3月7日の「アサザイ 今日の1社」はデリカフーズホールディングス(3392)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2018/03/07(水) 14:50 今日の1社担当

 3月7日の「アサザイ 今日の1社」はデリカフーズホールディングス(3392、東証1部)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長 大﨑 善保 様にお越し頂きまして、事業内容・注力している取り組み・強み・成長戦略等について詳しくお話しを伺いました。

 同社は、日本全国の外食・中食・コンビニエンスストアなどに365日、新鮮な野菜と利便性を追求したカット野菜をお届けしている青果物の専門商社です。

 現在、同社が注力している事は「野菜の価値向上」、「青果物流通における独自のインフラ構築」への取り組みです。
「野菜の価値向上」では、10年以上にわたる野菜の中身研究により、単なる食材ではなく人の命を支える「食財」となれるよう、農・食・健康を繋ぐ情報発信と提案を重ねています。
「独自のインフラ構築」では、昨今加速する人手不足の環境の中、安心・安全に供給できる、新たなインフラ構築に向けた取り組みを進めています。

 井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
デリカフーズホールディングス (3392) (東証1部)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は、代表取締役社長の大﨑 善保 (おおさき よしやす)様。

「青果物流通業唯一の上場企業」

▼新鮮な野菜と利便性を追求したカット野菜をお届け
 青果物流通業唯一の上場企業として知られているが、その沿革は、創業が昭和54年(名古屋)と古く、現在は東京都足立区に本社を据えている。
 青果物において作り上げた独自のインフラとは、仕入→加工→物流→最終顧客、という流れであり、一気通貫でこれを行っている。この「最終顧客」とは、日本全国のファミリーレストラン、ファストフード、パブ・居酒屋、中食、弁当・惣菜屋、食品メーカー、そして、コンビニエンスストアなどのことで、青果物の専門商社として、毎日、新鮮な野菜と利便性を追求したカット野菜を約1万5000もの店舗に400台のトラックを駆使して行っている。

▼デリカフーズホールディングスが注力している2つの取り組み
 注力しているのが、「野菜の価値向上」と「青果物流通における独自のインフラ構築」。
 前者の「野菜の価値向上」を担っているのが、研究所を備えた「デザイナーフーズ」と「メディカル青果物研究所」という2つの子会社であり、「デザイナーフーズ」は「健康に健やかに老いる」、「健康寿命の延伸」などのテーマのもと、抗酸化研究や外部研究機関との連携推進によるコンサル事業を行っており、後者の「メディカル青果物研究所」は、昨年6月より再稼働した子会社であるが、野菜の機能性を研究しており、「高栄養化野菜の栽培研究」、「野菜の中身評価研究」、「エビデンスの提供」などのテーマに取組んでいる。

 この研究開発については、創業時から取り組んでいることであり、同社は、食と野菜と健康の関係を科学的に証明することに力を注いできたと言える。野菜の中身を研究することにより、単なる食材ではなく人の命を支える「食財」となれるよう、「農・食・健康」を繋ぐ情報発信と提案を重ねてきたことが、同社の「一丁目一番地」である。

 もうひとつの注力事項である「青果物流通における独自のインフラ構築」は、冒頭の流通ラインそのものであり、こちらも、創業時より野菜の鮮度を保つことにこだわったチルド配送網を構築し、結果的に、現在では日本全国の飲食店に配送可能な物流機能を有するまでになった。

▼「FSモデル」と言われる拠点を全国に展開
 全国に広がる同社の「FSセンター」とは、新鮮(FRESH)の「F」と、より早く(SPEEDY)お届けする「S」が合わさったものであり、このモットーのもと、「飲食業を支えるワンストップセンター」として、24時間受発注可能なだけでなく、カット野菜の工場として、また、完全5℃管理の出荷センターとしての機能を備えている。
 そして、食品の衛生管理レベルを継続的に向上させるためのルールを定めた世界共通の規格「ISO22000」を全国7つの工場で取得しており、また、ISO22000にフードディフェンス(食品防御)を加えた発展型の規格である、「FSSC22000」を東京FSセンター、東京第二FSセンターが取得している。

 現在、同社が視野に入れていることが「貯蔵」。
 近年、世界的な気候変化により原料である野菜の調達は非常に不安定になっており、また、このような状況の継続も予測されることから、現在の第三次中期経営計画では新たに「貯蔵機能」をもたせた貯蔵型流通拠点を設置し、青果物流通の新たなインフラの構築に取り組む計画となっている。
 「野菜の価値向上」と「青果物流通における独自のインフラ構築」という同社の注力事項であり、そのこと自体が「強み」である2つの要素をさらに進化させ、そして、「貯蔵」にも取組むのである。

 同社は、契約率60%を超える農家からの調達力を誇っているが、同社の研究・開発によって得られたことは、そのまま農家に伝えられ、農作物の生産に活かされている。日本の安心・安全な野菜、ひいては、人の健康、健康寿命の伸長に寄与する食財の進歩の影には同社のような企業努力があることを知っておいて欲しい。
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取材後記は以上です、いかがでしたか?
本日の放送はオンデマンド配信にて早速アップされております。是非お聞きください。

また、デリカフーズホールディングスは3月10日(土)に開催される
上場企業IRセミナー「春のIR祭り2018」に参加致します。

こちらでも、大﨑善保様に詳しく語って頂く予定です。
参加予定の皆さま、当日お待ち致しております。

春のIR祭り2018 ウェブサイト

それでは来週もお楽しみに!

デリカフーズホールディングス IRサイト
アサザイ(2018.3.7放送分) ゲスト企業:デリカフーズホールディングス


代表取締役社長 大﨑善保さまと

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