2月22日の「アサザイ 今日の1社」はデータセクション(3905)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2017/02/22(水) 14:53 今日の1社担当

 2月22日の「アサザイ 今日の1社」はデータセクション(3905、マザーズ)を放送しました。

 今回は、代表取締役社長CEO 澤 博史 様にお越しいただき、事業内容、2つの技術基盤・新規事業等についてお話を伺いました。

 同社は、ソーシャルメディア分析をはじめとするビッグデータの収集・調査・分析・開発、そして運用までを一貫体制で行っている企業です。マーケティングリサーチ・リスクモニタリング・AIによる画像解析などの分野で多くの企業をサポートしています。

 データの活用範囲は、市場調査、選挙における世論調査、農業ではイネの画像のデータを集めて状態を分析する、降水量・日照時間のデータを活用し今後どのくらいの率で作物を収穫できるかを予測する、など非常に幅広い範囲を誇ります。今後もビッグデータの量も活用範囲もますます拡大してゆくことが予想されます。

 今回、井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記
データセクション (3905) (東証マザーズ)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長 CEO の 澤 博史 (さわ ひろふみ)様。

「未来を予見する」

▼企業として目指しているもの
 
上場を果たしたのが2014年の12月。今期の業績については先週の月曜日(2月13日)に上方修正を発表しているが、今期、来期といったタームではなく、時間軸を長く持って応援したい企業である。番組の冒頭で「この企業、いつか"化ける"よ!」と個人的な見解を述べたのはこの" 時間軸を長く持って応援したい "ということである。

 企業として目指しているものは、「ビッグデータの技術とAI技術基盤により、IoT社会の基盤を作る」ということ。
 具体的には、長年にわたり蓄積してきた「(ソーシャル)ビッグデータと、その分析ノウハウを核としたビッグデータ基盤」と「AI(人工知能)に関する技術基盤」の2つの技術基盤により積極的な事業展開をすすめており、この1年間でも多くのプレスリリースが出された。

▼成長を支えてきた主力事業
 この2つの技術基盤の前者の「ビッグデータ基盤」は、これまでの同社の成長を支えてきた主力事業であり、「ソーシャルメディアマーケティング」で活かされてきた。

 この「ソーシャルメディアマーケティング」とは、ツールの提供、調査・分析により、「消費者マーケティング」、「プロモーション効果測定」、「世論調査」、「リスク検知」など、利用する側のニーズに沿ったデータ、そしてその解析を提供するのであるが、コンサルティングを行うことにより、川上から川下までを一気通貫で請負うことが出来るのが同社の強みである。

 この事業の横展開への期待であるが、日本において、既に、15言語、19カ国のソーシャルメディアの分析を行った実績がある。各国のローカルなソーシャルメディアにも対応しているが、この調査・分析にあたっては、その国の文化を理解している現地のアナリストが行うという細やかな配慮がなされている。

 ITリソースの有用性という魅力は、海外での横展開、実用化をスピーディーに行うことができるということが一番である。東南アジア(ベトナム、インド、タイなど)を中心に、AI技術を活用した新規事業を展開し始めているが、(AI)画像解析という言語の国境がないボーダレスな技術の活用ニーズは途上国において急速に拡大しており、そこに大きなビジネスチャンスがあると考えているという。

▼今後の成長ドライバー
 一方で、「ソーシャルメディアマーケティング」に続く同社の成長ドライバーが、「AI(人工知能)に関する技術基盤」であり、IoT社会においては、ビッグデータの解析とAIの融合は不可欠なものとなりつつある。

 この事業領域として注力しているのが、「自動運転」、「アグリテック」、「フィンテック」、「ロボテック」。
 番組の中で紹介された、インドにおける、「アグリテック」+「フィンテック」の取り組み、「フィンテック」におけるファンド領域事業、デファクトスタンダードを目指している「自動運転」における、ディープラーニング技術を活用した車載カメラ映像に基づく状況判断、自動運転のサポート技術、同じくデファクトスタンダードを目指している「ロボテック」における、自動応答による国内コールセンターの効率化、音声アシスタント端末に代表される新しいユーザインターフェースなど、ワクワクすることがいっぱいの企業である。

「未来を予見する」。
 澤社長が何度も用いたこの言葉は、同社事業が目指すことが、どのような形であれ、この部分に寄与するものでなくてはならないということである。

 最後のリスナーに向けてのメッセージは、投資家に向けたものというよりも、「ディープラーニング」を一生懸命に研究している学生に、どうぞ同社に来て欲しいというものであった。
 キラキラとした眼を持ったハンサムな社長が、これらの若者と、これからの将来、いったいどのような「未来を予見する」技術を開発するのかを見ていきたい。

 だからこそ、"時間軸を長く持って応援したい"のである。

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 取材後記は以上です、いかがでしたか?

 今回はロングインタビューもオンデマンド配信します。
 ぜひチェックして下さい。
 
 それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
データセクション IRサイト
アサザイ(2017.2.22放送分) ゲスト企業:データセクション

代表取締役社長 CEO 澤 博史さまと

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