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 8月31日の「今日の1社」はJ-REITの三井不動産ロジスティクスパーク投資法人(3471、東証)を放送しました。

 スタジオには、三井不動産ロジスティクスリートマネジメント 代表取締役社長 圖子智衆(ずし ちしゅう)様にお越しいただき、同REITについて詳しくお話を伺いました。

~三井不動産の物流施設事業~
 三井不動産をスポンサーに先進的物流施設へ投資するこちらのリート、皆さんは三井不動産が物流施設の開発に現在力を入れていることをご存知でしたでしょうか?同社が2012年に物流施設事業に参入してから約4年、2018年度までの計画を含めると22棟3,000億円もの投資になるということで、その事業拡大のスピードには驚きですね。
 同社は「三井不動産ロジスティクスパーク」通称「MFLP」というブランド名で物流施設を展開していらっしゃいますが、そこには、「街づくり」とも言える様々な分野の不動産事業における知見や、特にオフィスビルや商業施設の事業で培われた幅広い企業間取引のネットワークなど、総合不動産会社としての事業基盤がそのまま活かされているようです。

~物流施設へのこだわり~
 
今回の放送では圖子社長にその「MFLP」を中心に構成される同REITのポートフォリオの魅力を存分に語って頂きましたが、そこはさすが三井不動産、国内有数の不動産会社としての物件へのこだわりや、物流施設に対する並々ならぬ思いがひしひしと伝わってきました。
 お話の中では、施設が首都圏の湾岸線をはじめ物流において有力な幹線道路沿いの「インターチェンジ付近」で、かつ従業員確保に有利な「駅へのアクセス」にもこだわって開発されていることや、またその敷地の広さやその土地における物流ニーズに合わせて施設の仕様が考えられていることなど "なるほど"がたくさんで、同社のMFLPに対する強いこだわりに大変驚かされました。

 そんな同REITの主な物件をご紹介します。ぜひご覧ください。

①MFLP堺(ランプウェイ型。大規模敷地に適し、各階へ直接トラックがアクセスでき、複数のテナントが入居可能。)















②MFLP久喜(スロープ型。中規模敷地に適し、1階と一部の階にトラックのアクセスが可能。)
















③MFLP八潮(ボックス型。小規模敷地に適し、一棟借りのニーズに最適。)















 8月2日に上場したばかりの同REIT、圖子社長も「真価が問われるのはこれから」とのことでしたが、三井不動産の物流施設事業ともに成長していく協働関係をしっかりと築いており、益々高まる物流事業への注目と合わせて、今後の展開が楽しみですね。

~J-REIT市場は15周年を迎えます~
 アサザイでも数々のリートさんをご紹介してきましたが、このJ-REIT市場は今年9月に15周年を迎えます!
 2001年9月10日に日本初のリートとして2銘柄が上場、時価総額0.2兆円からスタートしたJ-REIT市場は、今では55銘柄を越え、時価総額約12兆円という一大市場に成長しました。これは世界で見てもNO.1のアメリカUS-REIT市場に次ぐ世界第2位のリート市場なんですね。
 そして今後も、日本再興戦略2016で掲げられたように「2020年までに資産規模30兆円を目指す」と、今の倍増の市場拡大を政府も後押ししています。J-REITや不動産投資市場が日本経済の成長を後押しする重要な役割を担っているんですね。
 
 アサザイでは、今後も成長市場として期待されるJ-REITを応援していきます!
 それでは来週もお楽しみに!

(リスナーの皆さまへ)
 早速本日のオンデマンド配信を開始しております。お聞きになられた方も聞き逃された方も、是非お聞きください!
アサザイ(2016.8.31放送分) ゲスト企業: 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人

(関連ウェブ)
三井不動産ロジスティクスパーク投資法人 ウェブサイト

代表取締役社長 圖子智衆さまと