショニング戦略で、プロジェクト全体のマネジメント支援を行う立ち位置は顧客企業から絶大な信頼を得ています。

 井上哲男から取材後記が届いております、ぜひご覧ください。

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取材後記
マネジメントソリューションズ(7033)(東証マザーズ)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。
お相手は、代表取締役社長 の 高橋 信也 ( たかはし しんや )様。

「蓋然性の高い成長軌道」

▼プロジェクトマネジメントのリーディングカンパニー
 昨年の7月に上場されたが、ナンバーワンの事業領域を持つ成長企業として市場の注目度が高く、昨年12月以降、株式市場全体が低迷した際にも株価は堅調に推移した。
 同社をひとことで表すとしたら、「プロジェクトマネジメントだけに専門特化して直接支援(以下、PMO)する会社」。

 社長自身が外資系コンサルティング会社に勤務した後に、国内のメーカーのシステム子会社に勤務され、国内には、プロジェクトについて、「開発」、「運用保守」、「業務プロセス」といった一つの領域でなく、横断的、総合的に(プロジェクトを)マネジメントするという習慣も、その必要性の認識も乏しいことを痛感し、このことに専門特化して直接支援する会社を設立してはどうかというアイデアが生まれたのである。

 実際にクライアント企業に入り、現場レベルから企業組織を支援する「戦略実行型マネジメントコンサルティング」を提供するのだが、クライアント企業は、IoT、AIの導入など、ビジネス環境が劇的に変化するなか、企業組織や業務の変革、IT化投資、新規事業投資などの課題を抱え、また、多くのプロジェクトが進行していることから、横断的・総合的という部分にまで満足のいく管理が行えずにいる。

 一方で、プロジェクトにおけるシステム会社に求められる役割は、当然ながら、あくまでもエンジニアとしてのスキルであり、PMOの知識・経験を有した人材は不足しており、時として炎上案件を生み出してしまう。また、コンサルティング会社も同じく、コンサルティングとしてのキャリアが中心であり、PMOの知識・経験を有した人材は不足していると言わざるを得ない。

 このプロジェクトマネジメントを直接支援するというプロフェッショナルなサービス事業は参入障壁が高く、圧倒的なPMO専門会社としてのブランドを築き上げることに成功した同社は、2005年の創業以来、既に500件以上のPMO案件を受注した実績とそのノウハウによりリーディングカンパニーとなっている。近年は、受注を絞っているほどである。

▼ストック型ビジネスモデルの確立
 同社の「強み」は、このように、蓄積されたノウハウと実績が示している信頼が、戦略的ポジショニングとなっており、自らの存在が参入障壁の高さを生み出していることが第一である。

 また、顧客基盤は超優良企業が中心で、東証一部上場企業に対する直接契約での取引を行なっており、その取引期間も、5年から10年といった長期に渡る継続的なものとなっている。リピート率は95%を超え、昨年の稼働率実績も97%であり、ストック型のビジネスモデルが出来上がっていると言える。

 景気に左右されるのではないか?と疑問を持たれる方もいらっしゃると思うが、景気がスローダウンする局面でも、プロジェクトは長いタームで進行していることもあり、プロジェクトの減少ペースというのは非常に遅行し、また、その減少数も限られることから下方硬直性が高いビジネスとい一面もある。

 市場規模を考えると、日本におけるコンサルティング市場は約4000億円、ITサービス市場は5兆5千億円(世界73兆2千億円)と大きく、今後も、この参入障壁の高さを利して、成長が見込まれる。

▼2025年までに時価総額500億円を目指す
 「成長戦略」として当面の重点施策として考えているポイントは、「既存拡大」、「既存多角化」、「海外展開&ソフトウェア」の3つ。

 「既存拡大」は、圧倒的なブランド力の形成であり、具体的には、「自動車業界」、「エネルギー業界」における変革を追い風として、この2業種を拡大対象業種としている。また、「既存多角化」としては、マネジメントコンサルティング領域への拡大、シェアードPMO事業立ち上げ、M&Aによる多角化などを検討している。最後の「海外展開&ソフトウェア」は、既に着手している台湾子会社の拡大、中国子会社の拡大、プロジェクトマネジメントツールの自社開発及び販売などであり、まずはアジアでの事業拡大を世界に向けた足掛かりとするということだ。

 「プロジェクトは永遠に無くならない」これは真実であろう。

 ブルーオーシャン市場を形成した暁には、同社の掲げる「2025年までに、時価総額500億円を達成する」という目標も、私の目には大きな風呂敷には全然映らない。
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取材後記は以上です。いかがでしたか?

本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。

それでは、来週もお楽しみに!

(関連リンク)
マネジメントソリューションズ IRサイト
アサザイ(2019.2.6放送分)


代表取締役 高橋 信也 さまと

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