6月17日の「今日の1社」は、夢真ホールディングス(2362)を放送しました! [「今日の1社」取材後記]
2015/06/17(水) 14:12 今日の1社担当
6月17日の「今日の1社」は、夢真ホールディングス(2362、東証JQS)を放送しました!

 建設業界全体で若手の人材不足が深刻であるにも関わらず、同社の社員は20代が7割以上であり、経営も安定しており、トップレベルの経営指標を維持しています。
 また、実績に裏打ちされた信用力と技術力により、東京スカイツリー等の話題の高層建築を監修するなど、実は身近な企業です

 
 早速ですが、井上哲男から取材後記が届いておりますので、ご覧ください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

取材後記

夢真ホールディングス (2362) (東証ジャスダック・スタンダード)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は常務取締役の佐藤 大央(さとう だいお)様。

 

「 第2位/3220社中 」

 
▼施工管理士の派遣業務へ

夢真ホールディングスの前身は1980年に現在代表取締役会長兼社長の佐藤真吾氏が設立した「佐藤建築設計事務所」。質の高い建物の提供には「施工図」が重要だと当時から強く認識しており、その後は施工図で培った知識・技術を活かして建築現場の施工管理を行う人材の育成、派遣業務に進出し、1990年に「夢真」に改称した。


▼若手が集まる理由

建築現場への人材派遣業と言うと、いわゆる「職方の派遣」というイメージ、また、管理者、監督の派遣というと「年齢層の高いベテランの派遣」というイメージがあるが、同社の場合は違う。若手、新卒に特化した採用・雇用を行い、施工管理者に育て上げる教育・研修システムを構築しており、建設業界全体で若手の人材不足が深刻な問題(業界平均で20代は11%)な環境下において、同社の派遣者の7割以上が20代となっている。

 

 若手が集まる理由は、この教育システムに加えて、上場する人材派遣会社で唯一、建築業に特化して会社であること、派遣している人間は、全て同社の正社員であるということが挙げられる。

 これまで培ってきた実績により、大規模物件、高層物件についても、「管理者は夢真から」というコンセンサスを得るまでの信用を得ている。顧客数も1000社以上と多く、売上高上位10社の合計でも占有率は25%程度と低く、特定会社への依存というリスクが小さい。その顧客のなかには大手ゼネコンも含まれているが、「大手ゼネコンであれば自前の管理者も多いであろうに、なぜ同社に派遣を依頼するのか」という疑問が沸くかもしれないが、それが違うのである。

 
▼トップレベルの経営指標

 大手ゼネコンといえども、1件、1件建てる建物は違い、規模・用途によって求められる施工管理者のスキルは違う。それらを十分に満たすだけの質と量(人数)を常に確保しておくということは、景気の波に大きく影響を受ける建設業界では、即ち固定費リスクに結びつくのである。それであれば、やや金額が高くても3~6ヶ月の単位で1現場につき1~2名の管理者派遣を同社に依頼する方が良いという選択にたどり着くわけだ。

 

 これが同社の高い利益率に結びついている。昨年9月期の売上高利益率は3利益ともに10%を超えており、人材派遣業においては傑出した高い数字となっている。また、成長性の点においても、今年9月期で、5期連続での売上高増収率前期比10%以上を見込んでおり、高い成長が五輪までは続くとアナリストの評価も高い。国土交通省が公表する数値を見ても、建設業界の人手不足はリーマン・ショックの翌年から一貫して続いており、このような環境下で、2年連続1600名以上も採用したという同社の実績は驚異的なものである。この採用数こそが同社のエンジンである。

 

 この好調な経営指標により、弊社の経営指標ランキングの2014年度確定順位は、遂に3220社中、第2位にまで躍進した。ここ4年間の順位は、古い方から、91位→16位→9位、そして2位である。4期連続でベスト100入りしたのはたったの29社しかなく、極めて安定的にトップレベルの経営指標を維持したことは明らかである。そして、まだまだ同社の勢いは止まりそうにない。(了)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

取材後記は以上です。いかがでしたか?

今回ロングインタビューでは、同社が力を入れている人材育成や研究に関することなどについて伺いました。どういう方々が同社で働いているのかを感じられる内容だと思いますので、どうぞこちらもお楽しみください。


来週は特別番組を放送する予定です。どうぞお楽しみに!


(関連ウェブ)
■夢真ホールディングス IRサイト

常務取締役 佐藤さまと
常務取締役 佐藤さまと

コメント