3月23日の「アサザイ 今日の1社」は、パルマ(3461)を放送しました。 [「今日の1社」取材後記]
2016/03/23(水) 11:46 今日の1社担当
 323日の「アサザイ 今日の1社」は、パルマ(3461、マザーズ)を放送しました。

 今回、代表取締役社長 高野 茂久 様にお越しいただき、パーソナルストレージの説明、事業内容、そして今後の成長戦略など幅広くお話を伺いました。
 パーソナルストレージ市場について、初めて詳しくお話を聞いた方も多かったと思いますが、REITビジネスへの発展など可能性が伝わってくるお話を多く聞くことができました。

 井上哲男の取材後記でも、パーソナルストレージ事業の可能性について大いに語っております、ぜひご覧ください。

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取材後記
パルマ (3461) (東証マザーズ)
ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の高野 茂久 (たかの しげひさ)様。

「 日本のREITにないカテゴリー 」

▼パルマの事業内容
 昨年8月に上場した、今、産業として伸び盛りである「貸し収納スペース」=「パーソナルストレージ」の業務支援を一気通貫で行う会社である。

 まず、理解して欲しいのは、「収納事業」と「保管事業」の違いであるが、例えば、ホテルのクロークが有料であったとする。その場合、何を保管してもらうかを明らかにしたうえで契約するであろう。そして、その保管場所についてはホテルの任意であり、隣の部屋で他の荷物とともに混在保管していても問題はない。昔よくあった駅の「手荷物預かり所」と一緒である。これが「保管事業」。一方で、「収納事業」は、その収納場所を提供する事業である。無論、そのスペースに入れてはいけないものは定めてあるが、駅のコインロッカーと同じである。この2つの事業については監督官庁も違う。

▼パルマが提供する3つのサービス
 同社は、個人・法人向けに小規模な倉庫のような保管場所(パーソナルストレージ)を提供する事業について、3つのサービスを提供している。

 ① ビジネスソリューションサービス(BS) : 日本唯一のパーソナルストレージ向けBPOサービスであり、滞納保証付きBPOサービスおよび運営受託を行っている。これにより、パーソナルストレージ利用者は、パーソナルストレージ事業者との一時使用契約締結時に保証料を支払うことで、保証人の設定や敷金が不要となり、パーソナルストレージ事業者にとっても、同社が保証することにより、使用料未回収リスクが低下し、同社へのアウトソーシングにより業務全体の効率化を図ることができるのである。

 ② ITソリューション(ITS) : 日本唯一の予約決済が可能なパーソナルストレージ専用ポータルサイトを有し、予約決済在庫管理および成功報酬型WEB集客支援を行っている。具体的には、予約決済ができる業界初のパーソナルストレージ専用ポータルサイト「ニコニコトランク」を通じて、在庫管理システム「クラリス」に登録された物件情報を配信することで集客サービスを提供するのである。
( 噛み砕いて書くと、パーソナルストレージ事業者のHPに組み込むだけで、パーソナルストレージの在庫管理・オンライン決済が可能になるシステムであり、パーソナルストレージの空き状況や、入金状況などを把握するこが可能である。WEB予約決済型施設検索サイト(名称:「ニコニコトランク」)は、 借り手がホテルの予約サイトのように簡単に検索し、予約決済が即時で可能な施設検索サイトであり、貸し手にとって面倒な在庫調整を代行するサービスである。この機能を有する検索サイトは現在「、ニコニコトランク」のみ )

 ③ ターンキーソリューションサービス(TKS) : 日本唯一のパーソナルストレージ施設専門デベロッパーとして、施設開発販売、仲介および開業支援を行う。具体的には、パーソナルストレージ事業運営のコンサルティングや、物件の開発及び事業者への売却といった業務を通じて、顧客がパーソナルストレージ事業を直ちに稼働できる状態を提供するものである。
 この開発支援、開業支援における"直ちに"を支えるのが、「グリーンフィールド」と「ブラウンフィールド」。「グリーンフィールド」は、土地を購入後、パーソナルストレージを開発して販売し、「ブラウンフィールド」は、改装可能な施設を仲介し、パーソナルストレージに変換することを行っている。
( 新規参入者は、同社のサービスを利用することによって、施設の仲介から開業までの支援を受け、また、施設開業とともに当社のBPOサービスを利用することにより、すぐに運営できる状態になる。"ターンキー"とは「鍵を回せばすぐに使える」という英訳で、製品・サービスを稼働できる状態で納品する「ターンキーソリューション事業」としている。 )

REITビジネスへの可能性
 現状、ほとんどのパーソナルストレージ施設は土地も建物も賃借しているが、今後は、日本以外の国々で一般化している、「不動産として施設を保有するパーソナルストレージ事業」が拡大していく可能性が期待される。
 ここまでの説明により、同社の一気通貫サービスがご理解頂けたと思う。そして、読まれていて、REITビジネスへつながっていくものと思われた方も多いと思う。まさしく、同社のカタリストは、やはり、REITであろう。そして、既に、そのREITビジネスとして必要な素地が備わっていることはこの説明で同じく理解して頂けたと思う。
 米国のREITにあって、日本のREITにないカテゴリー。それは、この「パーソナルストレージ」だけである。同社がそのパイオニアとなることに期待したい。そして、今現在、先行者メリットがあることも紛れも無い事実である。
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 取材後記は以上です、いかがでしたか?

 今回の放送で、パーソナルストレージ市場について興味を持たれた方は、ロングインタビューも後日オンデマンド配信されますので、こちらも合わせてお楽しみください。

 それでは来週もお楽しみに!

(関連ウェブ)
パルマ IRサイト

代表取締役社長 高野 茂久さまと
 

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