12月5日の「アサザイ 今日の1社」は内外テック(3374)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2018/12/05(水) 12:05 今日の1社担当

 今やそれなしでは、もう社会が成り立たないのではと思える「半導体」。IoTやAI、5Gなど近未来のテクノロジーを実現する上で、ますます重要な役割を担っていくことが期待されます。
 「アサザイ 今日の1社」では、これまでに多くの半導体関連の企業様をご紹介してきました。

 12月5日放送の「アサザイ 今日の1社」では、そんなエレクトロニクス機器を支える企業のひとつ、内外テック(3374、東証JQS)にご出演頂きました。同社は半導体をつくる装置の機工部品の仕入販売と装置の組立を行っています。
 今回、代表取締役会長 権田 浩一(ごんだ ひろかず)様にスタジオにお越しいただき、同社の強みや将来の夢について大いに語って頂きました。
井上哲男から取材後記が届いておりますので、ぜひご覧ください。

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取材後記
内外テック(3374) (東証ジャスダック・スタンダード)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は、代表取締役会長の権田浩一(ごんだ ひろかず)様。

「 メーカーという"夢" 」 

▼ソリューションを提供する会社
 よく同社は、「半導体製造装置関連事業」のひとことで説明されてしまうが、事業は半導体製造装置の「部品の仕入れ販売」と「受託製造」の2本の柱からなる。内外テックが行っているのが前者の「販売事業」であり、連結子会社の内外エレクトロニクスが行っているのが後者の「受託製造」だ。

 もう少し、噛み砕いて説明すると、半導体製造装置及びフラットパネルディスプレイ製造装置に対するメカトロニクス部品の販売と、装置の組立が主力事業ということになるが、よく知られていることではあるが、同社の主力の顧客は半導体製造装置で世界第三位の東京エレクトロンである。
 その他にも、SONY、ローム、村田製作所をはじめとする多くの半導体及びフラットパネルディスプレイ装置メーカーや電子部品メーカーが顧客であり、得意先の数は約1.000社にも上る。

 また、販売に関する仕入先については、空気圧機器業界で世界一位のSMCをはじめ、真空部品やメカトロニクス部品等のメーカー約1.000社の製品を扱っているが、そのほとんどは、カタログにある標準品ではなく特殊品である。
 これらを、単に顧客から仕入れて売るのではなく、自社グループの工場設備により、加工・組立を行い、また、保守・改造・メンテナンスまでの幅広い業務について、顧客の課題にソリューションを提供し続けてきたのだ。

 このことからも分かるように、同社の「強み」は、その「高い技術力」にあると私は考えている。
 この3月期の売上高に占める東京エレクトロンの比率はおよそ7割にもなるが、このことは、受託製造分野に必要な継続的な投資を行い、不断の努力で技術を高め、世界トップグループ会社の高いレベルのニーズに応え続けてきたということである。

▼ワンストップソリューションの為の高い技術力
 「今後、伸ばしていかれたいセグメントは、仕入れ販売と受託製造のどちらか?」という問いに対して、会長は迷うことなく、「『受託製造分野』、特に、「保守・メンテ・改造の部分」の売上を伸ばしたい」と答えられた。現在の販売事業セグメントと受託製造セグメントの営業利益額の比率は、約60:40であるが、これを、それぞれ50%にしたい、という。
 新しい装置需要に対して、市場に投入され、稼働した装置は約3年から5年後に、新たにメンテナンス・改造・スペアパーツ市場を形成し、ストックビジネスの対象として拡大し続ける。それがゆえの「保守・メンテ・改造の部分への注力」なのである。

▼夢に向けた投資
 その際に必要なことは、現在の既に高い技術力の"幅を広げる"こと、そして、固有の技術を獲得することであり、そのために必要な戦略的な投資を現在行っている。具体的には、2020年3月までは、受託製造の工場投資を継続するとともに、連結売上における売上高を約70億円にまで引き上げる見込みだ。そして、それは、「次の楽しみ」である、その後の大きな飛躍に向けた準備が整うことを意味している。

 これは、会長が続いて語られた「夢」である、「『受託製造』の『受託』が外れて『メーカー』となること」に繋がる。「自社の固有技術による開発メーカー」という姿だ。

 景気変動の波を半導体業界が受けてきたことは確かではあるが、一方で、シクリカルな波動により中・長期的な成長を持続してきたこともまた事実である。
 「IoT」、「5G」、「AI」、「FA」。データが全てと言えるこの分野において、半導体のないデータは考えられない。近い将来、同社が、その技術力に磨きをかけ、オリジナルな、そして確固たる技術を獲得し、センサー、ロボット技術、次世代省力化機器分野における「メーカー」となることに期待したい。(了)
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 取材後記は以上です。いかがでしたか?

 同社は、12月15日(土)に開催されるラジオNIKKEI&プロネクサス共催個人投資家向け説明会「企業IR&個人投資家応援イベント」にも出演されます。会社説明会のほかミニブースも行い、企業担当者様と直接コミュニケーションをとれる貴重な機会です。ご参加希望の方は、以下リンク集よりお申込み下さいませ。

 それでは、来週もお楽しみに!

(関連リンク集)
内外テック IRサイト

アサザイ(2018.12.5)放送分

【12月15日・東京】企業IR&個人投資家応援イベント


代表取締役会長 権田さま、同社IR担当者さまと
内外テック 権田会長と



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